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まるでジェットコースターに乗っているかのような爽快感と、曲に合わせて変化する背景映像が織りなす没入感――。リズムアクションゲーム「グルーヴコースター」シリーズの最新作、『グルーヴコースター フューチャーパフォーマーズ』は、2025年7月31日にNintendo Switchで発売される(ダウンロード専売)。
▲シリーズ完全新作!『グルーヴコースター フューチャーパフォーマーズ』トレーラー
前作『グルーヴコースター ワイワイパーティー!!!!』から約6年ぶりとなる本作は、シリーズ初のストーリーモードや、横置きフル画面表示、初心者から上級者まで楽しめる2種類のプレイスタイル、50曲以上の収録楽曲など、まさに“フューチャー”の名にふさわしい進化を遂げている。
今回、発売に先駆け、特別に本作を先行プレイする機会に恵まれた。本稿では、いち早く体験した本作の魅力をたっぷりお届けする。
目次
シリーズ初のストーリーモードで本格的な青春スポーツドラマを体験できる
『グルーヴコースター フューチャーパフォーマーズ』の主なゲームプレイは、物語とリズムアクションが融合したストーリーモードと、好きな楽曲を自由に楽しめる演奏モードの2種類である。

今回、まず驚かされたのが、シリーズ初となるストーリーモードの完成度の高さだ。単なるリズムゲームのおまけではなく、本格的な青春スポーツドラマが展開されることが、大きな魅力だ。
物語は、主人公「閃道カケル」と「氷芽川アリア」が、未来のスポーツ「グルーヴコースター」の地方大会決勝戦で相まみえるシーンから始まる。
そこから時を遡り、彼らがそれぞれの学校に入学し、個性豊かな仲間たちと出会い、共に「グルーヴコースター」の大会を目指す過去を追体験していく構成となっている。

▲主人公の閃道カケル(真ん中左)と氷芽川アリア(真ん中右)が、「グルーヴコースター」の地方大会決勝戦でぶつかり合うところから物語は始まる。
シナリオは「閃道カケル編」と「氷芽川アリア編」の2種類。人気声優やVtuberを起用したフルボイスの会話劇を楽しむストーリーパートと、与えられたミッションに挑戦するリズムアクションゲームパートで構成されている。

▲閃道カケル編のストーリーパート。

▲氷芽川アリア編のストーリーパート。
▲ストーリーパートを鑑賞したあと、課題としてリズムアクションをプレイ。
序盤をプレイしただけでも、キャラクターたちの心情が丁寧に描かれ、友情やライバルとの葛藤がリズムゲームと見事にリンクしており、プレイヤーは物語に深く感情移入できるだろう。
加えて、このストーリーモードは、リズムゲームの基礎を学びながら楽しめるチュートリアル的な側面も兼ね備えているため、シリーズを初めてプレイするユーザーにもおすすめだ。

▲ストーリーモードのキャラクターが歌うオリジナル曲も魅力。作中の舞台が背景に流れるなど、印象に残るビジュアル表現に注目だ。
また、ゲームプレイを有利に進められる「ギアカスタム」という要素も登場。クリアゲージが貯まりやすくなるなどの効果を持った、ゲームプレイを有利にするサポートアイテムである。「なんとしてもミッションクリアしたい!」というプレイヤーを優しくサポートしてくれるため、誰もが物語の続きを楽しめるだろう。

▲ゲームプレイ時に役立つアイテム「ギアカスタム」
王道の青春ドラマでありながら、フルボイスや主人公になりきれる演出が、ユーザーを物語の世界へと深く誘う。閃道カケルと氷芽川アリア、2人の主人公が織りなす熱い青春の結末を、ぜひその目で見届けてほしい。
進化したリズムアクションで、初心者から熟練者まで誰もが“最高のグルーヴ”を味わえる
本作の肝となるリズムアクションゲームは、その醍醐味を損なうことなく、さらなる進化を遂げている。
基本的な遊び方は、ジェットコースターのように曲がりくねったレール上を走る「アバター」と「ノート」と呼ばれるアイコンが重なるタイミングで、正しいボタンを押すだけである。音楽のリズムに合わせて、正確に入力することがコツだ。
▲ジェットコースターのレールを走っているような感覚で、曲のリズムに合わせてタイミングよくボタンを押していく。
▲曲と連動して背景のアニメーションが変化する。ビジュアルの表現を楽しむことも「グルーヴコースター」の醍醐味だ。
ノートの種類は、ボタンを押すだけのもの、長押しするもの、矢印と同じ方向のボタンを押すものなど、さまざまだ。さらに、本作では新たな操作感を生み出すノートも追加されている。

