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この記事でわかること
・「キョウキの配布」によって変化する新シナリオ「キョウキモード」とは?
・原作をベースに演出やボイスを刷新した「オリジナルモード」の変更点
・キョウキモードの難易度、新システムなど開発陣への質疑応答

同人ノベルゲームは昔から追っているのでそこそこ詳しい。
面白ければジャンル問わずなんでもプレイするのが信条。
スパイク・チュンソフトは、2027年1月14日(木)に発売予定の『スーパーダンガンロンパ2×2』について、メディア向けセッションを実施した。
▲『スーパーダンガンロンパ2×2』イントロダクショントレーラー
セッションでは、2012年に発売されたシリーズ第2作『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園(以下、ダンガンロンパ2)』をベースに、被害者や犯人、トリックまで異なる展開が描かれる新シナリオ「キョウキモード」の最新情報が公開され、新キャラクター「東才空太郎(ひがし さくたろう)」の存在も明らかにされた。
また、実際にキョウキモードと、現行機向けにビジュアルや演出を刷新した「オリジナルモード」の両方を15分ずつ試遊できたほか、プロデューサーの榊原昌平氏・ディレクターの鈴木崇弘氏への質疑応答も実施された。本稿では、セッションの発表内容と試遊の模様、開発陣へのインタビューを紹介したい。
スーパーダンガンロンパ2×2
2027年1月14日 発売予定
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花江夏樹さん演じる新キャラクター「東才空太郎」を紹介
イベント冒頭では、ディレクターの鈴木崇弘氏が登壇し、本作の発売日が2027年1月14日(木)に決定したことを改めて案内。
セッションではキョウキモードに登場する新キャラクターとして「東才空太郎」が発表された。東は「超高校級の???」という肩書きで紹介され、現時点ではどのような才能を持っているのかは明らかにされていない。

▲新キャラクター「東才空太郎」
キャラクターボイスを担当するのは花江夏樹さんで、今回が『ダンガンロンパ』シリーズ初参加とのこと。
会場では、花江さんからのボイスメッセージも寄せられ、「『スーパーダンガンロンパ2×2』で東才空太郎を演じます。花江夏樹です」と挨拶。
キョウキモードで新たにコロシアイへ巻き込まれる高校生のひとりとして登場することを説明し、「超高校級」の才能については、プレイヤーが実際にゲームを遊びながら発見してほしいと言及。
また、シリーズに参加できたことを光栄に思っていると述べ、収録では台本を読み進めるうちに犯人やトリックが判明していき、収録自体がとても楽しかったと振り返った。
▲『スーパーダンガンロンパ2×2』新キャラクター登場/声優花江夏樹さんコメント動画
スーパーダンガンロンパ2×2
2027年1月14日 発売予定
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モノクマが「キョウキ」を配布する新モード
東才空太郎の紹介に続いて公開されたのが、キョウキモードの物語を大きく変える「キョウキの配布」の存在だ。物語の冒頭、オリジナルモードには存在しない「モノクマによる生徒たちへのキョウキの配布」が発生し、この出来事をきっかけに物語がオリジナルモードとは異なる方向へ進んでいく。

今回プレイできたのは事件発生前のアドベンチャーパートで、キャラクターを操作して島を移動しながら会話を進めていく内容だった。


キョウキについて、モノクマから“何を渡されたのか”を他人に話してはいけないというルールを課されており、生徒同士の会話にも原作にはなかった制約が生まれそうだ。


モノクマから衝撃的な話があった翌日の朝、レストランに集まった生徒たちに十神白夜が、キョウキが配布された件について話題にしないように提案。キョウキの存在を口にすれば相手を疑うきっかけにもなりかねず、あえて何もなかったように振る舞い普段どおりに行動しようというわけだ。
登場キャラクターや舞台には見覚えがある一方で、キョウキという新たな要素が加わっているため、原作の展開を思い出しながら進めるのではなく、「ここから何が変わるのか」と考えながらストーリーを楽しむことになるだろう。


