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尊厳破壊はもはや甘美。「Project Moon」が贈る罪悪共鳴残酷RPG『Limbus Company』について「ここだけは」というところを語りたい。【夏休み毎日ゲームレビュー祭2025】
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2023年2月27日 発売中
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尊厳破壊はもはや甘美。「Project Moon」が贈る罪悪共鳴残酷RPG『Limbus Company』について「ここだけは」というところを語りたい。【夏休み毎日ゲームレビュー祭2025】

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Limbus Company
Limbus Company

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罪悪共鳴残酷RPG『Limbus Company』の世界観を見て沼に浸かろう!

Limbus Company

まずこちらのゲーム画像を見てほしい。これを見てあなたはどう思っただろうか?

「金髪美少女」「魔法少女」「カワイイ」など思うだろう。こちらはとあるキャラクターの必殺技のようなものなのだが、次にこのキャラクターのいわゆる裏の必殺技をご覧いただきたい。

可愛らしい美少女だと思いきや、絶望感満載の姿や声で技を繰り出す様子が確認できたのではないだろうか。

こちら、罪悪共鳴残酷RPG『Limbus Company』(リンバスカンパニー)というSteam,スマホ対応ゲームなのだが、キャラクターたちの感情を上げて落とすことによってプレイヤーたちの心を揺さぶるのが本当に上手い作品だ。

Limbus Company

本作では、“囚人”と呼ばれるキャラクター達に、それぞれ専用の「人格(キャラのステータスや性能)」「E.G.O(必殺技のような特殊なスキル)」を装備して戦っていく。

……のだが、本来のキャラクターの性格やそのバックボーンから大きく逸脱するレベルのものを実装することがある。

そんな人格はまさに「尊厳破壊」と言われるようなもので、「このキャラにそんなものを実装するなんて!なんてことしやがる…!(歓喜)」とユーザーの間で嘆かれているのだ。

Limbus Company

また、過去作(詳しくは後述)で登場したキャラクターなどの要素を実装することもあり、実装PVが発表されるたびに大きな盛り上がりを見せている(と個人的に感じている)。

ということで、本稿ではそんな『Limbus Company』について膨大すぎる世界観のごく一部を紹介させていただこうと思う。

なおこれから紹介する作品たちには専門用語が少し多いため、一部の単語はわかりやすいように表現していく。

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目次

ディストピアの最高峰と言っても過言ではない「Project Moon」作品

Limbus Company

『Limbus Company』について語る前に、本作を手掛けた韓国のインディーゲームスタジオ「Project Moon」(以降、プロムン)のこれまでの作品について軽く紹介したい。

現在までに本作含め3作品がリリースされているが、これらはすべて巨大なディストピア都市が舞台となっている。

では『Limbus Company』……というかプロムン作品はどんな雰囲気なのかというと、ディストピアではあるのだが、そのうえで理不尽で非人道的な雰囲気がとにかく半端ない。

その要因の1つとして、それぞれの区域を管轄する企業ごとが持つ技術・現象を総称した「特異点」の存在が大きい。

Library Of Ruina

例えば一例として──

「一瞬で目的地に移動できる」と謳われている交通機関に乗ったものの、数日どころか数千年経ってもたどり着かない。なのに飢えを感じることもなければどれだけ傷つけても死なない苦痛の時間を過ごしながら、到着する頃には姿や記憶が出発前に戻っている。”

など、人としての倫理観をいとも容易くぶっ壊す様々な技術があちこちにあるのがこの「都市」だ。

Limbus Company

実はかなり端折っているのだが、「都市」について語ろうとすると1記事分の紹介になってしまうため詳細は割愛。

またスピンオフとして小説やボイスドラマなどもあるのだが、どこを見ても救いがないほどで、個人的には「ディストピアの最高峰」と評価している。

ということで、そんな各作品のネタバレを極力控えながらゲームとして遊べる作品とサクッとご紹介。

・『Lobotomy Corporation』

Limbus Company

プロムン作品のメインシリーズ、その第1作目である『Lobotomy Corporation』(ロボトミーコーポレーション)。

数々の巨大な企業で構成された「都市」と呼ばれる世界で、そのうちの1つの区域を管轄する「L社」を舞台に、管理人としてモンスター(幻想体)を管理していくシミュレーションゲーム

「アンジェラ」というAIアシスタントとともに、収容施設に職員を派遣しながら情報を集めたりエネルギーを生産を50日間行っていくのだが……?

なお後述する作品に比べて、比較的可愛らしい印象のキャラクターイラストが描かれているが、それ自体も世界観の中の一要素として描写される部分もあり、入念に練られた物語の奥行きを感じられる。

・『Library Of Ruina』

Limbus Company

50日を終えた『Lobotomy Corporation』のその後を描く『Library Of Ruina』(ライブラリー オブ ルイナ)。

同じくL社……の本社だった場所に現れた図書館が舞台となっており、「アンジェラ」と新たな主人公「ローラン」を中心に、図書館に招待したゲストと戦いながら“たった1つの完璧な本”を手に入れるカードバトルシミュレーション

前作は「L社」内での話がメインだったが、本作ではほかの企業や都市全体のストーリーも見られるため、プロムン作品がどのような世界観なのかというのがより鮮明に描かれている。

