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スターオーシャン セカンドストーリー R
原作通りのダイナミックな戦闘バランスで期待通りでした。プレイスタイルによってはすぐ全滅するバランスなので人を選びますが、リトライ機能があるので理不尽なゲームオーバーは少ないと思います。 グラフィックも進化して綺麗になっている中で、原作の雰囲気を残していてくれて感動しました。 コレクター要素、やり込み要素も増えているので「もっと遊んでいたい」という気持ちに十分応えてくれて満足です。 原作よりもボイスがクリアになり、声優さんの声がはっきり聞こえたのは嬉しかったです。 ファストトラベル機能と呪紋エフェクトのスピード感が良く、ロードも短いのでテンポに関してはストレスなくプレイできます。 もったいない点としては、戦闘中のエフェクトが派手すぎて何の攻撃がどんなダメージを与えているのかわかりにくかったことです。 また、原作で属性の種類が多かったのも魅力に感じていましたので、6つに統一されていたのは少し淋しい気持ちにもなりました。 呪紋干渉のエフェクトはあまり需要ないのかもしれませんが、個人的には好きな要素だったので無くなって残念でした。
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ドラゴンクエストIII そして伝説へ…
裏裏ボスまで撃破した段階での評価を書かせていただきます。 総評としては、戦闘はつまらなく、物語は淡白で、グラフィックは現代レベルではない。おまけ要素も面白くない。 このようなものをドラゴンクエスト3に求めてはいなかったので、最低評価とさせていただきました。 以下にそう感じた理由などを述べます。 味方がダメージを受けるレベルでは敵にダメージが通りにくく、味方の攻撃力が閾値を超える頃には敵の攻撃が味方に通らない。 苦戦するが倒せる、というゲームとしてちょうど良いバランスになることが非常に少ないです。 これまでのドラゴンクエストで出来ていたことが出来ていないので、戦闘シーンに関してはドラクエと言えないと感じました。 ボスの状態異常耐性の設定も単純で、ごく一部の技を修得してしまえば苦戦することがありません。その技の修得や攻略法を見つけることは容易であるため、通常のプレイスタイルで戦闘を楽しめることは稀でした。 一方で、プレイヤー自らがそれらの技を使わないような縛りプレイなどのスタイルで遊ぶと攻略困難です。 レベルを上げることで攻略はできますが、前述の通り敵の攻撃が味方に通らなくなるので、やはり戦闘を楽しめることは稀でした。 ドラゴンクエスト3は原作のストーリーが簡素であることから、演出は工夫されているとは感じたが、物語として他のゲームと比べて秀でている部分は無いと思います。 グラフィックは以前のものより美麗になったところもありますが、主人公達の移動グラフィックに斜めグラフィックが無いなど現代のゲームのグラフィックとしては満足できるものではなかったです。 ここまではゲーム本編の評価です。 おまけ要素もプレイしましたが、正攻法で倒せないがある技を使えば低レベルでも倒せるボスの存在に非常にがっかりさせられました。そのボスの後に出てくる最終ボスが弱かったのでさらにがっかりしました。 ドラクエだから安心して買える、という信頼感が今回の作品で失くなってしまいましたので、今後ドラゴンクエストシリーズが発売されるとしたら、レビューなどをよく検討してから購入するかを決めたいと思います。