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この記事でわかること
・スター・ウォーズ知識ゼロでも楽しめるか検証
・ほかのレースゲームにはない、ローグライト要素の魅力
・実際に遊んで分かった評価と「気になった点」

4歳でボンバーマンからゲームを学ぶ。所持ゲーム800本以上、特に好きなのはEscape From Tarkov、BATTLEFIELD、街づくり、モンハン、ロケットリーグ。楽しむ努力をするのが得意!
2026年5月22日に公開された映画『マンダロリアン・アンド・グローグー』をきっかけに、『スター・ウォーズ』を観始めたという人も多いのではないだろうか。
そんな「スター・ウォーズ熱」が高まっている今、気になるのが、2026年10月6日に発売された『スター・ウォーズ:ギャラクティック・レーサー』だ。銀河の惑星を巡り、時速500kmを超えるマシンでレースを繰り広げる一作である。
ただ、ゲームは気になるけれど、
「スター・ウォーズに詳しくないけど、楽しめるの?」
という不安を感じている人もいるはずだ。
今回は、スター・ウォーズの知識はライト層の私がPC版を約10時間プレイし、キャンペーンモードを最終戦まで走り切った。先に結論を言ってしまうと、
知識ゼロでも、レースの面白さは十分に味わえる。そして、作品を観るほど楽しみが増えていく。
本記事では、「知識ゼロでも楽しめる部分」と「知っているともっと楽しめる部分」の2つに分けて、その理由を紹介していく。
目次
スター・ウォーズ:ギャラクティック・レーサー™
2026年10月6日 発売中
各ストアで詳細をチェック!
『スター・ウォーズ:ギャラクティック・レーサー』ってどんなゲーム?
本作は、『スター・ウォーズ』の世界を舞台にしたハイスピードレースゲームだ。銀河の各地の惑星を巡りながらレースに参加し、レースごとにマシンを強化していく「ローグライト」要素が特徴になっている。
メインとなるキャンペーンモードの主人公は、荷物を届けに来ただけの配達員。状況説明がほとんどないまま、いきなりレースの世界に巻き込まれていく。
▲最初のムービーが終わると、すぐにレースが始まった。
プレイを始めた私の第一印象は、「なんだろう、ここどこ?」だった。でも、この「何も分からないまま巻き込まれる」主人公の立場が、スター・ウォーズに詳しくない自分自身とぴったり重なる。知識がないことが、むしろ没入感につながったのは意外な発見だった。

▲惑星を渡り歩きながらレースに挑み、最終戦を目指す。
キャンペーンの難易度は4段階あり、レースゲームが得意でなくても自分に合った難易度から始められる。

▲クラッシュ許容度や相手の強さがゲージで示されるので、選びやすい。
スター・ウォーズ:ギャラクティック・レーサー™
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スター・ウォーズ知識ゼロでも楽しめる!時速500kmのぶつかり合うレース
まず伝えたいのは、レースの面白さそのものは、スター・ウォーズの知識にまったく頼っていないということだ。ここでは、知識ゼロでも楽しめたポイントを紹介する。
低い視点で感じる、時速500kmの疾走感
レースが始まってまず驚かされるのが、圧倒的な疾走感だ。視点が低いうえにマシンが速く、景色がものすごい勢いで後ろへ流れていく。
R1ボタンでカメラの視点を切り替えられるのだが、低めの視点に設定するとスピード感がさらに増す。時速500kmの世界に、思わず肩がすくんでしまったほどだ。
▲低い視点にすると、スピード感がさらに増す。
操作も複雑ではなく、レースに必要な操作はコントローラーで完結する。マシンの反応も良く、すぐに曲がってくれる。ただしスピードが速いぶん、思いどおりに走るにはそれなりの練習が必要だ。
最初のレースでは、壁に真正面から突っ込んでド派手に大破したり、ブーストをふかしすぎてまた大破したり……。それでもレース終盤には操作が手に馴染み、マシンと一体になる感覚が味わえた。
▲壁に激突すると派手に大破。映画のワンシーンのようだ。
ぶつけて壊す!爽快な「テイクダウン」
本作は、ただ速さを競うだけのレースではない。ライバルのマシンに体当たりして大破させる「テイクダウン」がある。
初レースの終盤、ブーストをかけながらライバルに体当たりすると、相手のマシンが大破してスローモーションの演出が入った。これがとにかくカッコいい。思わず「よし!」と声が出た。
そのままの勢いで1位でゴール!マシンをぶつけ合い、ブーストを使い分けて掴んだ勝利だけに、「自分の手で勝った」という確かな手応えがあった。
▲テイクダウンが決まると、スロー演出が入る。

