ユーザーレビュー
  • 百英雄伝 Rising

    まぁ前日譚だしね。ストーリーは基本的な世界観の説明をゲームシステムを使って徐々に興味を引っ張られる内容だった。 ゲームシステムとしては、はっきり言うとお使いゲー。 しかし、今お使いゲーと言うと何かと毛嫌いされるが、このゲームに関しては世界観の説明やストーリーを形作る膨大なバックボーンを断片的に伝える為には、膨大なテキスト量が必要だ。 前日譚と言う目的の為の最適解がこの形だったんだと思う。 そして、製作陣もそれは理解しているからこそ全力でお使いのストレスを減らした。 ファストトラベル地点の細かさ、メニューや掲示板からどこに行けばいいかは一目瞭然。 迷って探す事は一切無い。 制作陣のやりたい事を実現する為に現代のニーズにどうアプローチするか、 その口火を切る作品としては素晴らしいものだったと思う。 見事に百英雄伝に期待させられた。 幻想水滸伝とか知らなくてアクションゲームとしてこのゲーム単体に期待をして買った人にはきっとダラダラ進むストーリー、お使いゲームシステムにガッカリする内容かも知れない。 でもこれは前日譚。どうかただのお使いゲームと断じないで欲しい。テキストを飛ばし読みせず、しっかりと読み込んで本編の為に散りばめられたであろう伏線を探してみて欲しい。 限られたテキストから読み解いて膨らませる妄想、考察は、古き良きJRPGの醍醐味そのものだから。 懐古厨からは以上です。

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