The First Descendant
超能力を持った「継承者」として人類を救え!4人Coopシューター『The First Descendant』
2024年7月2日(火)、期待の新作となる『The First Descendant』がリリースされる。
本作は、ネクソンがおくる次世代のサードパーソン・ルートシューターゲーム。
「継承者」と呼ばれる個性豊かなキャラクター、Unreal Engine 5による美麗なグラフィック、そして充実した育成要素が大きな魅力となっている。
今回は、配信に先駆けて実施された日本メディア向け先行試遊会の様子をお届けする。
※ゲーム画面は開発中のものです。
The First Descendant
『The First Descendant』とは?
『The First Descendant』は、基本プレイ無料でリリースされるルートシューター。
PC(Steam)はもちろん、PS4・PS5・Xbox各種でリリース予定で、クロスプラットフォームに対応している。
プレイヤーは、人間を奴隷にした「バルガス」に立ち向かうため、超人的な能力を持つ「継承者」として戦いを繰り広げていく。
ジャンルとしては最大4人で協力プレイを楽しめるTPS(三人称視点シューティング)で、豊富な育成要素がポイント。
継承者たちは個性豊かで、稲妻のように素早く動く「バニー」や、身体を液状化できる「バルビー」など全14名+亜種5種類(リリース時点)が用意されている。
さまざまな種類の武器があるのはもちろん、武器や継承者を強化するパーツのような「モジュール」は560種もあり、そのほかの各種装備品やキャラスキンも用意されている。
アクション要素も充実しており、「グラップリングフック」で高所へ移動しながらのバトルも可能だ。
The First Descendant
ゲームのメインストーリーやエンドコンテンツをいざ試遊!
今回の試遊会では、補給官「エンゾ」やヒーラー「ユジン」といった新たな継承者がプレイアブルになっており、各種モードを一通り触れることができた。
協力プレイだけじゃない!本格SFストーリーも楽しめる!
本作は協力プレイがメインではあるが、ひとりで遊べるストーリーモードが用意されている(パーティーでもプレイ可能)。
世界設定がしっかり作り込まれているのも魅力のひとつで、SFとしてもかなり作り込まれているようだ。
バルガスや継承者たちはなぜ「アイアンハート」を追い求めるのか? 人類は生き残ることができるのか? そして、継承者たちの前に現れる「ガイド」はいったい何を企んでいるのか? など、謎は盛りだくさん。
このようにストーリーはかなり奥深く、かつゲーム内でしっかりと描かれるようだ。
チュートリアルを終えたあとは、ハブ(拠点)となる「アルビオン」に到着する。
このアルビオンでは武器やモジュールの強化ができるほか、周辺地域でさまざまなミッションを請けることが可能だ。
各ワールドにはさまざまなミッションが用意されているので、これらをプレイしつつ継承者や武器を鍛えていくことになる。
インスタンスダンジョン「侵入作戦」に挑戦!球切れでヘロヘロに!?
さて、続いては武器や継承者がある程度揃った状態で、いわゆるエンドコンテンツをプレイできた。
まずは「侵入作戦」と呼ばれるインスタンスダンジョンだ。
プレイヤーはダンジョンを進みながら提示されるミッションを攻略し、立ちはだかる敵を排除していく。
試遊中は戦うのが忙しく気づかなかったが、この侵入作戦でも会話形式でストーリーが描かれるようだ。
最終ミッションでは、強敵となる「冷血の先鋒・ゴロス」が登場。なんとこのボス、ふつうに攻撃してもまったくダメージが与えられないのだ。
まずバリアを剥がすために頭上にある球体を破壊する必要があるのだが、その球体も無敵になるのでかなり厄介な存在だった。
全員が弾切れになりつつ必死に雑魚敵から銃弾を補給をし、ゴロスをなんとか撃破。補給官のエンゾは銃弾を提供できるため、侵入作戦では必須メンバーとなるかもしれない。
クリアすればさまざまな武器やアイテムが手に入るので、継承者や武器をより強化できる。
リリース時点では16種類の侵入作戦されている。難易度ハードでは、モディファイアという追加オプションも用意されており、さらに歯ごたえのあるインスタンスダンジョンが楽しめる。
レイドバトル「ヴォイド迎撃戦」は編成もアクションもチームワークも重要!
