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『Tower of Mask』1980年代ダンジョンRPGの魅力が現代によみがえる
PC
2024年12月7日 発売中
レビュー
総合点
カジュアル
ゲーマー

『Tower of Mask』1980年代ダンジョンRPGの魅力が現代によみがえる

最終更新 :
Tower of Mask

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Papertip Studioが発売した『Tower of Mask』は、1980年代のダンジョンRPGから魅力を受け継ぎつつ、現代風の味付けをしたサバイバルホラーです。『ウィザードリィ』や『ダンジョンマスター』といった名前に懐かしさを覚える人であれば、プレイして損はないでしょう。

プレイヤーが目を覚ますと、そこは死体だらけの部屋でした。仮面人間が支配する危険な古代遺跡を、たった一人彷徨い歩くことになります。

目次

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Tower of Mask

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グリッドベースの移動と戦闘は独特な感覚

Tower of Mask

ひたすら狭い通路が続き、逃げ場のない圧迫感は、まさに80年代のPCゲームを彷彿させます。移動と攻撃はキーボードとマウスで行い、WASDキー(それぞれ前進/左を向く/後退/右を向く)と左/ 右クリックを使うのは、RPGというよりFPSに近くはあります。

カメラ操作は自由にできるものの、移動はグリッドベース、つまり1マスずつのみ。移動も攻撃も正面のみで、「斜め」という概念はありません。ファミコンのRPGや戦略シミュレーションゲームでよくあるシステムでしたが、今では一周回って新鮮な印象です。

Tower of Mask

敵はすべて仮面を被っており、戦闘はリアルタイムで繰り広げられます。「右クリックで武器を構えて左クリックで攻撃」という操作も独特で、慣れるまでは一方的に斬られまくることも。が、相手を倒せば仮面が手に入る場合もあり、防御力を大きく上げるチャンスです。

Tower of Mask

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オートマッピングやセーブポイントでの回復もあり

Tower of Mask

その一方、本作は80年代っぽい空気をとても大切にしています。扉を開けるボタンを押せば鎖を巻き上げる音が鳴り、「汝、冒険者よ、我が声を聴け!」などの(日本語ローカライズが上手いのです)メッセージも凝っています。

それでいて、自動的に足取りを記録するオートマッピング機能あり、セーブポイントでは回復もでき、当時を体験していない若者にも気配りをしているようです。

Tower of Mask

そして難易度はイージー/ノーマル/ハード/チャレンジャーの4段階が用意されています。あの頃のシビアさが恋しい古参ゲーマーは、激辛のチャレンジャーにどっぷり漬かってもいいでしょう。

Tower of Mask

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発売日など基本情報

発売日

2024年12月7日

会社

Papertip Studio

ジャンル アドベンチャー
対応ハード PC
価格
PC : 1,180円(税抜)
公式Twitter

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