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STEEL HUNTERS
『Steel Hunters』プレイレポ!物理演算が生む圧倒的爽快感と重厚な雰囲気
Wargamingが贈る『Steel Hunters』は、物理演算を駆使した圧倒的な重厚感と、メカ同士の熱いバトルが魅力の新作PvPvE脱出シューターである。
Wargamingといえば、『World of Tanks(WoT)』や『World of Warships(WoWs)』といった史実のミリタリー兵器をテーマにしたシューターで有名だが、本作はメカがテーマの完全オリジナル。シリーズ未プレイでも十分楽しめるだろう。
自機の巨大メカが木々や建物をなぎ倒しながら進む時の愉悦感は、同社開発の主力タイトル『WoT』の戦車戦を彷彿とさせる。
機体降下時の赤熱、背中のスラスターでダッシュ、建造物の破壊。メカ好きっ子にはたまらない演出が目白押しだ。
本作では戦車より遥かに大きな機体に搭乗しており、重量感のある挙動と迫力満点のサウンドデザインがプレイの没入感を高めてくれた。
今回はプレイテストに参加した際の様子をご覧いただきながら、プレイシステムやグラフィックなど細かな魅力に迫っていく。
STEEL HUNTERS
PvPvEの緊張感とダイナミックなフィールド探索
本作は、PvPvEの緊張感とフィールド上での戦略的な動きが魅力だ。プレイヤーは二人一組でフィールドのどこかに降り立ち、アイテムや占領ポイントの確保によって自機強化を目指していく。
AIドローンの破壊やタワー制圧など「オブジェクト」の確保が最強への近道だ!
拠点占領の進捗は他プレイヤーに表示されるため、強襲や別オブジェクトへの移動といった多様な選択肢が生まれる。
特に脱出地点が全員に公開されるゲーム終盤では、プレイヤー同士の衝突は必至。最終戦闘に向けて緊張感が高まる仕様となっている。
STEEL HUNTERS
戦略を重視したターン制的戦闘システム
戦闘面では、FPSに求められがちなキャラコンの巧さやエイムの速さよりも戦略性を重視しているように感じた。
よってMOBAやヒーローシューターのように、各メカがもつアビリティや特性を活かした戦いが重要となる。
特にWargaming社ではおなじみの戦車戦、艦隊戦のようなヒットアンドアウェイ主体のターン制的戦闘が印象深い。
つまり本作の戦闘は「攻め」と「守り」のタイミングがハッキリしている。ダッシュやアビリティは便利だが、その分クールダウンが長い。無理に突っ込むと返り討ちに遭うこともあった。
遮蔽物や味方との位置関係を活かし、集中砲火で一気に攻めるか、分散して防御を固めるか。タイミングを見極める戦略が勝敗を分けるだろう。過去作のノウハウを活かした絶妙なゲームバランスが光る。
STEEL HUNTERS
個性豊かなメカが織り成す多様なプレイスタイル
個性豊かなメカたちは、プレイヤーに多様な戦略を提供してくれる。
最初に入手できるオーソドックスな二足歩行メカが既にかっこいい。他にも俊敏な獣型、四脚戦車、重装型、スナイパー……など、異なる特徴を持つメカが多数登場する。
兵装やスキルレベルの組合せ、そして味方メカとの連携により、戦略の幅は無限に広がる。これは本作の大きな魅力の一つだろう。
STEEL HUNTERS
まとめ
『Steel Hunters』は、重厚感と爽快感を兼ね備えたPvPvEゲームとして、他にはない独自の魅力を持つ一作である。
物理演算を活用したリアルな表現、多様なメカによる戦略的なプレイ、そして緊張感あるゲーム展開が、多くのプレイヤーの琴線に触れるだろう。
メカが大好きな貴方はもちろん、戦略系アクションゲームが好きな方にもぜひプレイしていただきたい作品だ。
本作は2025年内にオープンβテストを実施予定。開発への積極的な姿勢が伺える。今後も目が離せないタイトルになりそうだ。
STEEL HUNTERS
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発売日など基本情報
STEEL HUNTERS
GameWith編集者情報
「ゲームする為に生きてる」と公言しSteamキュレーターを5年続けていたら、本物のライターになっていた。 4歳でボンバーマンからゲームを学ぶ。所持ゲーム800本以上、特に好きなのはEscape From Tarkov、BATTLEFIELD、街づくり、モンハン、ロケットリーグ。楽しむ努力をするのが得意! |
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