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Wizardry Variants Daphne
これがウィザードリィか! 縦画面の1人称視点のダンジョン探索RPG。人が本当にダンジョンという未知の領域に入り込んだら、を体現していると言っていいくらい死ぬ要素と恐怖を感じる要素が多い。 グラフィックもさることながら、アクションの一つ一つが丁寧に作られており、敵を攻撃した時の生々しさにさらにリアリティを感じる。 そしてダンジョンといえばパーティ単位での行動が基本になるが、ここで編成した名前の無いキャラクター以外は探索中、戦闘中、戦闘終了後ととにかく色んなところで喋りかけてくれるので、一緒に冒険している仲間意識をすごく感じられて寂しさを感じない。 ガチャ要素も「まさかそれをガチャ要素に据えるとは!」って感じで最近のソシャゲにはない真新しさを感じた。 装備の新調は必須、回復薬の常備は当たり前、敵の気配を感じたらすぐに下がり様子見をしないと奇襲を受ける。 さっきまでNPCではあるが喋っていた人物が次に会ったときには屍になっている。 少し不謹慎に感じるかもしれないが、そうして死を身近に感じられることによってこのゲームをプレイしている間の緊張感はかなりすごい。 厳密にはホラーではないけど、ホラー要素に耐性のある方には強くお勧めします。ゲームとして体験してもらいたい要素が多すぎて上手く言語化出来ないけど、とにかくこのゲームは面白いです! 是非遊んでみて欲しいです。 ちなみに自分はホラー耐性はないですが、それでも遊んでしまう魅力がこのゲームにはあります!
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キングダム 頂天
期待を大幅に下回る出来立てほやほやのあまり触りたくないナニか。 絵は綺麗です。 グラフィックはPS2を媒体で見ためっちゃ綺麗なレベルです。 戦闘シーンにドキドキハラハラ感はありません。既定路線のルートを辿っているような感覚です。オート戦闘なのでプレイヤーはずぅっと画面を見ているだけです。正直何も面白くないです。 育成ステージはパワポケ、ウマ娘とやってること変わりません。強いて言えば「こういう状態なのでこの効果が出ましたよ」みたいな感じで効果の倍率が出てくる演出は少し良かったです。 ガチャ演出は頑張ったで賞なら贈呈できそうです。 確率はそれほど悪くはないです。 キャラがフルボイスだったのは純粋に嬉しかったです。 正直ゲームの評価的には☆は2つだったのですが、それをさらに下げる原因になったのは、システムの不親切さです。まさかオートボタンを2回押したらクイックでものすごい速さで会話が流れていくとは夢にも思っていませんでした。チュートリアルの会話なんてリセマラしない限りもう2度と聞かないし見ないと思うんですけど、これはリセマラは必ずしろっていう運営のメッセージなんですかね? クイックがあるならその横のスキップボタンは何のために存在するんですかね? 総評で言えば、このゲームは誰にもお勧めしません。スマホゲーは隙間時間に遊べるから評価できるのに、スマホに齧り付けと言わんばかりの育成ゲームをリリースする理由が分からない。 作り込みがとてつもないレベルならまだ分かりますが、これはどこら辺を作り込んだの? グラフィック? すごいねぇ、って褒めるレベルにも達してないです。キャラに躍動感がなさすぎる。 折角3Dでキャラが動いて戦闘してんのにやってることといえばキャラが接触したときにカットイン入って負けたらキャラが膝ついて勝ったらキャラが勝鬨上げてるだけです。 もう一度いいます。面白くない。 今後どう進化していくかわかりませんが、現状はもうやりません。
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ゼンレスゾーンゼロ
期待し過ぎた反動かな? 兎に角ストーリーが面倒くさく感じた。グラフィックはこだわりにこだわり抜いたのが伝わってくるのだが、現状それしか褒められるところがないし、むしろそのせいで操作がカクついたりしたし発熱も崩壊や原神より多く感じた。 戦闘面では、確かに動きに滑らかさはあるものの特に目新しいシステムもなく、アレがいいこれがイイという感想は出なかった。 ガチャは安定の天井を狙わないとほぼ当たらない確率の運営で、正直今のところ心の底から欲しいキャラがいないし、なんなら事前登録報酬でもらえるキャラがアホほど強いので最高レアに必要性を感じない。 個人的にかなりマイナス点だったのがBGMと世界観でイヤでもあちらの国を意識せざるを得なかったこと。読めない文字、理解できない音楽を延々と聞かされるようなゲームを誰が好き好んで遊び続けたいと思うのか。 総評として、自分としてはこのゲームを遊ぶなら間違いなく他のゲームをお勧めする。同じ会社の原神然り、崩壊然り。他ゲーならパニグレ、エーテルゲイザーなどなど。 ただ、先に述べた通りグラフィックだけは群を抜いている出来栄えなので、一見の価値あり。特に女の子キャラのほっぺに注目すると細部まで細かく作られているので、ドアップのシーンが出てこようものなら思わず触ってみたいと感じる程度には素晴らしいと思う。 こんな感じの自分と同じ感性の変態の方にはおすすめしたい。
