NetEase Gamesが総力を結集した最大4000人同時プレイのオープンワールドサバイバルゲーム『Once Human』をプレイレビュー!
NetEase Gamesから2024年7月10日(水)にサービス開始した『Once Human』は、異形のモンスターと戦いながら、週末の世界を生き延びて行く”基本プレイ無料”のオープンワールドMMO&サバイバルクラフトゲーム。
1サーバーに最大4000人が同時プレイ可能という、かつてない規模での多人数サバイバルクラフトを実現している。
本作の舞台は、謎の超常現象”スターフォール”によってもたらされた"スターダスト"の影響で、自然環境や生物だけでなく、建物や自動車のような無機物まで"異形に変化"してしまった世界だ。
変異はスターダストの影響が濃い地域ほど顕著で危険も多くなっている。
『Once Human』は、水や食料はすべて自給自足、住居や家具も自分で作り上げる必要がある本格的なサバイバルクラフトだ。
木を切り倒し、鉱石を掘って素材を集め、さまざまな物をクラフトしよう。
また本作では、強大なモンスター”マニブス”討伐を目的としたPvEサーバー「マニブス」と、常に激しい争奪戦が繰り広げられるPvPサーバー「分かれ道」の2つのゲームタイプが用意されているのも大きな特徴だ。
「マニブス」では、しっかりと作り込まれたメインストーリーを追いながら、仲間たちと共にグレート・ワンズ討伐を目指すことになる。
対人戦が苦手な人でも、「マニブス」を選べば安心して遊ぶことができるのは大きな魅力だろう。
「分かれ道」では、通常フィールドでの突然のキルや住居の破壊といった初心者がやる気をなくすような仕様は排除されており、プレイヤーは各PvPコンテンツで争うことになる。
PvP初心者だけど興味はあるプレイヤーはぜひ「分かれ道」にも挑戦してみよう。
また、どちらのサーバーも定期的に新たなシナリオが追加される予定との事なので、長く楽しめるゲームなのは間違いないだろう。
今回は、そんな本作の魅力をたっぷりと紹介していこう。なお、今回のレビューでは「マニブス」サーバーでのプレイをご紹介していくので、あらかじめご了承いただきたい。
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目次
超広大なオープンワールドでサバイバル!
「超自然」をテーマに作られた本作の世界は実に奇妙で、そして魅力的だ。
謎の超常現象「スターダスト」の影響を受けたものは、生物,無機物にかかわらず異様な姿に変異して人間を襲いだす。そんな終末の世界でサバイバルするのが本作の目的となる。
本作は最大4000人が同時接続可能なMMOゲームなだけに、フィールドが本当に広大で上空からでもマップの全貌は見渡せない。
そして、プレイヤーは空いた土地ならばどこでも自由の自分の拠点を建造できる……!これを聞いただけで胸が躍りだすプレイヤーも多いことだろう。
MMOクラフトゲームならではの光景に興奮する
見晴らしの良い丘に立ち並ぶプレイヤーの住宅を見て思わずニンマリ。良い土地はやはり争奪戦になりそうだ。
これから始めるプレイヤーは、オープンしたての空いているサーバーを選ぶのも手だ。
クエスト地点を目指してバイクで疾走していると、所狭しと立ち並ぶプレイヤー拠点をあちこちで見かけることがある。拠点とは、自宅とは別にどこでも自由に設置&移動が可能な簡易住宅だ。
拠点はリスポーン地点となる他に、簡易的な生産施設も用意されており非常に便利だ。スターダストの影響が濃い危険地域におもむく際には忘れず拠点を設置しよう。
サバイバルしながら本格的なSFストーリーも楽しめる
マニブスサーバーでは、同ジャンルのゲームでは珍しいほどに本格的なストーリーシナリオを楽しめる。メインストーリーでは謎めいた美少女"蝶"に導かれ、世界の謎を追っていく事となる。
序盤のストーリーは、そのままチュートリアルとなっているので、物語を楽しみながら自然とゲームに慣れる事ができる。
ストーリーの導入はかなりSFチックで難解な用語も多いので、戸惑うプレイヤーも多いかもしれない。
読み飛ばしてしまっても問題はないと思うが、序盤からさまざまな伏線が散りばめられており、興味深いストーリーだ。
まるでホラーゲーム?な怖すぎる敵との極限バトル
バトルはTPS( サードパーソンシューティング)に準拠したWASD移動とマウスを使う一般的なもの。筆者はダッシュ(シフトキー)やクラウチング(Cキー)を多用すると左手が攣りそうになるので、割り当てるボタンが多いゲーミングマウスの使用を推奨したい。
ちなみにゲームパッドには現在のところ非対応だが、設定メニューには開発中のゲームパッド項目が存在しており、遠からず対応されそうだ。
モンスターの弱点にうまくヒットすると、赤色のダメージ表記が出て大ダメージを与えることができる。
多くの場合、モンスターの弱点は頭部だ。正確なエイムでヘッドショットを狙おう。
本格的なサバイバル&クラフトが楽しめる!
