3つの冒険がHDリマスターで蘇る! 自分だけの地図とパーティで挑む3DダンジョンRPG!
ATLUSから発売のSwitch,PC対応ゲームソフト『世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER』は、ニンテンドーDS・3DSで発売された『世界樹の迷宮』シリーズ3部作のリマスターとなる3DダンジョンRPG。
収録作は、『世界樹の迷宮 HD REMASTER』『世界樹の迷宮Ⅱ 諸王の聖杯 HD REMASTER』『世界樹の迷宮Ⅲ 星海の来訪者 HD REMASTER』の3作となっており、それぞれ個別での販売もされる。
リマスターに伴い、全職業1種類ずつの新規立ち絵、難易度の選択・オートマッピング機能や、『世界樹の迷宮Ⅲ』に含まれる「大航海クエスト」オンラインプレイ対応など、さまざまな新機能も追加された。
『世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER』の発売日はいつ?価格は?
『世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER』の発売日は2023年6月1日(木)を予定している。価格は以下の通り。
セット版 | 8,163円(税抜) |
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個別販売版 | 4,060円(税抜) |
本作をプレイした感想は?
『世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER』のゲームシステム
本作のジャンルは3DダンジョンRPG。プレイヤーは己の手でマップを描きつつ、入り組んだ構造の迷宮を一人称視点で探索していくこととなる。
迷宮には数々の神秘や謎、そして魅力的なお宝が眠っているが、同時に危険とも常に隣り合わせ。ランダムエンカウント制のため、いつでもモンスターと戦闘になる恐れがある。
スキルポイントを割り振ってキャラクターを育成し、それぞれの職の特性を生かして戦いを切り抜けて行こう。
リマスター版でさらにパワーアップした、自由度の高いキャラメイク!
本シリーズには基本、固定の操作キャラは存在せず、メンバーの職業・外見を選んで自分だけのギルド(パーティ)を作成することができる。
イラストレーターの日向悠二氏による可愛らしい立ち絵はどれも魅力的で、人によってはキャラメイクに悩んで何日も時間を溶かしてしまうことも珍しくない。
もちろん決められた設定も存在しないため、キャラの生い立ち・性格などを自分で考え、脳内補完を楽しむことができるのも『世界樹』の醍醐味のひとつ。
プレイヤーは強さを求めて最適な職業の組み合わせを模索してもいいし、自分好みのキャラによるパーティで脳内設定の構築を楽しんでもいい。そういったキャラメイクの自由度の高さは、本シリーズの大きな魅力だ。
未知のダンジョンを探索し、手探りで地図を描いていく「生の冒険感」
本シリーズの大きな特徴として挙げられるのが、ダンジョンのマップをプレイヤー自身が描いていくこと。
オートマッピングのゲームが多い昨今では珍しい仕組みだが、あえて手動でマッピングを行うことで「己の手でダンジョンを探索している」という強い没入感が得られ、より自分だけの冒険に熱中することができるようになっている。
オリジナルであるDS版では、タッチペン操作による直感的なマッピングで話題を呼んだ『世界樹』。
今回のリマスターにおいては、早期予約特典にNintendo Switchタッチペンが同梱。多少操作感は変化するものの、ペンによって地図を描いていく当時さながらの体験が楽しめるだろう。
判断を誤れば即壊滅!?手に汗握るシビアなバトル
戦闘はオーソドックスなコマンドバトルで、プレイヤーは前衛・後衛に分かれて戦うのが特徴。
職業によって前衛、後衛への適正があり、またどちらの位置でも立ち回れる中衛職も存在するので、きちんと職の特性を生かしてキャラを配置していこう。
なお、本作は戦闘の難易度が極めて高い。オリジナル版の難易度である「EXPERT」では、雑魚戦であってもやみくもに戦っていれば簡単にパーティが壊滅するほど敵が強く、しっかりと戦術を組み立てる必要のあるシビアな戦いが楽しめる。
迷宮の中では時に「FOE」と呼ばれるフィールドを徘徊するモンスターと出会うことがあり、彼らはその階層を訪れた段階のパーティでは歯が立たないほどの圧倒的な戦闘力を持つ。
幸い、きちんと動きを見切れば戦闘を回避することが可能なので、マップを注視して行動するようにしよう。
