PC PCの総合情報サイト
このサイトは一部広告を含みます
『UNDERGROUNDED』プレイレポート!room6が「ぶらり川越 GAME DIGG」に出展!
PC
2025年 発売予定
レビュー
総合点
カジュアル
ゲーマー

『UNDERGROUNDED』プレイレポート!room6が「ぶらり川越 GAME DIGG」に出展!

最終更新 :
『UNDERGROUNDED』

※当記事のリンクはアフィリエイト広告を含みます。

2025年4月13日、埼玉県川越市にてインディーゲームイベント「ぶらり川越 GAME DIGG」が開催された。

PCゲームからボードゲームまで、多彩なタイトルが出展され、参加者は歴史ある街並みを巡りながらさまざまなゲーム体験を楽しむことができた。

本記事では、本イベントの協賛企業でもあるroom6ブースの模様をレポートする。

目次

UNDERGROUNDED

UNDERGROUNDED

Steamで詳細を見る

room6がパブリッシングを務めたゲームが勢揃い!

ブースでは、room6がパブリッシングを手がけるタイトルのPVが流れ、各タイトルの情報をまとめたパンフレットも配布。気になった作品をその場でチェックできる構成となっていた。

room6ブース

ブースではグッズの販売も行われていた。

会場限定のヨカゼのクッキー缶をはじめ、ヨカゼのアレンジ楽曲を収録したアルバムCD『ローグウィズデッド』のアクリルキーホルダーなど、ファンの心をくすぐるアイテムが並ぶ。

room6ブース

ブースの奥には試遊スペースが設けられ、『ローグウィズデッド』『アンリアルライフ』2025年に配信予定の『UNDERGROUNDED』など、20作品以上のインディーゲームを自由に体験可能。遊びごたえのあるラインナップが、来場者を引きつけていた。

試遊スペース
『ローグウィズデッド』の大きなパネル

▲ブースの横には『ローグウィズデッド』の大きなパネルの展示も。

UNDERGROUNDED

UNDERGROUNDED

Steamで詳細を見る

鋭意制作中の新作『UNDERGROUNDED』を先行プレイ!

Game Studioが開発する、注目の新作『UNDERGROUNDED』をひと足早くプレイする機会に恵まれたので、実際に触れて感じた本作の魅力を紹介していく。

▲"UNDERGROUNDED" 1st Trailer #undergrounded

本作は、クォータービューで描かれた縦長のマップを探索していく謎解きアドベンチャーゲーム

恋人にプロポーズを断られてしまった主人公・スコットは、側溝に落とした婚約指輪を追いかけて、不思議なダンジョンに迷い込む。

ダンジョン探索を進める中で、謎解きをしたり、地下で出会う人々の悩みを解決したりといった、数々のドラマが待ち受けている。

『UNDERGROUNDED』

最初に心をつかまれたのは、クォータービューならではの視点とマップ構成。筆者自身、気になるオブジェクトは全て調べたくなる性分だが、本作では調べることのできる対象が非常に多く、探索好きにはたまらない作りとなっている。

『UNDERGROUNDED』

中でも面白かったのが、マップに散りばめられたヒントを使ってギミックを解いていく過程

例えば、スクリーンに映る数字をパスコードとして入力したり、別の場所で入手したアイテムを利用して仕掛けを作動させたりと、一見さりげないオブジェクトが謎解きの鍵になることも多い。

気づきと閃きの連続で、思わず夢中になってしまった。

『UNDERGROUNDED』

また、クォータービューならではの仕掛けも秀逸。巨大なスピーカーの前でギターを弾くとその衝撃で吹き飛ばされて下層へ移動できるなど、視点と構造を活かしたアクションが散りばめられている。上階にある車を下の階から動かすような仕掛けなど、細部に遊び心が光っていた。

さらに、アメリカの昔の文化や風景をモチーフにした地下世界も見どころのひとつ。当時を知る世代には懐かしく、知らない世代でも「こんな時代があったんだ」「どこかで耳にした気がする」といった発見があるなど、幅広い層に刺さる世界観となっている。

UNDERGROUNDED

UNDERGROUNDED

Steamで詳細を見る

『UNDERGROUNDED』の開発者・永尾氏にインタビュー!

イベント当日、『UNDERGROUNDED』の開発者・永尾純一氏にお話を伺うことができた。作品の着想や制作裏話、プレイヤーに注目してほしいポイントなどをたっぷり語ってもらった。

永尾純一氏

──システムのアイデアはどこから生まれたのでしょうか?