『Once Human』では、水,食料はもちろん武器,防具、さらには住居や畑にクラフト施設まで全て自ら手作りする必要がある。
サバイバルクラフト未経験の人には面倒くさく聞こえるかもしれないが、ハマるとこれほど楽しい作業はない、と断言する。(注:筆者の感想です)
木工品をクラフトするには木材を、金属製品をクラフトするには鉱石を採取する必要がある。
鉱石の採取ポイントは、分かりやく地表に生えてくるので地面を掘り返す必要はない。ポイントはある程度密集する傾向があるので、序盤は採取ポイントの近くに拠点を構えるのもアリだ。
フィールドに無数に散りばめられた素材を収集しよう
とはいえ、プラスチックや電子部品のような一部の素材は採取で入手するのは無理がある。
そんな時は廃墟を探索して”廃物”を手に入れよう。”廃物”とは文明崩壊以前の遺失物であり、クラフト施設で”分解”することで素材に変換する事ができる。
ハンターとなって野生生物を狩るのも楽しい
そしてサバイバルと言えば野生生物の狩猟だ。もちろん本作でも鹿などの多くの野生生物が登場し、ハンティングを楽しむことができる。
野生生物からは食料となる”肉”の他にも、衣服などのクラフトに使える”毛皮”も採取可能だ。
可愛くて頼りになる仲間「デビエーション」を集めよう!
デビエーションとは何か?と聞かれると非常に説明が難しい、正体不明の存在だ。彼らは常識を覆す多種多様な能力も持っており、仲間にすることが出来ればプレイヤーに力を貸してくるだろう。
デビエーションには領地型、戦闘型、造物型の3種類が存在し、それぞれ変わった特徴をもっている。
領地型
プレイヤーが自由に世界を探索できるように、代わりに領地を見守り日常作業を行ってくれるタイプのデビエーション。
作業量はわずかだが、プレイヤーの代わりに24時間休まずに働き続ける。
戦闘型
プレイヤーと一緒に戦い、戦闘やワールド探索でサポートをしてくれるタイプのデビエーション。
それぞれの特殊能力で、いざという時に戦いを好転させてくれる頼もしい仲間だ。
造物型
プレイヤーにさまざまな不思議なアイテムを与えてくれる、なんだか良く分からない不思議なデビエーション。
彼らのくれるポーションが生死を分ける、なんて事もあるかもしれない。
まとめ
本作は、かつてない規模でのオープンワールドでの多人数サバイバルクラフトを、本気で実現している意欲作だ。
さらには、リリース後も長期的なシナリオ追加などの更新を予定しているなど、本作に掛けるNetEaseの熱量は凄まじいと感じる。
ジャンル的にも、導入部分での敷居の高さを感じるプレイヤーも多いだろうが、乗り越えたところにある本作の魅力を少しでも感じてもらえたらと思う。
本作は基本プレイ無料なので、少しでも気になった方は、ぜひ一度プレイしてみて欲しい。
『Once Human』の基本情報
発売日 |
PC: 2024年7月10日 アプリ: 2024年 |
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会社 |
Starry Studio |
ジャンル | アドベンチャー |
対応ハード | PC / アプリ |
価格 |
PC : 無料
アプリ : 未定
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公式HP | |
公式Twitter |
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