リマスター版での新規追加要素
難易度選択
先程難易度が高いことを強調した本作だが、リマスター版では最新作『X』の仕様を輸入。
遠足気分で気軽に楽しめる「PICNIC」、冒険の手ごたえを楽しめる「BASIC」、原作そのままのシビアなバランスが味わえる「EXPERT」の3段階に難易度が細分化され、自分に合った難しさで冒険を楽しむことができるようになった。
キャラメイク要素の拡張
キャラメイクにおいても『X』の仕様を踏襲し、選択した職業に関係なく立ち絵を選ぶことが可能に。
加えて全職業に新規立ち絵が一つずつ加わり、キャラ作りの幅がますます広がったといえる。
オートマッピング機能
探索パートでは、新規にオートマッピングに対応。
「『世界樹』は遊んでみたいけど、手動マッピングは面倒だな…。」というプレイヤーや、「リメイク前でマップの構造は把握しているので、地図を描く手間は省きたい!」というプレイヤーにもうれしい要素だ。
そしてここでは書ききれないが、他にも本作は様々な面においてオリジナル版から進化を遂げている。
気になる方は、ぜひ公式サイトなどから詳細な情報をチェックしてほしい。
収録タイトル
世界樹の迷宮 HD REMASTER
冒険者が集う、緑に溢れた小さな街。巨大な地下樹海の迷宮。莫大な財宝を求めて、冒険に出よう!
世界樹の迷宮Ⅱ 諸王の聖杯 HD REMASTER
”世界樹”の先にある、空飛ぶ城の伝説。その伝説を確かめるため、冒険者は集められた。
巨大な迷宮を調査し、伝説の真相を突き止めろ!
世界樹の迷宮Ⅲ 星海の来訪者 HD REMASTER
大陸の遥か南にある海洋都市。海底に繋がる謎の遺跡伝説。
前人未到の遺跡を見つけ、海底迷宮を踏破せよ!
引用元:公式サイト
なお収録タイトルのうち、『世界樹Ⅲ』はマルチプレイ要素である「大航海クエスト」が新たにオンラインに対応。
離れた地域にいる友人とも、協力して手強いボスとの戦いを楽しむことができるようになった。
登場する職業
ここでは本作に登場する個性豊かな職業のうち、各作品が初登場のものを一つずつ紹介する。
パラディン(世界樹の迷宮Ⅰ)
自らの身体を盾にして戦う防御特化型
自らの身体を呈して仲間の盾となる聖騎士。樹海での戦いに打ち勝つにはパラディンの守りを欠かすことはできない。
ガンナー(世界樹の迷宮Ⅱ)
後衛・属性攻撃特化型
様々な銃器を用いることで遠距離からの属性攻撃を得意とする銃士。
フォーススキル:至高の魔弾は激しい威力で敵を気絶させる力を持つ。
プリンス/プリンセス(世界樹の迷宮Ⅲ)
中衛・支援特化型
乱立する大小国家の王族の血を引く者たち。
その尊き地による司令は、パーティメンバーの士気を高め戦闘を有利に進めることができるという。
引用元:公式サイト
『世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER』の画像・動画
公式サイト・ストアで公開されているゲーム画像や動画、ビジュアルの一部を掲載しています。
『世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER』の基本情報
発売日 |
2023年6月1日 |
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会社 |
ATLUS |
ジャンル | RPG |
対応ハード | Switch / PC |
タグ | |
価格 |
Switch : 8,163円(税抜)
PC : 8,163円(税抜)
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最大プレイ人数 |
5人
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公式HP | |
公式Twitter |
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GameWith編集者情報
幼い頃に触れた「トルネコの大冒険」によってゲームに目覚め、人生が一変。 青春をゲームに捧げ、様々なタイトルより多大な影響を受けながら学生時代を過ごす。 その後、「一人でも多く、刺さる人の元へそのゲームを届けたい」という思いからライターを志望。 雑食ゲーマーだが、中でも世界観の作り込みが深いタイトル、中毒性の高いローグライクを好み、特に任天堂・フロム作品や「風来のシレン」「世界樹の迷宮」「Slay The Spire」「Hollow Knight」などが好き。 |