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『OPUS: Prism Peak』好きならば撮れ――写真家と少女が、幻想世界の秘密を明かす【東京インディーゲームサミット2026】
Switch2 Switch PC
2026年4月16日 発売予定
レビュー
総合点
カジュアル
ゲーマー

『OPUS: Prism Peak』好きならば撮れ――写真家と少女が、幻想世界の秘密を明かす【東京インディーゲームサミット2026】

最終更新 :
犬の神霊と謎の少女とユージン

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2026年3月20日・21日、高円寺にて「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2026」が開催された。

注目作のひとつが、「写真」をテーマに据えたストーリードリブンのナラティブアドベンチャー『OPUS: Prism Peak』だ。本作のSteamウィッシュリスト登録者数は、10万人を超えている。

▲OPUS: Prism Peak Launch Date Trailer

そんな本作の体験版を試遊したので、その内容をお届けする。

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目次

OPUS: Prism Peak

OPUS: Prism Peak

Switch2
Switch
PC

2026年4月16日 発売予定

各ストアで詳細をチェック!

『OPUS: Prism Peak』ってどんなゲーム?

『OPUS: Prism Peak』は、幻想世界「ボウの地」に迷い込んだ中年写真家が主人公のアドベンチャーゲームだ。

▲OPUS: Prism Peak - Official Gameplay Trailer

主人公・ユージン(CV:三木 眞一郎さん)は、40歳・バツイチの元報道カメラマン。久々の帰省途中、気づくと人類が姿を消し、言葉を話す動物の「神霊」たちだけが残った幻想的な世界に迷い込んでいた。

そこで出会ったのは、記憶を失くした謎の少女(CV:市ノ瀬 加那さん)。彼女が覚えているのは「家へ帰りたい」という想いだけ。

ユージンは少女と共に、現実世界への帰り道を探すべく旅をする。

OPUS: Prism Peak

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ユージンの半生。写真が繋いだ過去

体験版の冒頭では、ユージンの幼少期から現在に至るまでの半生が語られる。大好きなじいちゃんからカメラの扱いを教わった幼少期の思い出が、ひとつずつ積み重なる形で、ユージンと写真の関係が描かれていく。

幼少期のユージンとじいちゃん

▲幼少期のユージンとじいちゃん。

やがて時間は大人になったユージンへと移る。写真家になり、結婚して一人前になる感覚を得たものの、離婚。さらに、十数年を捧げた写真家の仕事が終わり、次に始めたカフェも倒産してしまう。

結婚

喪失が積み重なる半生が淡々と語られる中、ときおり選択肢が挟まれ、ユージンという人物の輪郭が形作られていく。

選択肢

▲ところどころで選択肢が表示される。

OPUS: Prism Peak

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犬の神霊との出会い。写真が存在を取り戻す

ユージンと謎の少女が駅に着いたところから、プレイヤーが操作可能になる。

謎の少女とユージン

駅構内を探索すると、壁の落書きや色褪せたポスターが目に入る。かつて、ここに人間がいた証拠はあるが、今、その気配はどこにもなく、不思議な寂しさを感じる。

落書き

▲人間が描かれているように見える落書きが気になる。

ホームのベンチに近づくと、半透明の犬の神霊が佇んでいた。

犬の神霊

▲自分が何をしているのか、誰を待っているのかさえわからなくなっている様子だ。

ユージンがカメラを向け、犬の神霊の写真を撮る。すると、艶やかな黒い毛並みが浮かび上がり、犬の神霊の存在がはっきりとしたものになる

忘れかけていた記憶が戻った犬の神霊は、冷たい口調で「王」を待ち続けていることを語る。

犬の神霊

▲犬の神霊の名前は、見たことのない文字で表示された。

犬の神霊は電車を呼んでくれるらしいが、切符は自分で用意するように言う。そこで、駅の構内にある「神の火鉢」と呼ばれる装置を使ってみることに。カメラのレンズを連想させる造形だ。

炎の中に浮かび上がる文字を読み解き、指示通りの被写体を撮影して火鉢にかざすと、アイテムや旅の手がかりが手に入る仕組みとなっている。

神の火鉢の言葉

▲「ツタが生い茂る 窓の外に咲く 金色の花が見たい」という言葉に従い、金蘭を撮影してかざしたところ、電車の切符を入手できた。

ユージンと少女が犬の神霊と同じベンチに腰掛けると、犬の神霊は少女にこう言った。「あなた、「ボウ」の匂いがきついわよ」。謎の言葉だ。少女はこの世界と何か深い関わりがあるのだろうか。

犬の神霊に問いを重ねるうちに、電車が姿を現す。電車に乗り、ドアが閉まる寸前、犬の神霊は最後にこう言い残した。「「王」を見つけないと、少女は消えてしまう」

犬の神霊と電車
OPUS: Prism Peak

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過去が写真を通して蘇る「ボウの地」

電車に乗り次の場所へ向かったはずが、気づくとユージンだけが別の世界に辿り着いていた。

「ボウの地」と呼ばれるその場所は、草や水たまりが広がる自然の中に、脈絡もなくベッドがひとつ置かれている。

ノート

▲ノートを持っていたが、ほとんどの文字は読めない。

先へ進むと、道中のある地点でユージンの過去の記憶が写真をきっかけに回想される。18歳のユージンが街を出る日、駅のホームで親密な友達と交わしたやりとり。それがどういう別れだったのか、言葉少なに描かれる。

回想

▲「ボウの地」の寂しい空気と、先程の駅のホームでのやりとり、過去の回想が奇妙に溶け合う場面だった。

さらに先へ進むと、鹿のような動物が現れ、「「見る」ことができれば、写真が道を示してくれるんじゃ。」と語りかけてくる。写真は記録するためではなく、この世界を見るための行為なのだ。試遊はここで終了となった。

鹿
OPUS: Prism Peak

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まとめ

全体を通じて心に残ったのは、切なさと神秘が入り混じる独特の空気感。そして、この世界の理をもっと知りたいという感覚だ。

写真を撮る際は、被写体を探し、フォーカスを合わせ、シャッターを切るという一連の流れが丁寧に実装されている。シャッターを押す瞬間に、確かな重さがあるのも良い。

また、自分自身がよく取材で写真撮影を行うこともあり、作中のじいちゃんが幼いユージンにかけた言葉が深く刺さった。――写真の撮り方は、相手を好きになること。心を込めろ。誰もシャッターを待ってはくれん。好きならば撮れ。

集英社ゲームズブースでは、本作の試遊台が1台設置され、1人30分までプレイ可能。試遊またはウィッシュリスト登録をすると、謎の少女が描かれた缶バッジがもらえる。

『OPUS: Prism Peak』好きならば撮れ――写真家と少女が、幻想世界の秘密を明かす【東京インディーゲームサミット2026】の画像

「OPUS」シリーズは、コンセプトが繋がる部分はあれど、各作品のストーリーは独立している。そのため、本作から始めても問題なく楽しめる

『OPUS: Prism Peak』は、2026年4月16日に、PC(Steam)・Nintendo Switch・Nintendo Switch 2向けにリリース予定だ。

OPUS: Prism Peak

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2026年4月16日 発売予定

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発売日など基本情報

発売日

2026年4月16日

会社

集英社ゲームズ

ジャンル アドベンチャー
対応ハード Switch2 / Switch / PC
価格
Switch2 : 未定
Switch : 未定
PC : 未定
公式HP
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