
『オーバーウォッチ』のシーズン4「釜山の英雄たち」が8月12日に開幕した。
タイトルからも分かる通り、今回の主役は釜山──つまりD.Vaの地元だ。新ヒーローとしてMEKA部隊のリーダーであるD.Monが参戦し、マップ「BUSAN」もシーズンの物語に合わせて姿を変えている。
そしてスキンが、かなり本気だ。世界各地の神話をモチーフにした「神族」シリーズ、ヒツジとオオカミで陣営が分かれる「ヒツジとオオカミ」、ゲンジの新ミシック・スキン「陰陽ノ鯉」──今回はこのあたりを中心に、じっくり見ていく。
なお「ヒツジとオオカミ」は8月31日まで、投票イベント「MEKA総選挙」は9月1日までと、期間が決まっているものがいくつかある。気になるものがあれば早めに確認しておいたほうがいい。
久しぶりに『オーバーウォッチ』を触ろうと思っている人は、バトルパスの章から読んでもらうのがいいかもしれない。今シーズン、仕組みそのものが作り替えられている。
※本記事はBlizzard Entertainmentより提供いただいたスキンをもとに執筆しています。
※カスタムマッチや練習場での様子を撮影しています。
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目次
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新ヒーロー「D.Mon」:D.Vaの上官が、大剣を持って参戦

シーズン4の新ヒーローはD.Mon。本名はユナ・イ、ロールはタンクだ。
彼女の立ち位置がいい。D.Vaが所属していた韓国の対巨大兵器部隊「MEKA部隊」、そのリーダーである。つまりD.Vaの上官だ。D.Vaの物語を追いかけてきた人にとっては、名前だけ知っていた存在がついにプレイアブルになった、という感覚に近いと思う。
能力構成はこうなっている。

- プラズマ・セイバー:大剣による近接攻撃
- フュージョン・リピーター:遠距離への射撃
- パワー・バリア:防御能力
- ジェット・ドライブ:機動力を上げる移動技
- アルティメット「リミット・ブレイク」:チーム全体の突破力を高める
近接の大剣と遠距離の射撃を両方持ち、そこに移動技とバリアが乗る。タンクとしては手数が多いタイプだ。
使用感としては、D.Vaの機動力とラインハルトの近接戦闘感を併せた性能だった。実装後すぐに強化アップデートもされたが、火力は今ひとつな印象もあり、立ち回り次第で化けると言った感想だ。
玄人向け性能とも言えるので、環境においてはバランスの取れたキャラクター。
ちなみにD.Mon用のレジェンダリー・スキン「ディヴァイン・デーモン」は、アルティメット・バトルパス・バンドルに含まれている。
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「神族」シリーズ:神話モチーフで5人まとめて格が上がった

今シーズンのショップスキンで、まず目を引くのがこの「神族」シリーズだ。ラインナップは5人。
| ヒーロー | スキン名 | モチーフ |
|---|---|---|
| キリコ | イザナミ | 日本神話の女神・伊邪那美 |
| ジェットパック・キャット | セクメト | エジプト神話の獅子の女神 |
| ウーヤン | ナタ | 中国の神話上の少年神・哪吒 |
| フレイヤ | アルテミス | ギリシャ神話の狩猟の女神 |
| ドゥームフィスト | シャンゴ | ヨルバ神話の雷神 |





面白いのは、5人それぞれ違う文化圏の神話から引いてきているところだ。日本、エジプト、中国、ギリシャ、西アフリカ。ひとつの神話体系で統一するのではなく、「世界中の神格」というくくりでシリーズにしている。
ジェットパック・キャットに獅子の女神セクメトを持ってくる、みたいな噛み合わせの良さもある。
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「ヒツジとオオカミ」:陣営が分かれるのが楽しい(8月12〜31日)

もうひとつのシリーズが「ヒツジとオオカミ」。こちらはヒツジ側とオオカミ側で2つに分かれているのが特徴だ。
ファンシー・フリース(ヒツジ)
- ジュノ
- メイ
- ハンゾー