そして、もうひとつのエンドコンテンツが巨大なボスと戦う「ヴォイド迎撃戦」だ。
4人で協力して巨大ボスを倒すいわゆるレイドバトルだが、こちらの難易度はかなりのもの。
ボスの弱点部位をしっかり狙う必要があるし、敵は毒を撒いたり雑魚敵をけしかけてきたりと、本気でこちらを殺しにくる。
継承者や武器の属性もポイント。ボスによって弱点属性が変化するため、きちんと対策しないとあっという間にやられてしまう。
同じ継承者で固めて速攻を狙うか、バリア持ちを増やして確実に攻めるか、はたまた回復を増やして安定を取るかなど、ボスごとに戦略を練るのが楽しい。
ボスを倒すことができればさまざまな武器・モジュールが手に入るのみならず、「アモルファス」にアクセスできる。
これは武器の研究素材や継承者を解放する素材が入った宝箱のようなもの。これを掘りまくれば、どんどん強くなっていけるわけだ。
今回は不慣れな状態だったので体験できなかったが、グラップリングフックでボスにしがみついたり、部位を引き剥がす特別なアクションも存在するようだ。
さらに今回の試遊では、最凶のレイドボス「ハングドマン」に挑戦できた。
このハングドマンはとにかく強く、攻撃を避け損ねればあっさりやられてしまうだけでなく、途中で落とすコアを誰かが確保しないとダメージを与えられないという凶悪なギミックまで用意されている。
4人パーティーでボイスチャットをしながらプレイしたものの、まったく歯が立たず、まさしく阿鼻叫喚。「こんなヤバいボスがいるのか!?」とある意味で盛り上がった。
しかし、育成を続けてアクションに慣れていけば、このボスも周回で回していけるようになるのだろう。
The First Descendant
課金モデルはどうなる?アプデ予定などをプロデューサー&ディレクターに聞く!
今回の試遊会では、『The First Descendant』のプロデューサーであるイ・ボムジュン氏と、ディレクターであるチュ・ミンソク氏が登壇。ゲーム説明のほか、質疑応答も行っていただいた。
本作の課金モデルはバトルパスが中心となっている。バトルパスではサポートアイテムやスキンが入手でき、一部アイテムは無課金でも入手可能。また、育成を短縮するアイテムなど利便性を高める商品も用意されている。
継続的なアップデートも予定されており、3ヶ月サイクル(最初のみ8週間)で更新が実施予定となっている。
毎月新しいコンテンツが登場し、新しい育成システム、侵入作戦、ヴォイド迎撃、メインストーリー、継承者などが登場予定だ。また、取引システムも追加が予定されているという。
今回の試遊ではハングドマンがとにかく強く、ゲームの難易度を不安視する声もあった。
ハングドマンに関してはあくまでゲーム後半のもので、特別に難しい存在だという。本作自体は、シューターの経験があればカジュアルなプレイヤーも楽しめる調整になっているそうだ。
たくさんの継承者がいるため、育成に関してもあまりプレイヤーの負担にならない調整がされるようだ。
他作品とのコラボレーション、あるいはコミックなどの展開についても質問が行われたが、そういったものはまだ計画していないという。あくまで最初はゲームのほうに集中するそうだ。
The First Descendant
おわりに
『The First Descendant』は昨今人気のルートシューターにグラップリングフックといった独自性を加えた作品で、かなり気合の入った一作といえる。
遊びごたえのあるゲームシステムやUnreal Engine 5によるこだわりのグラフィックもそうなのだが、キャラクターデザインにも注目したい。
本作にはイケメンやセクシーな継承者のみならず、北米のシュータータイトルに出てきそうな汗臭くて強そうなおじさんも登場しており、まさに多くの層を狙ったビッグタイトルといえる。
『The First Descendant』は2024年7月2日(火)リリース予定。興味がある方はぜひチェックしてほしい。
The First Descendant
基本情報
今後発売の注目作をピックアップ!
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8,580円(税込) 2
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