試遊時間は15分だったため、キョウキの存在によって最初の事件がどのように変化するのか、被害者や犯人が誰になるのかといった核心部分までは確認できなかった。
ただ、物語が変化するきっかけは序盤から描かれており、シナリオに新しいイベントを追加しただけではなく、冒頭から異なる物語として組み立て直していることは、今回の短い試遊からも感じられた。
スーパーダンガンロンパ2×2
2027年1月14日 発売予定
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オリジナルモードも追加演出と新録ボイスで新鮮に
キョウキモードの試遊を終えた後は、オリジナルモードを約15分プレイ。『ダンガンロンパ2』序盤の学級裁判で、原作と同じ事件を追いながらグラフィックや演出面の変化を楽しめた。


今回プレイしたのはチャプター1の殺人事件発生当時のアリバイを確認するパート。
パーティーで出された料理に下剤が入っていたのか、停電がどのように発生したのかなどを確認しながら、議論の中で矛盾している発言へ言弾を撃ち込んだり、ミニゲームの「反論ショーダウン」「閃きアナグラム(改)」をプレイしたりすることで論破していくというシリーズおなじみの流れを体験できた。

▲「反論ショーダウン」

▲「閃きアナグラム(改)」
筆者は原作をプレイ済みのため、事件の流れや必要になる証拠について覚えていた部分も多く、「ここはこの言弾だったな」と思い出しつつ進められた。
結果として、推理自体よりもどのような画面で描き直されているのかを確かめる試遊になった。特に印象的だったのが、新たに追加されたキャラクターアニメーションと、学級裁判の演出だ。
原作では立ち絵とテキストを中心に進んでいた場面でも、キャラクターの動きや画面演出によって、議論の激しさがより直接的に伝わり、学級裁判がダイナミックになったと感じられた。


またキョウキモードだけではなく、オリジナルモードのボイスも全編新録なのが魅力のひとつ。事件の内容自体は知っていても、キャラクターの動きや新たな演出、録り直されたボイスによって、以前とは違う感覚でストーリーを追うことができそうだ。
キョウキモードは新たなストーリーを楽しみながら進められ、オリジナルモードでは新しい演出と演技を確かめられるため、ただのリメイクではなく、『ダンガンロンパ2』をさらに味わいつくす作品として作られていることが伝わる試遊となった。


スーパーダンガンロンパ2×2
2027年1月14日 発売予定
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キョウキモードの気になる点に迫る開発陣への質疑応答
セッションの後半では、プロデューサーの榊原昌平氏と、ディレクターの鈴木崇弘氏への質疑応答が行われた。

▲左からディレクターの鈴木崇弘氏、プロデューサーの榊原昌平氏
──キョウキモードのボリュームはどのくらいになるのでしょうか?
榊原昌平氏(以下、榊原)
キョウキモードのボリュームは、オリジナルモードの120%ほどと、同等以上になっています。
キョウキモードは、オリジナルモードを遊んでいただいた後にプレイすることを前提にしています。オリジナルモードより手応えがあるうえ、第1章からボリュームのある内容です。
──新キャラクターの東才空太郎について、現時点でお話しできることはありますか?
榊原
現時点でお話しできることはありませんし、おそらく発売までお話しできないので、ぜひ製品版を楽しみにしていただければと思います。
──キョウキモードでは物語自体が変わるとのことですが、「ダンガンロンパ」シリーズには作品間の時系列があります。キョウキモードでは時系列はどうなりますか?
榊原
試遊で遊んでいただいたようにストーリー導入の流れ自体は『2』と変わらないため、時系列としては『ダンガンロンパ2』と全く同じという認識でいていただければと思います。
──『ダンガンロンパ2』を本作で初めて遊ぶユーザーが、いきなりキョウキモードから遊ぶのはおすすめできますか?オリジナルモードから遊んだほうがいいのでしょうか?
榊原
やはり『ダンガンロンパ2』のリメイクなので、オリジナルモードから遊んでいただきたいです。
もっと言えば、第1作『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』から、シリーズの作品をプレイしてほしいと考えています。
鈴木崇弘氏(以下、鈴木)
第1作やオリジナルモードを遊んでいただいたうえで、キョウキモードに入っていただければより楽しめますが、新規ユーザーがキョウキモードから最初にプレイするという遊び方をしていただいても、内容自体は単体で理解できる作りにはしています。
──演出面は見るからに変わっている要素が多いように感じましたが、特に「ここは明確に変えた」という部分があれば教えてください。
鈴木
原作からの変更点として、キャラクターアニメーションを追加しています。
「ダンガンロンパ」はキャラクター人気の高いシリーズなので、キャラクターが実際に動く点を喜んでいただければと思っています。
また、エフェクトやモーションなど学級裁判の演出面もパワーアップしていますので、見応えを感じていただけると思います。
──キョウキモードだけでなく、オリジナルモードもボイスはすべて新たに収録しているのでしょうか?
榊原
はい、キョウキモードだけではなく、オリジナルモードもすべて録り直しています。
鈴木
本当に素晴らしい声優さんばかりで、キャストの方々にはキョウキモードのシナリオに合わせて演じていただいています。オリジナルモードについては元の演技に沿っていただきながらも、今回なりの解釈を加えて演じていただいています。