ファンシー・ファング(オオカミ)
- リーパー
- ヴェンデッタ
- マーシー



配役の妙がある。リーパーがオオカミ側なのは想像がつくが、マーシーがオオカミ側というのは意外だ。逆にハンゾーがヒツジ側。役割やイメージから素直に振り分けたわけではなさそうで、このねじれが面白い。
セット購入でも入手可能なハイライト・イントロ(POTGなどで流れるMOVIE)では、おねんね中のジュノやメイの寝顔を拝める。うん、かわいい
このシリーズの配信は8月31日まで。3週間弱しかないので、欲しいものがあるなら早めに確認しておきたい。
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ミシック・スキン ゲンジ「陰陽ノ鯉」:段階で化ける

今シーズンのミシック・スキンは、ゲンジの「陰陽ノ鯉」。ミシックらしく、4段階のカスタマイズが用意されている。
- レベル1:陰陽シンボル
- レベル2:ヘアスタイル(2種)
- レベル3:カラーリング
- レベル4:鯉のVFX

使用感としては、筆者はあまりゲンジ得意じゃないのでブンブン龍撃剣振れて楽ちかったです。
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ソジョーン用ミシック武器スキン「エターナル・クリスタル」
スキンと並んで、ソジョーン用のミシック武器スキン「エターナル・クリスタル」も来ている。
こちらも4段階。クリスタルオーブ、ダイナミック・エフェクト、フローリッシュ、キル・エフェクトが順に解放されていく構成だ。
武器スキンは、キャラクタースキンとは価値の出方が違う。一人称視点でプレイしている間、常に画面に映っているのは武器だからだ。自分の視界に一番長く居座るパーツを着替える、という意味では、体感的な満足度は高い部類に入る。
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バトルパスが作り替えられた:もう一本道じゃない

ここが今シーズン最大の構造変更だ。久しぶりに戻ってくる人は、まずここを押さえてほしい。
これまでのバトルパスはティア1から80までの一本道だった。上から順に進めていくしかなく、欲しい報酬が後半にあれば、そこまで黙々と埋めるしかなかった。
シーズン4からは、これが複数の短い「トラック」に分割される。
- イントロ・トラック:最初の関門。報酬はレジェンダリー・スキン1つ(シーズン4はD.Va用「サイバー・メカニック」)
- 選択可能な5つのトラック:それぞれ8〜十数ティア程度。レジェンダリー/エピック・スキンが報酬
- プレステージ・トラック:ティア80到達後。プレイヤー称号で構成
重要なのは、プレイヤーがどのトラックから進めるかを自分で決められるという点だ。欲しい報酬が入っているトラックを先に片付けられる。
そして開発側は「バトルパス全体のティア数は以前と変わらない」と明言している。トラック制になったからといって、必要な労力が増えたわけではない。
「ティア・ハック」:報酬スキンを別のものに交換できる

もうひとつの新機能が「ティア・ハック」。シーズンに1回だけ、好きなトラックに適用することで、そのトラックの報酬スキンを別のスキンと入れ替えられる。
シーズン4では人気の高いレジェンダリー・スキン12個が交換プールに用意される予定で、各ロールから最低1つは含まれるようになっている。自分が使わないロールのスキンばかり、という事故は起きにくい設計だ。
交換候補として名前が挙がっているのはこのあたり。
- アッシュ「風神雷神」
- ジャンカー・クイーン「マフィアボス」
- ラインハルト「段ボール」
- ライフウィーバー「サクラ」
- レッキング・ボール「甲殻類」

過去に取り逃したスキンを回収するチャンス、という見方もできる。
プレミアム・バトルパスの追加スキン

プレミアム側で追加されるのは「サイバー」系で揃えた5体。
- モイラ「サイバー・シック」
- ブリギッテ「サイバー・チャンプ」
- キャスディ「サイバー・カウボーイ」
- D.Va「サイバー・メカニック」
- ファラ「サイバー・ラプター」
取り逃した人にも救済がある
さらに、9月のミッドシーズン・アップデートで「過去のバトルパスを攻略できる新要素」が導入される予定だ。詳細はまだ明かされていないが、「あのシーズンだけ遊べなかった」という人にとっては朗報だろう。
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BUSAN・PARAISO・EICHENWALDEがリワーク
3マップのリワークには要注目だ。
特にリワークでは全面的に暗めだったステージが明るく、アクセスしづらい高所への路が追加されているように感じた。
高所への移動アビリティが無いキャラクターのポジション取りには大いに貢献するが、その分死角も増えたため、ピークポイントの見極めには気をつけよう。
ドンピークッッッ!(瀕死キャラを回復しているサポ視点)
BUSAN