▲「スペシャルノート」は高得点が狙える。上手く押すと豪華な演出が見られることもあり、やや判定が緩めとのこと。

▲「コンビネーション」は、片手で長押ししながら、片手で短押しする。

▲LRボタンを使った、新たな操作も。
ルールはシンプルなので、リズムゲーム未経験者でも直感的に楽しめる設計となっている。練習を積み重ねることで、誰でも「グルーヴコースター」ならではの爽快感と達成感を味わえるようになるだろう。

▲アバターとノートが重なったタイミングでボタンを入力するだけ。基本ルールはかなりシンプルなので、初めての人でも気軽に楽しめるはずだ
本作では、ユーザーのプレイスタイルに合わせて選択できる2種類のモードが新たに登場した。
4種類のノートを押すだけの「ベーシック」と、9種類のノートが登場する「アドバンスド」である。
これにより、新規プレイヤーは自然とゲームに入り込むことができ、経験者もさらに挑戦的なプレイを追求できる。まさに、あらゆるレベルのユーザーが自分に合ったグルーヴを味わえるようになったと言える。

▲ベーシックは、基本的に片手でも遊べるモードだ。十字キーかABXYボタンのいずれかを押すだけでOKである。

▲アドバンスドは左右同時押しが多く、ベーシックよりも手ごたえがある。
また、細かい難易度変更やボタン入力の判定調整など、ユーザーフレンドリーなオプションも印象に残っている。初心者も経験者も気兼ねなく楽しめるため、本作の遊びごたえは十分、いや十二分と言っても過言ではない。

▲音楽や入力判定のタイミングを自分好みに調整可能。

▲アバターのサイズやスキンサイズも変更できる。
横置きフル画面によって、視覚と聴覚で感じる圧倒的没入感
従来の「グルーヴコースター」シリーズは縦画面が主流だった。しかし、本作では横置きフル画面を採用。こちらも、シリーズ初の新要素だ。
横置きフル画面の採用によって、映像の没入感が大幅に向上している。
視界いっぱいに広がる映像と、アバターがジェットコースターのように駆け抜けるリズムアクションがまさに一体となり、プレイヤーはこれまで以上にゲームの世界に深く集中できるようになった。
▲ゲームプレイと映像鑑賞が見事に調和しており、その満足度は非常に高かった。
J-POP、アニソン、VTuberなど、50曲以上の豪華ラインナップで胸躍る音楽体験
演奏モードをプレイしてまず驚いたのは、その圧倒的な楽曲の豊富さである。なんと50曲以上もの楽曲が最初から収録されており、そのバリエーションも多岐にわたる。
オリジナル楽曲はもちろん、J-POP、アニソン、ボーカロイド、VTuberの人気楽曲まで網羅している。一度は耳にしたことがあるような楽曲が、多数収録されているのは嬉しい限りである。

▲例えば、大ヒットしたYOASOBIの「アイドル」や、こっちのけんとの「はいよろこんで」などが収録されている。

▲Vtuber・星街すいせいの「ビビデバ」など、人気の楽曲が多数収録されている。
こうした豪華な楽曲ラインナップにより、自分の推しの楽曲をプレイしながらリズムアクションを楽しめるという、これまでにない高揚感を味わうことができるだろう。まさに胸が躍る、最高の音楽体験がここにある。
さらに印象的だったのは、それぞれの楽曲をイメージした個性豊かな背景アニメーションや、一部楽曲で流れる実在のミュージックビデオとの連動した演出である。
曲の盛り上がりに合わせて映像がダイナミックに変化する演出は、まるでライブ会場にいるかのような「アゲアゲ」な気分にさせてくれる。視覚と聴覚の両方から、本作ならではのグルーヴを存分に堪能できるのだ。
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