ボリューム少ないってのは同意(20時間で完全クリア)だけど、コスパ悪いかっていうと俺はそうは思わなかったわ 雰囲気作りはバッチリだったし密度は濃かった。
もったいなく感じる人はいっそフリーのRPGやった方がいいと思う
スクウェア・エニックスから発売のハード未定のゲームソフト『Voice of Cards ドラゴンの島』は、剣や魔法、想像力を使ったRPG。
本作は、自称勇者がドラゴンを討伐するというストーリー。登場人物やバトル、フィールドなど、ゲームの全てがカードで構成される新感覚のジャンルとなっている。
プレイヤーはコマを使い冒険を繰り広げるため、RPGというジャンルながらもボードゲームで遊んでいる気持ちになれる作品だ。
コンテンツ量 2点
自由度 3点
ソーシャリティ 2点
BGM 4点
グラフィック 2点
感情移入 4点
ゲーム性 3点
「テーブルトークRPG(TRPG)」をご存知でしょうか。紙とペン、ダイスなどを用意してアナログで楽しむ、昔ながらのロールプレイングゲームです。
本作は、そのTRPGをイメージした演出で描かれるコンピュータRPG。とはいえ中身は特殊なものではなく、仲間を集めてレベルを上げストーリーを進めていく王道のRPGに近いもの。バトルはターン制のコマンドバトルで、見た目に反して(?)非常にベーシックなプレイ感になっています。
特殊な点は、画面はほぼすべてカード(あとはダイスやコマ)で描かれ、ストーリーはすべて司会進行役・ゲームマスターの語りによって進んでいくところ。情景描写もキャラクターのセリフも全て、ゲームマスターが第三者の視点からプレイヤーに伝えてくれます。
なので遊んでいると、まるでゲームマスターとプレイヤーが一対一で向かい合い、お茶を片手に談笑しながらアナログRPGを遊んでいるような、不思議な感覚に包まれます。バトルでクリティカルが出ると「やりますね」と口を挟んでくるところなんか、まるで友達みたいですよね。
ちなみに、ゲームマスターのボイスは声優の安元洋貴さんが担当。凄まじく良い声なので、プレイしていて非常に心地よいです。
コンセプト上、派手なバトルやムービーはなく、画面こそ静かではありますが、巧みな文章展開と個性的なキャラ造形によって、情緒豊かなファンタジー世界が“頭の中”に広がります。グラフィック・音楽も美しく、RPG好きには刺さる一品と言えるでしょう。
ちなみに、無料体験版が製品版に直接つながる前日譚になっているので、まずはそちらからぜひ。
コンテンツ量 2点
自由度 3点
ソーシャリティ 2点
BGM 4点
グラフィック 2点
感情移入 4点
敷居の低さ 4点
Voice of Cards ドラゴンの島をプレイしたユーザーのレビュー。
会社 | SQUARE ENIX |
---|---|
ジャンル | ベーシックRPG |
ゲーム システム |
コマンドバトルRPG |
タグ | |
発売日 |
Switch : 2021年10月28日
PS4 : 2021年10月28日
PC : 2021年10月29日
アプリ : 2023年3月23日
|
価格 |
Switch : 3,200円(税抜)
PS4 : 3,200円(税抜)
PC : 3,200円(税抜)
アプリ : 1,727円(税抜)
|
最大プレイ人数 |
1人
|
公式サイト | |
公式Twitter |
この判定基準は「メーカーが発表している必要・推奨スペック」と「CPUやGPUなどのベンチマークスコア」を基に独自の基準で算出されています。
また表示されている「プロセッサー」「グラフィック」は、メーカーの発表している必要または推奨スペックの表記を軸に近い性能のものが記載されています。