ジャンカーの襲撃を受けた後という設定で、瓦礫だらけになっている。さらにD.Monの部屋が追加された。シーズンのストーリーがそのままマップに反映されているかたちだ。
PARAISO



ドミナ像が追加され、ルシオのクラブがリニューアルされている。
EICHENWALDE



新しいルートが追加され、ピアノ店に高台ができた。ここは戦い方そのものが変わる変更だ。
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イベントが3つ、立て続けに来る
| イベント | 期間 | 内容 |
|---|---|---|
| シューティング・スター:MEKA総選挙 | 8月12日〜9月1日 | MEKAパイロット5人への投票イベント |
| ワールドカップ応援イベント | 9月2日〜15日 | OWWC参加地域(AMER/EMEA/ASIA)への応援投票 |
| チーム・ドライブ | 9月5日〜7日 | マッチで出会ったプレイヤーとチームを組む3日間 |


MEKA総選挙は、プレイヤーの投票がそのまま展開に絡んでくるタイプのイベント。D.Monと同じMEKA部隊のパイロット5人が候補になっている。
チーム・ドライブは3日間限定。野良で当たった人とそのままチームを組める、という試み。ソロで遊んでいる人にとってはきっかけになりそうな仕掛けだ。
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久しぶりの人が一番驚くのは、たぶん画面の情報量
最後に、戦闘中のフィードバック周りが大きく改善されている。しばらく離れていた人ほど、ここの差を感じると思う。
- チーム・ステータス・インジゲーター:味方の状況が把握しやすくなった
- 新スタッツ「防衛」:守る動きが数値として記録されるようになった
- マルチ・キル通知:連続キル時に称賛ボイスが入る
- 与ダメージの%表示:どれだけ削ったかが割合で分かる
- HUDの更新
「防衛」スタッツの追加は地味に大きい。これまでキルやダメージでしか可視化されなかった貢献が、数字として残るようになる。タンクやサポートで守り続けた試合が、結果として見えるようになったわけだ。
このあたりは「戻ってきても置いていかれない」ための整備でもある。ブランクがあると、まず何が起きているか分からないのが一番きつい。そこが読みやすくなっているのは復帰組にとって素直にありがたい。
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まとめ:スキンだけ見ても、今シーズンは戻る理由がある

シーズン4は、コスメの物量が素直に強い。世界各国の神話から引いた「神族」5体、陣営が分かれる「ヒツジとオオカミ」、そしてゲンジのミシック「陰陽ノ鯉」。どれかひとつは引っかかるはずだ。
そのうえで、バトルパスが一本道から選択式に変わり、ティア・ハックで欲しいスキンに寄せられるようになった。マップも3枚リワークされ、画面の情報も読みやすくなった。しばらく離れていた人が戻るタイミングとしては、かなり条件がいいと思う。
「ヒツジとオオカミ」は8月31日まで、MEKA総選挙は9月1日まで。気になったなら、早めに覗いてみてほしい。
発売日など基本情報
| 発売日 |
Switch: 2022年10月5日 PS5: 2022年10月5日 PS4: 2022年10月5日 PC: 2022年10月5日 XBOX: 2022年10月5日 Switch2: 2026年4月15日 |
|---|---|
| 販売元 |
Blizzard Entertainment |
| ジャンル | シューティング |
| 対応ハード | Switch / PS5 / PS4 / PC / XBOX / Switch2 |
| 価格 |
Switch : 無料
PS5 : 無料
PS4 : 無料
PC : 無料
XBOX : 無料
Switch2 : 無料
|
| 公式HP | |
| 公式X |
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