──ミニゲームの「ロジカルダイブ」は章が進むにつれて難易度が上がっていきましたが、本作は遊びやすくするための措置はありますか?
鈴木
ミニゲームの難易度に関する声は開発側でも把握しており、「ロジカルダイブ」については救済措置を入れたり、簡単コースを用意したりしています。
ただ、キョウキモードについては、オリジナルモードの「ヤサシイ」「フツウ」「イジワル」といった難易度より、さらに高い難易度を用意した形なので、推理も含めて難しめになっています。
一方で、スキルについては両モードで共通になっているため、オリジナルモードをプレイしてからキョウキモードに移っていただいても、そのまま遊べるようになっています。
──キョウキモードを途中まで進めてから、オリジナルモードを遊ぶことはできますか?
鈴木
セーブデータについては、一つの中に両方のモードのデータを持てるようになっています。
──グラフィックやフレームレートは、リメイクにおいてどのように変化していますか?
鈴木
原作と比べて解像度やフレームレートが向上しており、最大4Kまで対応していますので滑らかさなどを体験してほしいです。オリジナルモードについても、グラフィック自体を作り直していますので、全体的に綺麗になっています。
──キョウキモードでは「議論コレクト」のような新システムや、『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』における「議論スクラム」が追加されていますが、現時点で紹介できることはありますか?
榊原
「議論コレクト」は、キョウキモードのために新しく作ったシステムで、「議論スクラム」のような過去シリーズで登場したシステムなども逆輸入しています。
『ダンガンロンパ2』のリメイクですが、『スーパーダンガンロンパ2×2』は『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』を経て制作された作品なので、良い要素は取り入れています。
──キョウキモードでは、新しいオシオキも用意されているのでしょうか?
榊原
キョウキモードでは物語自体が変わり、シロやクロも変化していますので、それに合わせておしおきもすべて違う内容になっています。
──キョウキモードの試遊中に「隠れモノクマ」を探してみましたが見つけられませんでした。オリジナルモードとはマップの状況も変更されていますか?
鈴木
キョウキモードではマップ自体が変化しているため、「隠れモノクマ」の位置も変わっています。同じ場所を探してみたときに、「このあたりに何かあったはずなのに」と感じるような違いもありますので、新しくマップを探索する楽しみ方ができると思います。
──ありがとうございました。
スーパーダンガンロンパ2×2
2027年1月14日 発売予定
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発売日など基本情報
| 発売日 |
2027年1月14日 |
|---|---|
| 販売元 |
Spike Chunsoft |
| ジャンル | アドベンチャー |
| 対応ハード | Switch / Switch2 / PS5 / PC / XBOX |
| 価格 |
Switch : 6,800円(税抜)
Switch2 : 6,800円(税抜)
PS5 : 6,800円(税抜)
PC : 6,800円(税抜)
XBOX : 6,800円(税抜)
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