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Honor of Kings
まぁ、MOBAゲームです。ただし玄人向け。 キャラは全て英語で喋ります。何言ってるか分かりません。 このゲームにはキャラ毎のそれぞれのコンボ動画が見られる機能があります。たまにナレーションが入りますが、英語です。しかし内容については動画の下部分に書かれているので、何をやっているか完全にわからなくなることはありません。 グラフィックは軽量化を図ったため既知であるモバレやLOLと比べると若干劣ります。しかしゲームに支障をきたすほどにジャギったりはしていません。 初めて遊ぶユーザーは3回バトルして全勝したら自分の自由に選択できるキャラが12,3体ほどになると思います。なので、何を使うべきかと困ることはあまりないかと。 MOBA初心者にゲーム性は優しいモバレと比べると、ゲームの進行はだいぶ早く感じます。というか早いです。botが相手だと5分で決着がつくほどです。 もう少しやりこんでみなければ分かりませんが、流石に年季の入ったタイトルはかなり遊びやすいと感じました。 チームの分かれ方もbot戦じゃなければ同じ国同士の仲間で対戦できるので、チームの連携は取りやすいと思います。 ただ、国籍は自由に選択できるようなので、たまに外人さんは混ざってきました。 MOBA経験者の方にはおすすめしたいアプリです。
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鳴潮(WUTHERING WAVES)
馬鹿面白い。 正直舐めてた。「どうせ原神のパクリだろ?」とか普通に思いながらプレイしてた。 けど全然違う。何が違うってプレイしている時のストレスのかかり方が全く違う。 最たる例を挙げるとするなら、スタミナ管理の頻度で原神なら走っている間はスタミナを消費し続けるので偶に歩いたりしないとキャラがバテてしまうが、鳴潮はそれが無い。たったこれだけかもしれないが、この機能が神だった。 戦闘も原神より面白い。原神にも『元素システム)という一捻り加えた面白い戦闘技能があったが、鳴潮の戦闘はこれを遥かに上回る。 というのも鳴潮には『重撃』と『変奏(だっけ)』という二つの戦闘技能がある。加えて敵の攻撃を回避した時に使える『カウンター』と、ボスどころかフィールドの少しだけ強い雑魚も頻繁に使用してくる強攻撃を阻止する『パリィ』というPS(プレイヤースキル)任せのシステムがある。 パリィは兎も角、この『カウンター』があるおかげで原神の戦闘と比べると面白さの桁が段違いだった。 そしてこんなに面白いし、低レアキャラで原神と同じく十分戦えるのに最高レアキャラを1体だけ好きな恒常キャラを配布してくれるという神運営っぷり。 さらに武器ガチャを、交換所をうまく活用することができれば定期的に引かせてくれるという痒いところにも手が届くシステムを実現してくれた。 具体的にいうと、『キャラガチャ』専用のアイテムと『武器ガチャ』専用のアイテムが存在して、一定の期間毎にどちらも一定個数を交換所で販売してくれることにより、どっちのガチャを引こうかという悩みを抱える必要がなくなった、ということ。個人的にこれは地味にありがたかった。 しかしこんな神ゲーなのに、一つだけ残念なところがある。それがストーリーの不可解さと誤字。ある程度進めれば「要するにこういうことなんだな」と理解出来るのだが、一部分しか話を聞いていないとストーリーの理解がほぼ出来なくなる。 そしてこのゲームのストーリーだけを遊んだ時の時間の配分は『戦闘3:ストーリーの文章を読んでる時間7』です。1章クリアするまでに俺はフルボイスで聞いていたら3回寝落ちした。クッッソ長いので覚悟して遊んだほうがいい。 さて、最後に総評だがマジで神。ストーリーが理解できない、サブクエが何言ってるのかよく分からなくても神。 戦闘がとにかく面白くてマジで時間泥棒。敵を倒した時の確率で獲得出来る『残響』の収集もマジで楽しい。これがあるから雑魚戦に価値が生まれる。 鳴潮は冗談でもなんでも無く今年の覇権を握る(断言)。 時間がある人は絶対にやるべき。 最後に忠告するが、キャラの育成をサボると絶対に時間制限のある試練で詰むので育成要素を満遍なくいじることだけは欠かさないように!
