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インディゲーム100選!
コインプッシャー×デッキ構築ローグライクの融合作
Doraccoonが開発し、Playstackから送り出された『RACCOIN: Coin Pusher Roguelike』は、ゲームセンターでお馴染みのコインプッシャー(メダル落とし機)に、デッキ構築ローグライクを合体させた「デジタルのドーパミン製造機」である。
プレイヤーの目の前に待ち構えるのは、アライグマのマネージャーが管理する、スクラップで組み上げられたコインマシンだ。基本のルールはシンプルそのもので、左右のシュートからタイミングよくコインを投入し、動く押し板の力を使って手前の回収口へとコインを押し出すだけである。

ただし、1ラウンドごとに「落とせるコインの数」が決まっている。どこにコインが溜まっているか、どこが落ちやすいかを見計らい、頭を使って1枚ずつ投入していく必要がある。
コンボとホイールシステム

その背後で動くシステムは、現実の筐体よりも複雑かつ重層的である。コインを連続して落とせばコンボメーターが上昇し、得点レートに強力な倍率がかかっていく。

さらにコンボが延びるほど「スピンエネルギー」が溜まり、満タンになるとランダムなイベントが発生する幸運のホイールが回り出す。追加コインやプライズボール、ツイストスピンなどのボーナスが得られる仕組みだ。
特殊コインが織り成す多様なシナジー

本作に圧倒的な深みを与えているのは、150種類にも及ぶ個性豊かな特殊コインたちである。これらは単なる点数以上の役割を持ち、それぞれの組み合わせで独特なシナジーを生み出す。
たとえば、種コインと水コインを隣り合わせれば「金のなる木」が盤面に生え、一定間隔でゴールドコインを産み出す。ウサギのコインは互いに触れ合うことで増殖していくが、放っておくと「安くて数ばかり」の群れができてしまう。
そこで狼コインを投入すると、ウサギを喰うたびに価値が上がり、さらにうんちコインを残して植物コインの土壌にもなるという、食物連鎖が発生する。
さらにTNTコインは未強化コインに火薬属性を付与し、ボムやファイヤなどの爆発に巻き込まれると互いに誘爆して大爆発に発展する。それらの力は物理演算で盤面に働き、大量のコインを一気にもたらすなど、予測不能なカオスを生み出す。
これら特殊コインは「クリップ」に収納され、ストックできる数には限りがある。ラウンド終了後のショップでは、貯めたチケットを使い、強力な特殊コインを買うか、それともクリップを拡張するかの選択を迫られる。

さらに150種類以上の「チップ」や約20種類の「キーチェーン」が、プレイごとに異なる彩りを添える。チップは常時効果を持つアイテム、キーチェーンはプレイ全体のルールを変化させる要素であり、その組み合わせによってコインの価値を底上げしたり、コンボ時間を延長したりと、プレイを有利に進められる。
キャラクターにより一変するプレイスタイル

一方で、盤面をかき乱す「ワルコイン」の存在もある。これを落とすとスコアが減少したり、両替(新しいコイン束の追加)を封じる効果が発生するなど、進行の妨げになる厄介な存在だ。
ただし、それを排除する「キラーコイン」という対策も用意されており、一方的に不利になるだけではない設計になっている。
こうした面白さを膨らませるのが、異なるプレイスタイルを持つ6人のキャラクターである。最初から選べる「経理」はコインの価値と倍率を伸ばすコンボを得意とするが、「生物学者」は動物コインの相互作用を最大限に活かすプレイが求められる。
ほかにも「パイロ」は爆発系、「トレーダー」はホイールを回しやすいなど、それぞれに長所と短所がある。そのため、クリア後には「次は別のキャラで別のビルドを試す」という再挑戦の動機が生まれる。
こだわりのビジュアルとサウンド

ビジュアルやサウンドへのこだわりも大きい。レトロなドット絵が醸し出す温かみのある雰囲気は、設定次第でさらに粗めの8ビット風に近づけることも可能で、「懐かしのゲーセン体験」を再現している。
そしてコインがぶつかり合い、大量のコインがジャラジャラと流れ落ちるサウンドは、それ自体が強い快感を生み出す要素となっている。
盤面を引き継ぐ戦略性

本作は、単なる運任せのギャンブルゲームではない。すべてのラウンドは連続しており、コインやプライズの物理配置はそのまま次のラウンドに引き継がれる。
そのため「あえて高価値コインや成長系コインを落としきらず、盤面に残しておく」という戦略的な判断が重要になる。ウサギビルドであれば繁殖させておき、後のラウンドで捕食系コインにより回収するための「獲物ストック」を作る。
爆発系コインも安全な位置に貯めておき、後のラウンドで一斉起爆する「火薬庫」として活用するなど、盤面そのものを育てていくプレイが求められる。
8段階の難易度設定やエンドレスモード、豊富なアンロック要素は、サクッと遊ぶカジュアルプレイから、コインの快楽に入り浸るコア層まで、あらゆるプレイヤーの欲望に応えるだろう。
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発売日など基本情報
| 発売日 |
2026年3月31日 |
|---|---|
| 会社 |
PlayStack |
| ジャンル | ストラテジー |
| 対応ハード | PC |
| タグ | |
| 価格 |
PC : 1,181円(税抜)
|
| 最大プレイ人数 |
1人
|
| 公式HP | |
| 公式X |
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この判定基準は「メーカーが発表している必要・推奨スペック」と「CPUやGPUなどのベンチマークスコア」を基に独自の基準で算出されています。
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