ちなみにキャラクターボイスが実装されたのは本作からで、Steam版では韓国語、Switch版では日本語でのボイスを堪能できる。

・『Limbus Company』

Limbus Company

『Library Of Ruina』のエンディング後、あちこちの閉鎖されたロボトミーコーポレーションの支部に入って「黄金の枝」の奪還を目指すターン制RPG

今作では、「L社」「図書館」といった特定の場所ではなく、バスで都市を移動しながら物語が進んでいくため、都市全体の世界観が深堀られていく。

かなり作り込まれたディストピア感満載な世界なので、興味のある方は是非プレイしてほしい。まじで。

『Limbus Company』の登場キャラ

Limbus Company

本作では、プレイヤー視点で展開する主人公「ダンテ」や、12人の「囚人」と呼ばれる男女さまざまなキャラクターたちが新たに登場し、各章(メインストーリー)ごとに1人の囚人に焦点を当てた物語が描かれていく。

全員を紹介したいところだが、こちらも記事1つ分の文章量になってしまいそうなので、筆者お気に入りの囚人たちをご紹介。

・ドンキホーテ

Limbus Company

記事冒頭でチラッとお見せしたキャラクター。ドンキちゃん。

囚人の中でも特に目立つキャラクターで、管理人のことを「カリジャナリイイイイ!(管理人殿)」と呼ぶなど元気ハツラツすぎる性格だが、ゲームをプレイしていくうちにだんだんと愛らしくなってくること間違いなし。

彼女が主役となる「7章 夢の終わる」では、破天荒な一面からは想像もできないほどシリアスなストーリーが……切ない。

・ホンル

Limbus Company

世間知らずでどのような状況でもニコニコしながら話す人物で、どこか掴みどころの無いような雰囲気が漂う。

執筆時点では最新章「8章 眺めることしかできない」にて、彼が何故そのような性格になったのか分かったときには絶望感を感じずにはいられなかった。

ちなみに本章では『Lobotomy Corporation』ともごく一部ストーリーの繋がりがあり、このゲームの過去一でテンションが上がった。

・イシュメール

Limbus Company

囚人たちの中では冷静に判断・行動する比較的まともな人物……だが、要所要所で毒舌や目の死んだ顔をすることも。

彼女が主役となる「5章 悪に定義される」では、彼女がどういう思いで今まで生きてきたのかがしっかり描かれており、発言や行動を見ているだけで心が痛くなってくる。

ここまでプレイヤーにグサグサ刺し続けてきたからこそ、ラストバトルで一番泣いたかもしれないほどの素晴らしい演出があった。

作品をさらに彩る音楽ユニット「Mili」を聴こう

『Limbus Company』では、メインテーマや各囚人をモチーフとした曲などを「Mili」という音楽ユニットが提供(前作『Library Of Ruina』のメインテーマなども担当)しており、一部の曲ではMYTH&ROIDの“KIHOW”さんとのデュエットも。

これがまたステキなものばかりで、特に囚人モチーフの曲では彼らが抱えてきた苦悩やトラウマといった感情を巧みに音楽として表現していて、いつ何回聴いても鳥肌が止まらない仕上がりに。

これらの曲はMili公式YouTubeチャンネルにて視聴することが可能。執筆時点ではほとんどの曲が1000万再生以上という脅威の視聴回数を記録しているほどどれも神曲だ。

本当に聴いた途端感動しすぎてファンになったほどなので、是非一度は聴いてみてほしい。

2025年9~10月には「アークナイツ」コラボも!

ここまで『Limbus Company』の魅力について語ってきたが、9~10月には『アークナイツ』コラボの実施が予定されている。

本作の世界観・システム的に『アークナイツ』のキャラクターたちが実装されるわけではないが、専用ストーリーや「E.G.O」4種などの登場が公式から発表されている。

アークナイツ

さて、『アークナイツ』といえば「テラ」という巨大な土地が舞台の作品だ。

テラでは「源石(オリジニウム)」という様々なエネルギーとして活用できる鉱石が存在するのだが、これが人体に入ってしまうと身体が源石で蝕まれていく「鉱石病(オリパシー)」を発症。

治療法は無く、またこれによって死亡することで身体が破裂して新たな感染源になってしまうという恐ろしい病のため差別の対象にもなる、もはや地獄の人生が確定するレベルの世界となっている。

そんな世界の作品と、倫理観が大きく欠如した(褒め言葉)『Limbus Company』とのコラボはベストマッチと評価せざるを得ない。

詳細に関してはまだ公開されていないので、今後の公式発表に期待したい。というか今すぐに知りたい……!

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Limbus Company
『Limbus Company』発売日など最新情報まとめ

発売日など基本情報

発売日

2023年2月27日

会社

PROJECT MOON

ジャンル RPG
対応ハード PC / アプリ
タグ
価格
PC : 無料
アプリ : 無料
最大プレイ人数
1人
公式HP
公式Twitter
Limbus Company

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GameWith編集者情報

そすんさーのプロフィール
そすんさー
数年間遊んでいた幾つものソシャゲのデータが、スマホデータごと全て消し飛んだ哀しき過去を持つライター。好きなゲームは『アークナイツ』『ブルアカ』、音ゲー等々。ほとんどアニメを見ずに生きてきたので、最近は様々なジャンルのアニメを一気見して満足する休日を送っている。

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