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冥界でネコが大暴れ！美少女の元へ戻るため、爽快アクションで地獄を駆け抜けろ！
2024年5月30日(木)に『九魂の久遠（くこんのクオン）』が発売される。
本作は、「蒼き雷霆 ガンヴォルト」シリーズなどの制作、「ロックマン」シリーズの開発で知られるインティ・クリエイツが開発するアクションゲーム。
猫のかわいらしさ、中二病テイストなカッコよさ、そして美少女まで登場する豪華な特徴を持つ。もちろん、爽快なアクションも実現されている。
今回は、発売に先駆けて体験版を遊ぶ機会を特別にいただいたため、実際にプレイした筆者が、本作の魅力をお届けする。
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9つの命を持つ「ネコらしいゲームシステム」。アクションとしても抜かりなし！
▲かわいい猫が主人公だがアクションは本格的で、美しい切り絵風のグラフィックも大きな特徴。
本作の主人公は、現世で死に、冥界に堕ちた猫「クオン」。
プレイヤーはクオンを操作して冥界を探索し、現世に戻るためさまざまな敵を倒しながら先へと進んでいく。
▲やられてしまっても、猫の「9つの命」で復活できる。
ただし、クオンは猫なので非常に非力だ。具体的には、敵の攻撃を一回受けただけでやられてしまう。
そこで、クオンはあらゆる能力を駆使して戦いを切り抜ける。猫の9つの命を使い切ったとしても……。
基本は探索しながら進める横スクロールアクション。クオンにできることは回避だけ!?
▲猫らしく狭いところもお手の物。敵の目をかいくぐれるため、メリットが大きい。
本作のジャンルは、いわゆる探索型アクションに近い。
ネコのクオンは狭い場所や隠された通路を通ることができるため、ボスの居場所を探りながらアイテムを集めていく。
▲シャドウスルーの無敵時間はやや長めで、これをうまく使いこなすと敵を回避しやすくなる。
なお、ネコの姿（幼魔形態）では回避行動「シャドウスルー」で避けるのが基本となる。とにかく逃げ続けるのがポイントだ。
▲九魂石による育成要素はかなり充実している。どれから取得するかも悩みどころ。
そして、落ちている勾玉のような「九魂石」を集めることでクオンの強化が可能となる。
シャドウスルーのスタミナ消費が減ったり、落下時の硬直を消したりと、その効果はさまざま。
か弱いクオンそのままでは攻略が難しいため、丁寧に育成を行うのが重要となる。
やられてしまうとクオンが人型（業魔形態）に変化！多様な動物の能力も使えるが……!?
▲ライオンの力を手に入れたクオン。もはやただの猫ではない！
ただし、クオンはやられても即ゲームオーバーではない。猫には9つの命があるように、命を使い切るまで復活できるのだ。
さらに、復活する際には動物の魂による特殊能力「アニマリヴァイヴ」を入手する。
▲二段ジャンプや遠距離攻撃を使いこなしている場面。状況に合わせて有効な攻撃が変化するのもポイント。
カラスの能力で二段ジャンプしたり、ティラノサウルスの咆哮で敵を攻撃したり、チワワのかわいらしさで無敵になったりと、アニマリヴァイヴはさまざまな種類が用意されている。
▲業魔形態となったクオン。ケモノ好きに刺さる姿かも!?
