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この記事でわかること
・時代を経ることで変わっていく主人公・大東の人物像
・左右の手足の動きと武器を使い分ける独特な戦闘
・楽曲アレンジから公演までを体験できるショービジネス


2027年1月15日の発売が予定されているセガの新作『STRANGER THAN HEAVEN』(ストレンジャー ザン ヘヴン)。
『龍が如く』シリーズを手掛けるRGGスタジオが開発を担当するアクションアドベンチャーだ。
5つの異なる時代と都市を舞台に、主人公・大東真を中心とした男たちの50年を描く壮大なストーリーとなっている。
また、城田優やディーン・フジオカら豪華キャストが演じるキャラクター、左右の手足を使い分ける独特なバトルシステムなども本作の特徴だ。
GameWithでは発売に先駆け、本作を試遊する機会をいただいた。1915年から1943年までの3つの時代を舞台にした、ストーリーやバトル、ショービジネスの模様をレポートしていく。
※ゲーム画面、内容は開発中のものです。
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まずは物語の始まりを体験
最初にプレイしたのは、物語の最序盤である1915年のサンフランシスコ。
アメリカ人の父親と日本人の母親の間に生まれ、アジア人として激しい迫害を受けてきた主人公・大東真(演:城田優)は、自分の居場所を求めて日本へ渡ることを決意する。


物語は、無実の罪で警官に追われる状況からスタート。彼が置かれた過酷な境遇を、冒頭からひしひしと感じさせる。
ここで、本作のユニークなバトルが発生した。筆者は初体験だ。
本作では、左右の手足それぞれに攻撃ボタンが割り当てられている。例えば、右手でジャブを繰り出すならR1、左足で蹴りたいならL2といった具合だ。


慣れるまで少し手間取ったが、徐々に「この順序で攻撃したい」「蹴りで距離を離したい」など、考えた戦術を反映できるのが面白いと感じた。
攻撃の組み合わせが豊富なだけに、操作のコツを掴むほどクセになりそうだ。

また、相手が攻撃してくる方向にあわせてタイミングよく防御するとジャストガードが成立し、カウンター攻撃を繰り出せる。
ただ防御するのではなく「相手の攻撃を見極めて反撃する駆け引き」が、実際に殴り合っているような臨場感を生んでいる。

密かに乗り込んだ船のなかで、キーとなるキャラクターである真城優(演:ディーン・フジオカ)と出会うものの、捕らえられてしまうふたり。
「ここからどうやって切り抜けるの……?」というところで、このパートは終了となった。続きを……続きをください……。


1915年、小倉で大東という男を知る
続いてプレイしたのは、1915年の福岡・小倉だ。
日本へとたどり着き、八島平吾(演:大塚明夫)という男のもとで仕事をするようになった大東。
しかし、この地でも激しい迫害を受けてしまう……。

そんななか、大東はある事情からカフェーの女給である松本タエ(演:穂志もえか)と関係を持つことを強いられる。
しかしタエの優しさに触れ、大東は自分の目的を吐露してしまう……。彼の真っすぐな性格と人となりがよくわかる一幕となっていた。
大東とタエのやり取りを描くムービーシーンのクオリティは高く、見応え十分。映画のワンシーンを見ているような感覚でのめり込んでしまった。



そんな折、囚われの身となってしまったタエを救出するため、仲間とともにカチコミを掛ける大東。
覚悟がバリ決まっている大東に加え、親分である八島のシブさにもしびれた。かっこええ……。



ここで、武器を用いたバトルを初体験したのだが……驚かされたのが、その種類の多さだ。
刀、包丁、ドス、斧といった刃物から、槌やシャベルとラインアップと性質は多種多様。鍛錬で強化することもできるので、どれを使うか迷ってしまう。


また、武器を装備していても空いている手足で攻撃できるなど、本作ならではのバトルシステムを存分に活かせるのも面白い。
隙の大きな武器なら空いている手で素早くけん制したり、リーチの短い武器ならキックで間合いを調整したりできる。
ひとつの武器でも、さまざまな攻撃が繰り出せたのはとても面白い体験だった。


