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Blendo Gamesが開発し、Annapurna Interactiveが発売した『Skin Deep』は、没入感満点の一人称視点シューターだ。プレイヤーは保険会社のエージェント「ニーナ・パサデナ」となり、巨大宇宙船に侵入した海賊たちを撃退し、囚われた猫のクルーを救出する。

ニーナは冷凍睡眠から目覚め、靴も履かず丸腰で戦場へ放り出される。数でも装備でも劣る状況下で、機転を効かせたり環境を利用して生き延び、目的達成を目指すのだ。

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あらゆるものが武器となるサンドボックス空間

本作の核はステルスだが、ただ単に敵に見つからないよう隠れるのではなく、その場にある様々なオブジェクトを活用して状況を切り開けるサンドボックス的な自由度が魅力だ。ハンドガンやショットガンなどの武器のほか、窓を割って空気圧で敵を吹き飛ばす、エアロックで宇宙に排出するなど、宇宙船ならではの「排除」の工夫ができる。換気口やロック解除も攻略のカギとなる。

ニーナはかなりのドジっ子で、ガラス片を踏んで移動速度が落ちたり、重要な場面でくしゃみをするなど命取りなミスもする。この人間味は敵にも表れており、バナナの皮で転ばせたり、コショウでくしゃみを誘うなど、緊迫感の中にもユーモアが漂う戦いが繰り広げられる。

戦闘に使える銃火器は限られているが、石鹸で可燃性の雲を発生させライターで爆発させる、ラジオで敵をおびき寄せる、通信チャンネルを乗っ取って偽情報を流し警戒レベルを下げるなど、あらゆるものが「武器」となる。さらにガジェットの応用も幅広く、たとえばアイテムを複製できる「デュプリケーター」で猫たちを助け出す鍵を増やしたり、デュプリケーターそれ自体を複製するなど“反則級”の可能性を秘めているのだ。
1回のプレイ時間は短いが、繰り返し遊びたくなる

敵の海賊は頭部が浮遊するカプセルに収められ、身体を倒しても再生ステーションで復活する。完全に倒すには頭部を宇宙へ放り出すか、トイレに流す必要がある。ポケットに入れると話しかけてくるなど、不気味さとユーモアが同居している。
不運を嘆きつつも機転を利かせて戦うニーナの姿は、まるでビルを占拠した悪党どもに一人で挑む刑事のようだ。クリア時間は約10~12時間。密度の濃い駆け引きと陽気なドタバタ劇が凝縮され、繰り返し遊びたくなる一作だ。
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発売日など基本情報
発売日 |
2025年4月30日 |
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会社 |
Annapurna Interactive |
ジャンル | シューティング |
対応ハード | PC |
価格 |
PC : 2,136円(税抜)
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公式HP | |
公式Twitter |
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