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『Pokémon LEGENDS アルセウス』先行プレイレポート！ ヒスイ地方で生きるポケモンたちに注目
その三 ポケモンたちとの出会い 編
3本立てでお送りする、ポケモン最新作『Pokémon LEGENDS アルセウス』の先行プレイレポート。
前回の“その二 新たなポケモンバトル 編”では、本作でさらなる進化を遂げたポケモンバトルについて、詳しくお伝えした。
今回の記事はいよいよ3本目。
「ポケモンたちとの出会い 編」とし、『Pokémon LEGENDS アルセウス』におけるポケモンの生態や育成について紹介していくぞ。
本作の物語の軸となる「ポケモン図鑑」についても掘り下げるので、ぜひ目を通していただければ幸いだ。
- その一 ヒスイ地方を大冒険 編
- その二 新たなポケモンバトル 編
- その三 ポケモンたちとの出会い 編 ←今回はコレ！
■ 予約はこちら！
Amazon(外部サイト)多様なポケモンが暮らす、ヒスイの大地
『Pokémon LEGENDS アルセウス』では、シンオウの原風景が広がる大地でポケモンたちがありのままに生活している。
あらわれる野生のポケモンに注目すると、シンオウのはるか昔の姿というだけあり、やはり『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』で登場したポケモンが多い。
序盤ではビッパやムックル、コリンクなどを中心に、夜にはフワンテ、木の上にはミノムッチといったポケモンたちがいるようだ。
▲『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』のプレイヤーにはなじみ深いポケモンたちだろう。
一方で、ずんずん歩を進めるとレントラー・フーディン・ギャラドスといった強力なポケモンたちも姿を見せ始める。
ヒスイの大地は極めて広大がゆえに、一つのフィールド内にも非常に幅広い種類のポケモンたちが生息しているのだ。
▲あたりをぶらぶら散策しているだけでも、レベル10〜50くらいにわたる幅広いレベル・種類のポケモンを発見できた。
感覚としては、(明らかに勝てないポケモンに出会うことまで含め)『ポケットモンスター ソード・シールド』のワイルドエリアに近い。
本作ではワイルドエリアよりもずっと広大なフィールドをシームレスに歩き回れるので、序盤から非常に自由度が高い。色々なポケモンとの出会いを楽しめるだろう。
▲強力なポケモンも、気づかれなければ害はない。そっと近づいて観察するのも面白そうだ。
強力なポケモン「オヤブン」
フィールドでは、ひときわ強力な野生ポケモン「オヤブン」と出会うこともある。
通常よりも体が大きく、目が赤く光っているのが「オヤブン」の特徴だ。
一口に「オヤブン」といってもいろいろなポケモンがいるようで、試遊中にはムクバード、カビゴン、レントラー、ギャロップなどの「オヤブン」を確認できた。
見た目通り気性も荒く、主人公を見つけると攻撃してくるが、捕まえることができれば非常に心強い味方になってくれるぞ。
▲試遊中は挑んでも全く歯が立たなかったので、製品版では手持ちポケモンを鍛えて再チャレンジしたい。
「調査」感が増したポケモン図鑑づくり
このように様々なポケモンが暮らすヒスイ地方で、ポケモンたちの生態を調査し、ポケモン図鑑を完成させることが、主人公の大きな目的だ。
今作のポケモン図鑑はこれまでの『ポケットモンスター』シリーズの図鑑とは異なり、ポケモンを捕まえるだけで全てのデータが記録されることはない。
同じポケモンを繰り返し何匹も捕まえたり、気づかれずに捕まえたり、時にはバトルでわざを使うところを見てみたりと、いろいろな方法を通してポケモンを調査していくことになる。
必要な作業は「図鑑タスク」として一覧化されており、タスクをこなしていくことでポケモンの細かな生態が徐々に明らかになっていく。
プレイ感はまさに「フィールドワーク」であり、より本物の「図鑑づくり」に近いイメージだ。
タスクをたくさんこなすと、そのポケモンの「研究レベル」がアップ。ポケモン図鑑の完成度が上がることで、主人公のギンガ団内での「団員ランク」が上がっていくぞ。
団員ランクが上がると新しい地域に行けるようになるので、より多くのポケモンの調査ができるようになるわけだ。
これまでとは一味違うポケモン育成
捕まえたポケモンは、もちろん従来の『ポケットモンスター』シリーズ同様に育成することが可能だ。
バトルやポケモンの捕獲を経て経験値をゲット、レベルを上げてわざを覚えたり、進化したり…
ベースはこれまでと同じだが、ここにもいくつか『Pokémon LEGENDS アルセウス』における変更点がある。
▲左上のアイコンわきに「進化可能」と書かれたポケモンは、いつでも進化できる状態だ。
まず、ポケモンの進化はプレイヤーが好きなタイミングでおこなえる。
これまでも進化中にキャンセルしたり、「かわらずのいし」を持たせて進化前の姿を保たせたままレベルを上げることはできたが、今作ではポケモンが進化レベルに達しても自動で進化はしない。
手持ちから該当のポケモンを選び、「進化」を選ぶことでポケモンを進化させられるのだ。
あえて進化前の姿で止め、そのポケモンの図鑑タスクをこなす…といったことができるように配慮されているのかもしれない。
プレイした時は驚いたが、考えてみるとなかなか合理的だ。
わざについても、習得したわざの中からプレイヤーが自由に入れ替え可能。
『ポケットモンスター』シリーズにあったわざの「思い出し」などを介する必要もなく、これまで覚えた中から好きなわざを4つ選べるようになっている。
▲「皆伝」のための使い込み等の関係だろうか。いずれにせよ、プレイヤー的に楽になったことは確かだ。
わざ周りでいうと、コトブキムラで見かけた「訓練場」にも触れておきたい。
訓練場は文字通りポケモンを訓練する施設。
レベルアップでは覚えないわざを教えてくれたりするようだ。
▲奥に見える建物が訓練場だ。
また、こちらは見かけただけで詳細不明だが、「がんばレベル」と呼ばれるものを上げる機能もあるらしい。
とにかく育成には欠かせない場所になりそうなので、ぜひ実際にプレイして訪れてみてほしい。
▲育てたポケモンとの交流も見逃せない要素。本作ではポケモンとの写真撮影のほか、フィールド上に手持ちのポケモンを出しておしゃべりできる要素もあるぞ。お気に入りのポケモンと楽しく過ごそう。
まとめ
全3本にわたってお届けしてきた『Pokémon LEGENDS アルセウス』の先行プレイレポート、いかがだっただろうか。
後から情報整理をしていて感じたことだが、本作はアクションにバトルに図鑑埋め、育成・着せ替え・フィールド探索…と、とにかく密度が濃い作品。
『ポケモン』ファンにはおなじみの要素もあれば、今までの「当たり前」に囚われないような斬新なチャレンジもあって、試遊中はとにかくワクワクしっぱなしだったことが印象に残っている。
何かと「新しい」作品だからこそ、あまり『ポケモン』に触れたことのない方や、最近離れてしまっている方にも、きっと刺さるポイントがあるはず。
本作はまもなく、1/28(金)発売予定だ。少しでも気になった方はぜひとも遊んでみてほしい。
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