戦いを重ねるうちに、スタイリッシュとはちょっと違う、泥臭い喧嘩殺法に魅せられた。
どの攻撃もめちゃくちゃ痛そうで、まさに暴力という感じ。これがすごくいい。


ストーリーとは別に、街の散策も少し体験できた。
買い物をしたり、依頼に挑戦したり、屋台で飯を食べたり。街を歩いているだけでも楽しめる要素が盛りだくさんだ。
また『龍が如く』のように、急に喧嘩を吹っ掛けられることも。相変わらず治安が悪いぜ。


1929年、呉で強敵と壮絶な死合い
操作にも慣れてきたところで、次は1929年の広島・呉へ。
時代を経るごとに大東も歳を取り、その風貌が変わっていくのだが、ここでは髭+金髪になっている。
どのような変遷でこうなったのかも気になるところ。

このパートでは、街に点在する強敵とのバトルを体験。
一筋縄ではいかない相手との、まさに命がけの死合いを繰り広げた。

こういった相手は、むやみに攻撃するだけでは倒せない。そこでキモとなるのがジャストガードと回避。
相手の攻撃を見切り、わずかな隙を突いて一気に畳みかける。そんな一瞬の判断が勝敗を左右するヒリつくような戦いを堪能できた。
1対1での戦いはまさに立ち合いといった感じがグッド。


強敵を撃破したあとは、勝利の余韻に浸りながら雪の舞う呉を散歩する。
寒空の下で街を歩く、この雰囲気がたまらない。


先ほども少し紹介したが、このゲーム、飯を食べる大東の表情や仕草、食いっぷりが素晴らしい。
プレイ中、お腹がなりそうなのを我慢することになったぐらいだ。こんな美味そうに食うやつが、ワルなわけがない。

1943年、ミナミで興行に挑戦
最後にプレイしたのは、1943年の大阪・ミナミ。
大東もすっかり貫禄がつき、街の人々からは親しげに声をかけられるように。1915年の小倉で迫害を受けていたころとは見違えるような、彼の成長ぶりがうかがえた。

ここでは、興行師としてショービジネスにチャレンジ。まずは街中にポスターを貼ったり、広告を展開したりしてお客さんを集めていく。


また街中を歩いていると、さまざまな場所で音のインスピレーションを収集できる。これをもとにショーで使用する楽曲をアレンジするのだ。
インスピレーションはいたるところにあるほか、バトル中に武器がぶつかる音なんかも集められる。

主旋律やベースなど、パートごとにアレンジが可能。同じ曲でもひとつのパートを変えるだけで、雰囲気はがらっと変化する。
こだわり出したら止まらなくなりそうな要素だ。

集客や曲のアレンジを終えたら、次は公演をプロデュース。主演や演奏者、パフォーマンスなどを決め、目標売上額の達成を目指すのだ。
公演が成功すれば大金を得られるが、目標売上額に届かない場合もある。
一度広告なしでショーを開催してみたところ、目標金額には及ばなかった。集客って、大事なんだなぁ……。


公演中は楽曲を楽しむだけでなく、タイミングにあわせてボタンを押す、ちょっとしたリズムゲーム的要素も。
操作の難度も控えめで、ステージの演出や楽曲を楽しみながら、気軽に公演へ参加できるバランスだった。


まとめ
『STRANGER THAN HEAVEN』の試遊を終えたとき、筆者は続きをプレイしたくてたまらなくなってしまった。
先が気になるストーリー、奥深いアクションと探索、ショービジネスやミニゲームの数々……魅力的な要素を語り出したら止まらない。
そして何より、時代とともに姿を変えていく大東真という男から目が離せない。飯の食いっぷりもまた見たい。
ここまで読んでくれたあなたも、筆者とともに2027年1月15日の発売を心待ちにしておこう。