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機兵とドラゴン
人を選ぶ作品。 内容は全てざっくり書かせてもらう。 ゲーム性はセミオートバトル、戦い方は勝手に動いてわざわざ敵に突っ込んでいく本陣を守るために機兵という名の召喚獣を召喚してステージ上のモンスターを殲滅し、ザコの巣を撃破した時の報酬で本陣の設備を整えて最終的に自分以外の敵陣を全て撃破する、という内容。 爽快感は無い、が多少の戦略性はある。というのもプレイヤーができることは機兵を召喚する以外にも出来ることがある。それがチームによるこれから何をすべきかの行動指針を決めるための『投票』がある。 これは唯一勝手にあっちにフラフラこっちにフラフラとする本陣を操る手段で、チームの多数決に応じて積極的に敵陣を叩いたり、劣勢と見るのであれば潔く逃げたり、といった行動を行うことができる。 ガチャは正直そこまでこだわる必要はなさそう。というのもレア度に応じてその試合中に召喚できる数というものが決まっており、低レアなほど召喚可能回数が多いので一概に最高レアが1番強いと言えるわけじゃない。 1番残念に感じたのが、これはあくまでも個人的な感想だが、作中はボイスがあるのにも関わらず、日本語でも英語でもないし、もはや人語じゃないボイスなこと。正直キャラの見た目が気に入らなければ愛着が湧かないレベルだと思う。 総評としては、果てしなく微妙な作品だと思う。ハマる人は十分楽しめるだろうが、この作品に少しでも不満を持ってしまう人はその不満点に目をつぶらずに投げ捨てるレベルだと思う。 でも、昨今のFPSやらMOBAゲームなんかの戦況が目まぐるしく変化するような対戦ゲームが苦手な人だけど対戦ゲームがしたいという方にはおすすめかもしれない。
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星になれ ヴェーダの騎士たち
個人的には神ゲー(仮)。 ドラゴンズクラウンをやりこんだ人であれば9割ブッ刺さると思う。戦闘システム的にはジャンプが欲しかったところだけど、他のコマンドはある。ポーションなんて甘えアイテムは今の所存在しなくてたまに敵が落とす回復アイテムで回復するところもグッド。 戦闘バランスもよくできてると思う。ソシャゲだから強化やら何やらをしなくてはいけない手間はあるが、それも良い。過剰に育てて俺TUEEもできるし、育てない縛りプレイも可能。まぁこの辺は原神とほぼ同じ。因みに少しでも強化を怠って推奨レベルに到達してないと体感で2段階くらい難易度上がる。 ガチャも原神と同じ形。キャラと武器ガチャがあって確率も踏襲してる。ただガチャの演出が弱いのと辻褄合ってなくて「ん?」ってなった。無理矢理近づけたせいかな。 何よりも良かったのが、最初のムービーかなぁ。このアプリの記事にも載ってるけど(素直に載せんなネタバレになるだろうがと思った)、このムービーは本当によく出来ててここの記事を読む前に遊び始めたものだから、「スマホでこのクオリティのゲームを遊ばせてくれるのか!」って思ったよ。マジ圧巻の一言。 地味に親切だと思ったのが、結構日本人が気にしがちな部分だと思うけど、個人情報の取り扱い方がね、良かった。何が良かったかっていうと任意で個人情報を使用してもらうか否かを決められるんだよね。勿論否を選んだら多少サービスの範囲は狭くなるけど、今のところ不便は感じないかな。この心配りは素直に嬉しかった。 総評としては是非一度は遊んでほしいと思う! リアル友人にも勧められるクオリティだと個人的には思ったから早速布教した! ただ良ゲーには大量の容量がつきものでそこそこデカい。具体的にいうと初っ端ダウンロードでアプリ本体の他に⒌2ギガ持ってかれます。ただそれだけの価値はあると思うから是非プレイしてほしい!
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プリストンテールM
ありきたりなMMORPGよりも更によろしくない。 無課金勢は攻略サイトを見ながらスキルのポイントを割り振っていかないと詰みます。というのもこのゲームはスキルポイントとステータスポイントを自分で割り振って、自分の好みのステータスで遊ぶことができるのだが、ステータスポイントの振り直しは割とすぐにできるものの、スキルポイントの振り直しをする手段が現状課金しかないです。 なので間違ったスキル振りをしたが最後、折角転職を果たしたとしても必要なスキルポイントのパラメータが足りないので、どれだけレベルを上げてもそれ以降のスキルは習得できません。 私はそれを身をもって思い知りました。 惰性で始めたゲームなので、私はそれを身をもって体験した時点でアンインストールしました。 みなさんもスキルポイントの振り方には十分気をつけて下さい。