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ブループロトコル:スターレゾナンス
正直ひどい。旧ブルプロはマネタイズに失敗していて問題の多いゲームだったが美点もあり、それがグラフィックとストーリーだった。 スタレゾはそのどちらもがバンナムが本当に監修したのか疑問なくらい劣化している。 旧ブルプロの顔立ちはかなり繊細に調整されていて、ちょっと崩すとこいつヒラメかな…?となるようなバランスとキャラクリを両立させていた結構すごいものだったのだが、今作はそのコンバージョンに失敗している。同じ仕様では作るのが困難だったのか主要NPCは体形バランスの異なる新規の専用モデルで作られており、そのせいでイベントシーンに出てくる主人公は一人だけ異様に顔がデカい属性を与えられている。 本作は頭部サイズの調整はできず、顎もデフォルトで十分尖っているのにパラメータでは最初から最小になっている。従って大顔を解消する方法はない。なお顎を更に伸ばすことはできる。これ以上伸ばしてどうするのかは不明。 因みに主人公単体で佇んでいるだけなら、そこまで破綻している訳ではない。 また、フィールドのグラフィックも大幅に劣化しており、陽光、月光の表現などは見る影もない。旧ブルプロのフィールドのグラフィックは個人的に評価が高い。デフォルメされているのに質感は十分表現されていて、かつ陽光の表現はまるで大気まで感じさせるほど美しい迫力があった。 今作に於いてフィールドはマップに過ぎず、記号としてオブジェクトやテクスチャを認識することは容易いがそれ以上のものではない。 ストーリー面はグラフィックよりも劣化が激しい。演出については本当に酷く、旧ブルプロでは会話シーン1つでも豊かな表情や状況に即した演技などを楽しめたが、今作では仏頂面か変顔、何故そうなるのかよくわからない唐突なモーション、リップシンクも何もない口パクを、後述のしんどい出来の物語で流し込まれることになる。 挙句の果てに黒背景に白文字ナレーション(当然ノーボイス)での行動説明も多用される。そういう部分を会話や演技で認識・理解させるのがシナリオだと思うのだが… 物語面もかなりしんどい出来で、背景も良く知らない相手の自分語りや闇落ち救済、怠惰の尻ぬぐいに付き合わされることになる。 相棒ポジが金にがめついというのはもちろんキャラクター性ではあるのだが、その背景が天涯孤独で素寒貧なことから来るのか、地位も身分も実力もあるが怠惰と贅沢の結果借金で首が回らなくなったからでは感情移入のし易さが違う。 前者は似た者同士での運命共同体という関係も築けるが、後者を運命共同体と呼ぶには流石に厳しいものがある。 戦闘面は破綻しているわけではないが、漢字の造語が固有名詞として散りばめられていて説明が読みにくく、モーションよりも機能効果でスキル同士が結び付けられており、エフェクトとモーションは派手だが攻撃ヒットの手応えは乏しい中国系のモバイルゲームそんな感じだよねーといういつものアレ。調整機能が半端なため、エフェクトの派手さは視認性の悪さにつながっている。 その他、あまり類を見ない特徴として、課金含めたゲーム内通貨がローンチ時点で10種類ほどもある蛮勇仕様が挙げられる。ショップシステムを理解するだけでおなかいっぱいになれます。何の勉強をさせられているんだ…