
『ポケパーク カントー』は、2月5日にグランドオープンを予定しているポケモン初となる屋外常設施設だ。東京・よみうりランドの一部区画にて展開されており、約2.6ヘクタールという広大な敷地で本シリーズの世界観を味わえる。
入口となる「ポケパークエントランス広場」、ポケモンたちの生態を観察できる森「ポケモンフォレスト」、ポケモンとトレーナーが集う街「カヤツリタウン」で構成だ。
今回GameWithはオープン前のメディア向け内覧会に伺う機会を得た。本記事では、筆者が実際に体験した『ポケパーク カントー』の見どころをお伝えしたい。
この記事を書いた人冒険の始まり「ポケパークエントランス広場」
カントー地方への扉が開く高揚感にワクワクが止まらない
エントランスでまず目に飛び込んできたのは、ピカチュウ、イーブイ、ヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネというシリーズを代表するポケモン。

エントランスには、「ポケモンだいすきショップ」が設置されており、カーニバル衣装を着たピカチュウとイーブイなど『ポケパーク カントー』ならではのグッズがラインナップ。さらに、Tシャツやぬいぐるみなど、多種多様なグッズも購入できる。




ショップの反対側には、施設内への入場口となる「セッコク博士研究所」が建てられている。来場者向けに「研究ノート」として、「ポケモンフォレスト」の見どころを紹介する冊子が配られていた。


また、書類や3種のモンスターボールが置かれた机など、研究所内のセッコク博士のデスクも作り込まれており、入場前からテンションは最高潮に高まった。

ポケモンたちの日常に溶け込む「ポケモンフォレスト」
気分はトレーナー!ポケモンたちが暮らす森へ行こう
「ポケモンフォレスト」は、「カヤツリタウン」に向かう道中という立ち位置で、道すがらにはポケモンが暮らしているかのように息づいていた。
たとえば、「ピカチュウとイーブイのもり」では、ピカチュウとイーブイがあちこちに顔を出す。また、イーブイにちょっかいをかけられているディグダなど、ポケモンたちの日常をそのまま切り取ったような光景に、心から癒された。



▲ピカチュウとイーブイのもり
もぐらポケモンが穴を掘っている「ディグダもくどう」を抜け、カリカリと木を齧る音があちこちから聞こえてくる「ビッパのかじりば」へ。

▲ディグダもくどう

▲ビッパのかじりば
「ホシガリスきゅうけいじょ」には、ベンチが置いてあり、きのみを抱えたホシガリスたちと、それを狙うオニドリルなどのとりポケモンが集まる。ただのベンチに見える場所にも、きのみを守る側と狙う側という、ポケモン同士の関係性やドラマが隠されている。


▲ホシガリスきゅうけいじょ
列を成すサイホーンを避けながら進む「サイホーンのとっしんざか」や、巨大なイワークが鎮座する坂道「イワークさんどう」など、カヤツリタウンへと続く道中には豊かな起伏が待ち受けている。
そんな変化に富んだ道のりは、歩いているだけで楽しく、街から街へと旅をするトレーナーになった気分を味わえた。

▲サイホーンのとっしんざか

▲イワークさんどう
「ポケモンフォレスト」内はポケモンの鳴き声や馴染み深いBGMに包みこまれており、空間を彩る音響にもこだわりが感じられる。
まさしくゲームの世界に入り込んだかのような体験は、長年「ポケモン」を愛してきたトレーナーである筆者にとって、「ポケモンと一緒に過ごす」という夢を叶えてくれた。
「ポケモン」の世界に入り込んだかのような「カヤツリタウン」
カヤツリタウンの見どころを紹介
ポケモンフォレストの「フラワーガーデン」を抜けて「カヤツリタウン」に着くと、「アシレーヌ噴水」がトレーナーを歓迎。“アシレーヌ”モチーフなだけあり、周りにはゼニガメ、ワニノコ、ミズゴロウなど、みずタイプのポケモンが周りを囲んでいた。

▲アシレーヌ噴水

▲ピカチュウとイーブイが描かれたポケふた(マンホール)

カヤツリタウンにある「ポケモンセンター」は、ゲームやアニメの“あの空間”が目の前に現れたような感動を味わえる場所だ。
入り口では笑顔のジョーイさんとラッキーがトレーナーたちを優しく出迎えてくれ、一歩足を踏み入れるだけで“冒険の途中に立ち寄った”気分に浸ることができた。

最大の見どころは「かいふくマシン」の体験だ。カウンターでモンスターボールを預けると、お馴染みのメロディとともに、マシンに置かれたボールがリズミカルに点滅。モニターには預けたポケモンたちが回復していく様子がリアルタイムで映し出される。
最後に、「お預かりしたポケモンはみんな元気になりましたよ!」とジョーイさんから声をかけられた瞬間、胸が熱くなった。