永尾純一氏(以下、永尾氏):

もともとは、「クォータービューで断面図のような縦長のマップが全部見えていたら面白いのではないか?」というアイデアが出発点でした。そこから、ジャンルをアドベンチャーに決めた時に、地層と年代をリンクさせたら面白そうだと思ったのです。

『UNDERGROUNDED』

──舞台はアメリカとのことですが、もともと詳しかったのですか?

歴史は好きなのですが、実はアメリカに行ったことはありません(笑)。1980年代は自分も過ごしていた時代なので、その頃の映画などで懐かしいものを取り入れています。

『ストレンジャー・シングス』や『MOTHERシリーズ』の魅力でもある、ちょっとレトロなアメリカの空気感を表現できるといいなと思っています。

『UNDERGROUNDED』

──当時のアメリカ文化をゲームに落とし込む上で、情報収集も大変だったのでは?

そうですね。途中から、ニューヨーク出身のスタッフがプロジェクトに参加してくれて、すごく助かりました。

僕たち日本人では調べきれない、「アメリカ人視点での文化」についてたくさんレポートをまとめてくれたので、ゲームに登場する1960年代以前の時代のフロアを制作する時に非常に参考になりました

その中から「これいいね」「あれも面白そう」といった具合に、ゲームに落とし込む要素をみんなでピックアップしていきました。

アメリカ人にとっては懐かしく、海外の人でも「なんとなく知ってる」と感じられるものを意識して、マップやストーリーにうまく溶け込ませるよう試行錯誤しましたね

『UNDERGROUNDED』

──シナリオやギミックなど幅広く関わっていると思いますが、特に大変だった作業は?

マップの構造を決めるのが最も大変でした。例えば、「こういうイベントを入れたい」というシナリオのプロットはある程度作れるんですが、それをマップの面白さにどう落とし込むかで悩みました。

「ここにこれが見えていたらいいな」「この仕掛けはギターの音で吹っ飛ばされる構造にしよう」など、視覚的に面白く、かつ位置関係や物語とリンクした配置を組み立てる必要があります。

そうした要素は、このゲームならではの魅力になると思ったので、できるだけプレイヤーを驚かせたいという気持ちで作りました

──制作チームの人数はどのくらいですか?

プロジェクトの合間に少しずつ進めていたので、トータルで関わった人数は20人から30人ぐらいだと思います。今はだいたい10人ぐらいで制作を進めています

──最後に、ユーザーに向けて「ここを楽しんでほしい」というポイントがあれば教えてください。

マップのアート的な面白さ、世界観に散りばめられた小ネタ、地下世界で展開するストーリー──どれも本作の魅力だと思っていますが、いまだに1番を決めきれないんですよね(笑)。

かなりたくさんの要素が詰め込まれているので、ぜひ“全部まるごと”楽しんでもらえたら嬉しいです(笑)。

──ありがとうございました。

余談だが、インタビュー中に本作のマップを1枚の絵にした巻物を見せていただいた。実に3.5mという特大サイズだったので、ぜひともグッズ化してほしいところだ。

『UNDERGROUNDED』のマップの巻物
UNDERGROUNDED

UNDERGROUNDED

Steamで詳細を見る

まとめ

様々なグッズや試遊が行えたroom6ブース。『UNDERGROUNDED』を試遊させていただいたが、ほかにもパブリッシングを務めるゲームを多数遊ぶことができた。

『UNDERGROUNDED』

『UNDERGROUNDED』は、2025年に配信予定。探索好きにはたまらない作品となっているので、リリースが待ち遠しい。

UNDERGROUNDED

UNDERGROUNDED

Steamで詳細を見る

その他の新作ゲームもチェック!

発売日など基本情報

発売日

2025年

会社

room6

ジャンル アドベンチャー
対応ハード PC
価格
PC : 未定
公式Twitter

今後発売の注目作をピックアップ!

「ゲーム検索」で新しいゲームを見つける

関連記事

掲示板

UNDERGROUNDEDに関する雑談をする際にお使いください。簡単な質問もこちらでどうぞ。

500文字以内

利用規約に同意の上、書き込むボタンを押してください。
※悪質なユーザーの書き込みは制限します。
※荒らし対策のため初回訪問から24時間以内は書き込みができません。

閉じる
このゲームについて書き込もう

このゲームが好きなあなたに

同じパブリッシャーのゲーム

評価から探す

注目の記事

ゲーミングPC

最新ニュース

PC 右カラムの画像

新作・セール情報まとめ

おすすめ記事一覧