▲初レースで1位を獲得!
もちろん、こちらがテイクダウンされることもある。ダメージを受けると画面のUIがガビガビに乱れ、「ピンチ……!」という緊張感が一気に高まる。こうした演出の作り込みも、レースを熱くしてくれる。

▲ぶつかると、UIが乱れて緊張感が跳ね上がる。
マシンごとに違う走り心地
マシンは、ランドスピーダー、スピーダー・バイク、スキムスピーダー、ポッドレーサーの4種類。大きさも戦い方もそれぞれ違うので、乗り換えるだけで新鮮な気持ちで走れる。
今回のキャンペーンではランドスピーダー、スピーダー・バイク、スキムスピーダーの3種類を使ったが、アーケードモードやマルチプレイには、『エピソード1』でおなじみのポッドレーサーで走るレースも用意されている。

▲ランドスピーダー

▲スピーダー・バイク

▲スキムスピーダー

▲ポッドレーサー(公式画像)
ここまで紹介した疾走感、テイクダウン、マシンごとの違いは、どれもスター・ウォーズを知らなくても直感的に楽しめる部分だ。「詳しくないから楽しめないかも」という心配は、まったくいらない。
スター・ウォーズ:ギャラクティック・レーサー™
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ほかのレースゲームにない魅力。負けても強くなれるローグライト
では、数あるレースゲームの中からなぜ本作を選ぶべきなのか。その答えが、ローグライト要素だ。
ローグライトとは、「挑戦するたびに展開が変わり、失敗してもまた最初から挑み直す」タイプのゲームのこと。本作では、これがレースと見事に噛み合っている。
惑星を巡る「ツアー」の中で、マシンを育てていく
キャンペーンは全3幕構成で、1回の挑戦を「ツアー」と呼ぶ。たとえば第1幕では4つの惑星を巡り、最後に予選チャンピオンとの決戦に挑む。
各惑星では分岐したルートからレースなどのイベントを選び、その合間にマシンを強化して少しずつ育てていく。ルートはツアーごとに変わるので、毎回ちがう道のりになる。
ただし、クラッシュを重ねたり結果を残せなかったりして「リーグトークン」を失うと、その時点でツアーは終了だ。
レースのたびに、マシンを自分好みに強化
レースやイベントを終えると、3つの選択肢から1つを選んでマシンを強化できる。ドリフトやバッテリーといったステータスの強化もあれば、ブーストの冷却を速めるパーツもある。
何を選ぶかでマシンの性格が変わっていくので、毎回ちがう自分だけのマシンが出来上がっていく。

▲ステータス強化の3択。

▲パーツの3択。選ぶたびにマシンの個性が変わる。
道中ではヒビーのショップでパーツを買えるほか、オリとパーの修理屋では故障したパーツを直してもらえる。限られたお金を何に使うかも、勝敗を左右する大事な判断だ。

▲ヒビーのショップでパーツを購入できる。

▲修理屋のオリとパー。
惑星ごとの過酷な環境に、ビルドで立ち向かう
本作の惑星には、それぞれ「コンディション」が設定されている。「出火」「冷却」「凍結」など、マシンに環境デバフとして襲いかかってくるのだ。
特に苦しめられたのが「凍結」だ。凍結するとマシンが滑ってうまく曲がれなくなる。氷の惑星アンドー・プライムでは、レース中ほぼずっと凍結したままで、本来の性能をまったく発揮できなかった。

▲惑星ごとにコンディションが設定されている。

▲凍結状態になると、ステアリング性能が大きく落ちる。
原因は、耐性を上げる「レジリエンス」を強化していなかったことと、故障したパーツを放置していたことだった。修理代が足りずに後回しにしていたのだが、最終戦の前にようやく直せたときは「これでまともに走れるぞ!」と心の底から安堵した。
つまり本作は、スピード全振りでは勝てない。次に向かう惑星を見越して、マシンを仕上げていく必要がある。この駆け引きが、単なるレースゲームにはない奥深さを生んでいる。
負けても終わりじゃない。強化を引き継いで再挑戦
キャンペーンで敗退すると、マシンはスクラップになる。……だが、それで終わりではない。
スクラップから得られるチューニングポイントで、マシンを恒久的に強化できるのだ。さらに、道中で見つけた新しいアイテムは次回以降ショップで買えるようになる。新しいマシンのアンロックにもポイントを使う。

