

インディゲーム100選!
凍てつく冬のフィンランドで始まる新たな生活
Amistech Gamesが開発・発売した『My Winter Car』は、フィンランドの冬を舞台とする一人称視点のサバイバル・カーライフシミュレーターである。
前作『My Summer Car』の正統続編にあたり、1990年代の田舎町で生活しながら、古い車のパーツを集め、組み立て、修理・改造して雪道を走る日々を送ることになる。

夏とは一変し、世界は見渡す限りの白銀。美しい景色とは裏腹に、この冬は過酷だ。飢えや渇きといった基本的な生理欲求に加え、体温管理が生死を分ける重要要素として立ちはだかる。
生きること自体がサバイバルになる冬

凍てつく外気から身を守るため、自宅では暖房の調整が欠かせず、外出時には防寒具の選択を誤れば命取りになる。長い夜と静まり返った空気、雪道に残る自分の足跡だけが響く孤独な時間は、否応なくプレイヤーを世界に没入させる。
冬のフィンランド特有の重苦しい静寂は、単なる背景ではなく「生きている環境」として存在感を放ち、日常の一挙手一投足に緊張感を与えてくる。
200以上のパーツで組み上げる執念の一台

車両クラフト要素は本作の核であり、200種類以上のパーツを一つひとつ手作業で組み上げる工程は、まさに工作の極致である。
主役となるプロジェクトカー「Corris Rivett」は、1970年代の名車Ford Taunus TC1をモデルとしており、ボルトの締め具合からエンジンの微調整に至るまで、プレイヤーの手がそのまま結果に反映される。
完成した車は「完成品」ではなく、「自分が作った機械」だ。その事実が、トラブルや故障すらも愛着へと変えていく。
冬ならではのメンテナンスと機械との対話

今作では、最初から使える日常用のハッチバック車でさえ、冬特有のメンテナンスが欠かせない。エンジン凍結を防ぐためのヒーター接続、フロントガラスの霜取りなど、どれも手間だが省略できない作業である。
こうした「面倒さ」はストレスではなく、機械と向き合う時間として自然に受け入れられる。世話を焼いた分だけ、車は信頼できる相棒へと変わっていく。
働き、生き、走る冬のカーライフ

生活費を稼ぐための仕事も多彩だ。薪割り、郵便配達、タクシー業務、電話応対など、地味だが現実感のある労働が並ぶ。
スーパーマーケット「PSK」や燃料補給ができる「Teimo’s shop」は生活の拠点となり、銀行口座やATM、クレジットカードといった金融要素も導入され、資金繰りのシビアさが現実味を帯びる。

そして雪と氷に覆われた広大な土地でのドライブは、本作ならではの醍醐味だ。
凍結した湖面はショートカットにもなり得るが、ひとたび操作を誤れば即事故につながる。さらに「一度死ねばセーブデータが削除される」パーマデス(設定でオフ可)がもたらす緊張感が、すべての行動に重みを与える。
自ら組み上げた車で、命を賭して雪道を走り抜ける。その体験こそが、『My Winter Car』を単なるシミュレーターでは終わらせない、忘れがたい一作にしているのである。
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発売日など基本情報
| 発売日 |
2025年12月30日 |
|---|---|
| 会社 |
Amistech Games |
| ジャンル | シミュレーション レース |
| 対応ハード | PC |
| タグ | |
| 価格 |
PC : 1,546円(税抜)
|
| 最大プレイ人数 |
1人
|
| 公式HP |
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