また、クオンはやられすぎると、ヒト型の業魔形態に変化する。
▲業魔形態は攻撃力が上がるのはもちろん、それまで取得した特殊能力すべてが使える。
業魔形態のクオンは非常に強い。それまでは回避中心のゲームだが、業魔形態になると敵をどんどん倒すようなゲームに一変するのだ。
ただし本作はマルチエンドになっているうえ、業魔形態は何かリスクがあるようだ。
▲業魔形態になる瞬間、猫時代の記憶が薄れていくような描写が･･･。やはり大きなリスクがあるようだ。
実際、業魔形態のクオンはとても大切だった“何か”が思い出せなくなっている気が…。猫のまま理性を保つか、生き延びるために業魔形態になるかはプレイヤー次第だ。
▲マーキングするクオン。かわいい。
なお、クリスタルのようなものをマーキングしたり敵を倒すことで手に入る「ホープポイント」で業魔形態化をキャンセルできる。とにかく、探索すればいろいろな道が開けるだろう。
難易度によっては、9回以上やられるとゲームオーバーになってしまう。これはある程度のやり直しになってしまうが、緊張感ある調整になっているので、アクション慣れしている人はぜひ挑戦してほしい。
一方で、ゲームオーバーにならない「永魂モード」も用意されている。猫のかわいさに惹かれた人にはこちらがおすすめだ。
先行プレイの感想をお届け！死ねば死ぬほど楽しくなって怖い！美少女の飼い主にも注目
▲サメのようなボス「ガルベストン」とのバトル。水を操ってクオンを翻弄する。
今回のデモ版では、2番目のボスを倒すところまでプレイできた。そこまで遊んだ筆者の感想をお届けしよう。
前述のように、ネコ型では慎重にプレイすることが求められるためドキドキするのがポイントだ。
なるべく死なないように行動するのだが、敵に触れただけでもNGなので緊張感がスゴい。
▲技取得時は解説も出るので、アクションゲーム初心者も楽しめるだろう。
ダメージを受けること自体はショックなのだが、同時に新しい能力が手に入るのでそれを試してみたくなる。衝撃と喜びが同居した不思議な感覚といえよう。
▲ボスを倒したときのカットインも超クール！
なお、ネコ型でもボスに勝つことができる。シャドウスルーで攻撃を何度か回避すると、「フェイタルスタンプ」で大ダメージを与えられるのだ。
回避だけでボスを倒せたときの爽快感はかなりのもの。カットインもカッコよく、自分が「うまくプレイした感覚」をしっかり味わえる。
▲図鑑も用意されており、敵の特徴なども記されている。この情報がかなり重要。
また、アニマリヴァイヴで手に入る能力はやられた敵ごとに異なるため、戦略性も存在している。
能力はさまざまで、「ヤマアラシ」は遠距離攻撃ができて便利だが、近接攻撃のほうが有効な敵も存在する。特定の能力を取得するためあえてやられる、といった戦略もありうるわけだ。
▲業魔形態ではボスも楽勝。とにかく大ダメージを与えられる。
業魔形態、いわゆるヒト型になるとゲーム体験が一変。敵をバシバシ倒せるようになるので気持ちよすぎるのだ。
ネコ型のときの息苦しさが解放されるカタルシスもあるし、ボスはモリモリ殴って倒せるので最高に憂さ晴らしになる。
ただし、緊張感はなくならないところがポイント。ヒト型ではやられるとゲームオーバーになりかねないので、また違ったドキドキがあるわけだ。
▲「猫が死んだ」という事実を伝えるだけでもいちいちカッコいいテキストで表現してくれる。
本作はストーリーにも注目したい。インティ・クリエイツらしく、中二病テイストなカッコいい雰囲気たっぷりとなっている。
▲飼い主のツクモとクオンがおしゃべりしている様子。どちらも違った意味でカワイイ。
一方、主人公のクオンは猫らしくてかわいいし、飼い主であるツクモは超美少女。ふたりの仲の良さを垣間見るイベントもあり、微笑ましい気持ちになることもある。
『九魂の久遠』は、美少女、ネコのかわいらしさ、そして中二病的カッコよさを組み合わせた意欲作といえる。製品版を遊べる日が楽しみだ。
『九魂の久遠』ストーリー
―――ネコは死んだ。
病気・怪我・寿命… 死の理由は何だってあり得るだろう。命とは弱く、簡単に失われてしまうものなのだから。
ネコは、ニンゲンと共に暮らしていた。「飼い主」は、ネコの死を悲しんだだろう。墓を作り、丁重に弔ったかもしれないし、遺灰にして自然に還したのかもしれない。
あるいは、その死を直接知ることもなく、二度と帰ることのないネコを待ち続けるのかもしれない。まつわる経緯や事情、思惑は何であれ―――ネコは死んだ。
現世で死に、冥界に堕ちたネコ、クオンは目を覚ます。そして、現世の飼い主のもとに戻るため、唯一の出口である「冥界の門」を目指して、歩き始めた。
発売日など基本情報
| 発売日 |
2024年5月30日 |
|---|---|
| 会社 |
INTI CREATES |
| ジャンル | アクション |
| 対応ハード | Switch / PS5 / PS4 / PC / Xbox |
| タグ | |
| 価格 |
Switch : 3,890円(税抜)
PS5 : 3,890円(税抜)
PS4 : 3,890円(税抜)
PC : 3,890円(税抜)
Xbox : 3,890円(税抜)
|
| 最大プレイ人数 |
1人
|
| 公式HP |
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