▲敗退してもマシンはスクラップとして換金され、次につながる。

▲チューニングポイントで各ステータスを永続強化。
負けるたびに少しずつ強くなれるので、レースゲームが得意でなくても、挑戦を重ねるうちに自然と壁を越えられる。「あそこでレジリエンスを取っていれば……」という後悔が、そのまま「次こそは!」というやる気に変わっていく。これこそが、ほかのレースゲームではなく本作を選ぶ一番の理由だ。
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スター・ウォーズを知っているともっと楽しめる!作品ゆかりの機体と惑星
ここまでは知識ゼロでも楽しめる部分を紹介してきた。ここからは、スター・ウォーズの作品を観ているともっと楽しくなる部分を紹介したい。逆に言えば、これから作品を観るほど、本作の楽しみも増えていくということだ。
レース前の「マシンいじり」は、アナキンのあのシーン
本作では、スタート前にコマンドを入力してマシンを操作し、スタート直後のブーストやシールドといったバフをかけられる。
これは、映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』で、少年時代のアナキンがスタート前にポッドレーサーをいじっていたシーンを思わせる演出だ。観ていた私は、思わずニヤリとしてしまった。

▲レース前にボタンをポチポチ押す作業が原作に近い。
▲原作の名シーン。本作の再現度もわかるはず!
最終戦の相手は、伝説のポッドレーサー「セブルバ」
キャンペーンの最終戦で待ち受けていたのは、まさかのセブルバとの一騎打ちだった。
セブルバは、同じく『エピソード1』のポッドレースでアナキンと争った、悪名高いポッドレーサーだ。スター・ウォーズにそこまで詳しくない私でも知っている名前が出てきて、一気にテンションが上がった。
結果は……2位。セブルバのマシンパワーは圧倒的で、途中で彼が撒いた地雷を踏んで減速し、終盤には姿が見えなくなるほど引き離されてしまった。映画で観たあの手強さを、自分の手で味わえるのはファンにとってたまらない体験だ。

▲伝説のレーサー、セブルバとの一騎打ち。

▲あと一歩及ばず。次こそは……!
作品でおなじみの機体と惑星
登場するマシンや惑星にも、作品ゆかりのものが多い。たとえば以下のような具合だ。
| ゲームに登場 | どの作品で観られる? |
|---|---|
| セブルバ、ポッドレース | 『エピソード1/ファントム・メナス』 |
| ランドスピーダー | 『エピソード4/新たなる希望』(ルークの愛機) |
| スピーダー・バイク | 『エピソード6/ジェダイの帰還』(森の惑星エンドアでのチェイス) |
| 惑星ジャクー | 『フォースの覚醒』(レイの故郷の砂漠の惑星) |
| 惑星タトゥイーン(アーケードのポッドレース) | 『エピソード1』『エピソード4』、ドラマ『マンダロリアン』など |
『マンダロリアン』からスター・ウォーズに入った人なら、次は『エピソード1』を観てからセブルバに挑むと、きっと感慨もひとしおだ。作品を観るたびに「あ、これゲームで走ったところだ!」という発見が増えていく。観れば観るほど、遊べば遊ぶほど楽しくなるのが、スター・ウォーズのゲームならではの醍醐味だ。
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気になった点:初見のコースは手強い
もちろん、気になった点もある。
ひとつは、コースの分かりにくさだ。目立った標識はなく、ランプが点滅している方向へ進めばいいのは分かるものの、マシンが速すぎて距離感が掴めない。初見で壁に突っ込んで大破するのは日常茶飯事だった。
もうひとつは、序盤の金欠だ。修理代やパーツ代がかさみ、せっかく新しい要素が出てきても、お金が足りずに試せないままレースが終わってしまうことがあった。
ただ、どちらも周回を重ねてコースとマシンに慣れていけば、確実に乗り越えられる壁だ。永続強化があるので、負けた経験はちゃんと次に活きる。
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まとめ:スター・ウォーズ熱が高い今こそ、銀河のレースへ
『スター・ウォーズ:ギャラクティック・レーサー』は、スター・ウォーズに詳しくなくても、レースゲームとして十分に楽しめる一作だった。
低い視点で体感する時速500kmのスピード、思わず声が出るテイクダウン、そして負けても強化を引き継いで何度でも挑めるローグライト。ここまでは、知識ゼロでもすぐに味わえる。
そのうえで、セブルバとの一騎打ちや、作品でおなじみの機体や惑星が、作品を観るほどに楽しみを上乗せしてくれる。
キャンペーンのほかにも、タイムトライアルやシチュエーション固定のレース、オンライン対戦など、やりこみ要素も充実している。

▲タイムトライアルで自己ベスト更新を目指すのも楽しい。

▲オンラインでほかのプレイヤーと競うこともできる。
こんな人におすすめ!
『マンダロリアン』などをきっかけに、スター・ウォーズの世界にもっと浸りたくなった人
何度クラッシュしても、試行錯誤して自分だけの最強マシンを組み上げたい人
時速500kmで火花を散らす、手に汗握る超高速レースを味わいたい人
上記の点にひとつでも当てはまるなら、スター・ウォーズ熱が高い今のうちに、ぜひ銀河のレースに飛び込んでみてほしい。
私も、セブルバに勝つその日まで、何度でもハンドルを握るつもりだ。
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