カヤツリタウンで見逃せないのは、街全体を舞台に繰り広げられるパレード「ピカブイバブルカーニバル」だ。

ピカチュウとイーブイたちがダンサーとともに、大量のシャボン玉が舞い上がる幻想的な演出の中、軽快な音楽に合わせて行進。カヤツリジム前やアシレーヌ噴水前は絶好のフォトスポットで、パレードが足を止めてキレのあるダンスを披露し、観客も一緒になって盛り上がることが可能となっている。

街全体がハッピーな空間へと変貌する様は圧巻だった。

「ポケモン」の世界観を表現した2大アトラクション
カヤツリタウンには「ポケモン」の世界観を表現した、2大アトラクションが設置されている。
「ピカピカパラダイス」は、30匹以上のピカチュウをはじめとしたでんきタイプのポケモンたちがライドを動かすというコンセプトのもと、空高く舞い上がる爽快な体験が可能。
上昇したライドからはカヤツリタウンを一望でき、風を切る感覚はまさに“そらをとぶ”かのようだ。



「ブイブイヴォヤージュ」は、イーブイとその進化系(イーブイフレンズ)がデザインされたメリーゴーラウンド型のアトラクションだ。
細部まで作り込まれたイーブイたちの愛らしい造形は、見ているだけで癒やされる。ポニータやギャロップが引く馬車に揺られながら、幻想的な装飾を眺めるひとときは、まるで「ポケモン」の世界で優雅な休日を過ごしているかのような感覚になれるだろう。



『ポケパーク カントー』ならではのフードやドリンクにも注目
「カヤツリタウン」には、「ポケモン」をモチーフとしたフードワゴンやショップが並んでいる。
たとえば「ピカチュウのおにぎりや」では、おにぎりを主軸としたメニューを提供。「めんたいこ&クリームチーズだし醤油漬け」や、「大葉みそとしゃけ」などのバリエーションが展開されている。また、おにぎりを載せるトレーは、ピカチュウの表情違いのデザインからランダムで提供されるため、注文するだけでもワクワクする。

「フレンドリィショップ」では、ポケモンのわざをイメージしたドリンク「フシギダネのはっぱカッタードリンク」「ヒトカゲのひのこドリンク」「ゼニガメのみずでっぽうドリンク」がラインナップ。
さらに、ゲーム内のどうぐ「おいしいみず」「サイコソーダ」「ミックスオレ」をモチーフにしたオリジナルペットボトルドリンクも販売される。



そのほか、「イーブイカフェ」ではピカチュウやイーブイの顔をかたどったアイスバー、「カビゴンポップコーン」ではポップコーンといった軽食が販売される。いずれもポケモンの意匠を取り入れつつ手に取りやすい形式で、カヤツリタウン内の散策と並行して楽しめた。



光と音が交錯するステージ「ピカピカスパークス!」
「カヤツリジム」では、光と音楽を駆使したステージ演出が魅力のショー「ピカピカスパークス!」が繰り広げられる。音楽のリズムに合わせて照明が変化し、ピカチュウたちとパフォーマーが登場。ダンスやパフォーマンスで会場を盛り上げる。

ショーの開始待機中には、ピカチュウやイーブイがDJとしてステージに上がり、ポケモンセンターや戦闘BGMなどのダンサブルなアレンジサウンドとともに、ポケモンのシルエットが徐々描かれていく映像が上映された。
「これはなんだろう」「このポケモン知ってる〜!」と話のタネにもなりそうだと感じた。

ショーが始まると、サングラス姿のピカチュウとパフォーマーが手拍子を誘う演出で会場を盛り上げ、シーンが進むと衣装の異なるピカチュウたちが次々と登場。
黒いニット帽とジャージ姿でワイルドな雰囲気のピカチュウ、アイドル風のワンピースに身を包んだピカチュウ、キラキラのジャケットで笑顔を見せるピカチュウなど、個性に合わせたダンスやパフォーマンスが披露され観客を引き込む。

1匹の臆病なピカチュウがトレーナーと共に成長するストーリーが展開されるが、言葉を使わないノンバーバルな表現手法が取られているため、世代や国籍を問わず誰もが直感的に理解できるだろう。また、ショー終盤では観客を巻き込んだ演出もあるため、見ているだけでなく自ら参加して楽しむこともできる。

まとめ
ゲームを飛び出した“ポケモン体験”に夢中に
『ポケパーク カントー』は、展示、アトラクション、ショップ、フード、そしてショーまで、施設のあらゆる要素が「ポケモンの世界に入り込む」体験として精緻に設計されていたのが印象的である。
▲【公式】『ポケパーク カントー』オフィシャルトレーラー
一歩足を踏み入れれば、世代や国境を超えて誰もが直感的に楽しめる仕掛けが至る所に散りばめられ、訪れる人すべてに「ポケモンと一緒に過ごす喜び」を心から届けてくれる夢のような空間だった。
かつてカントー地方での冒険に胸を熱くした長年のトレーナーはもちろん、これから初めて「ポケモン」の世界を訪れる子供たちにとっても、忘れられない冒険になるだろう。
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Photo by 前川貴行(ポケパーク カントー提供)
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