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素朴なドット絵が心を揺らす！1度始めるとラストまで止まらない『メグとばけもの』
PC,Switch対応ゲームソフトで、素朴で可愛らしいドット絵が特徴的なアクションアドベンチャー『メグとばけもの』。
心温まるゲームを制作する「Odencat」が手掛けており、物語はもちろん、ゲーム内の音楽や映像も多くの人の心に感動を与えている。
本作の音楽は、『モンハンライズ』などの曲を担当している作曲家・裏谷 玲央さんが担当。「曲のタイトルを縦読みすると……」といったギミックも隠されているため、ぜひプレイ後に聞いてみて欲しい。
本記事では、夏休み特別企画として『メグとばけもの』をプレイしてみた。大まかなストーリーやおすすめポイント、魅力的な登場人物など、実際にプレイした感想を交えて紹介していこう。
4～5時間で楽しめる作品となっているため、「感動的な作品を求めている」という方は、是非読んでいただければ幸いだ。
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夏休みゲームレビュー祭まとめ2025
目次
【あらすじ】少女が泣くと世界が終わる？魔界に迷い込んだ少女と魔物「ロイ」の物語
▶タイトル画面でもかかる「ねがいぼし」が流れている。美しい音楽に冒頭から感動する人も多いだろう
『メグとばけもの』は、ひとりの女性の過去をさかのぼる物語。
女性は、20年前に廃棄された研究所を訪れる。そこは、彼女の母が勤めていた研究所で、彼女は記憶の片隅にある事実を確かめるために訪れた。
彼女は無線機を見つけ、再生してみると、そこには聞き覚えのある声が残されていた……
無敵の魔物「ロイ」との出会い
▶冒頭の美しい音楽と対照的な不穏な音楽「えんえんと魔界」が流れている。これからメグが魔物たちと出会う不安を表しているようだ
時代はさかのぼり、ひとりの少女「メグ」が魔界へと迷い込んだ場面から始まる。メグは、自分と同じく魔界に落ちた母親を探していた。
知らぬ道を進むと、そこには自分とは容姿が異なる魔物「ロイ」と「ゴラン」と出会う。
魔界では、落ちてきた人間は食べ物とされていて、ゴランはメグを食べようとした。しかし、怖くなったメグが泣いた時、世界が赤くなり、ゴランはメグを食べることをやめた。
無事に地上に送り届けるための冒険が始まる
ゴランによると、「メグが泣くと世界が終わる」のだと言う。人間だけでなく、魔物との関りもほとんどないロイだが、世界を終わらせないように試行錯誤しながら、メグを送り届けることを決心する。
道中で個性的なモンスターに出会うなかで、ロイとゴランは無事にメグを送り届けることができるだろうか。
物語が進むにつれて明かされていく真相に驚きながらも、中盤から涙が止まらない展開が続く。実際にプレイすると、登場キャラクター達に感情移入してしまうだろう。
ただ倒すだけではない！おもちゃを使いながらメグと一緒に戦いを切り抜けよう
本作の面白いポイントは、「ロイ」に立ちはだかる魔物とのバトルだ。
ロイは「HP:99999」とほぼ無敵の魔物。しかし、彼はメグを泣かせないようにしながらバトルしなければならない。
敵の攻撃はロイが守ってくれるためメグには当たらないが、それを見たメグは心にダメージを負ってしまう。メグの心のダメージが0になるとゲームオーバーだ。
そこで回復アイテムとなるのが、おもちゃだ。戦闘中にロイがメグと遊んであげるとゲージが回復する。「戦闘中に遊ぶの！？」と驚いてしまうが、本作ではとても重要な要素となっている。
物語が進んでいくと敵が強くなっていくが、おもちゃも増えていく。おもちゃによってメグの回復度も異なるため、状況に合うおもちゃで遊んであげよう。
▶バトルシーンではピアノの旋律が高揚感を誘う「腕力勝負！」に胸が踊る
また、本作のバトルはそれほど難易度が高くはない。初めてアクションアドベンチャーをプレイする人もバトルに躓かずに物語を進められるだろう。
それぞれに感情移入してしまう！魅力的なキャラクター達を紹介
『メグとばけもの』は、主にメグ・ロイ・ゴランの3人で物語が進んでいくが、その他のキャラクター達も魅力的だ。
物語が進んでいくにつれ、様々な疑問が生まれるキャラクターも登場するため、全体を通してキャラクターに惹かれる作品とも言えるだろう。
魔界に迷い込んだ少女「メグ」
本作のタイトルにもなっている少女・メグ。純粋無垢な子供だからこその発言や行動はプレイヤーを癒してくれる。
物語の初めからロイに懐いていて、2人の掛け合いが不器用ながらに微笑ましい。
マジックタールをこよなく愛する魔物「ロイ」
『メグとばけもの』の”ばけもの”にあたる魔物。魔界に存在する毒々しい「マジックタール」だけを食べて生活している。
乱暴な口調と屈強な身体で恐れられているが、メグと生活するにつれて様々な感情が芽生え始める。
ロイの友達「ゴラン」
ロイの唯一の友達。常にロイと一緒に行動している。頭の回転は早いが戦闘は一切向いていない。
物語序盤から怪しい行動を見せるため、何か裏がありそうな存在だ。
魔界統括評議会のみなさん
魔界の秩序を保つために存在する「魔界統括評議会」。それぞれが強いように感じるが、個性的な性格が憎めない。
魔界に存在する「不可侵条約」を守るために、定期的に会議を開いているようだ。
魔界に住む謎多き人間「ポール」
なぜか魔界に住み着いている唯一の人間・ポール。ジョーイくんというお手伝いロボットと生活している。
魔界に住んでいることは魔界統括評議会に知られているが、なぜか魔物にも食べられず暮らせている。
物語が進むにつれ、彼に対する疑問が溶けていき、最後は……。
まとめ
『メグとばけもの』は、かわいらしいドット絵からは想像できない展開が待ち受ける作品だ。
始めは人間と魔物のアドベンチャーかと思ったが、想像を遥かに超える感動で、最後は泣きながらプレイを終えた。
バトルシーンもあるが難易度は高くなく、メグとおもちゃで遊ぶ場面や敵キャラ達との対話もある。
そのため、あまりアクションアドベンチャーをプレイしない人もスムーズに進められるだろう。実際に、あまりアクションアドベンチャーをプレイしない筆者が最後までプレイしたが、4～5時間で終えられた。
『メグとばけもの』に興味を持った人は、ぜひこの夏にプレイしてみて欲しい。
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| ハード別発売日カレンダー | |
|---|---|
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発売日など基本情報
| 発売日 |
2023年3月2日 |
|---|---|
| 会社 |
Odencat |
| ジャンル | アドベンチャー ベーシックRPG |
| 対応ハード | PC / Switch / Xbox |
| 価格 |
PC : 1,500円(税抜)
Switch : 1,500円(税抜)
Xbox : 1,500円(税抜)
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| 公式HP | |
| 公式Twitter |
GameWith編集者情報
| 20歳の時にゲーム実況に出会い、毎日欠かさず動画を視聴している。実況者のイベントにも参加経験有り。好きなジャンルは「ホラー、アクションRPG、FPS」とさまざま。自身もswitchやPSでゲームをすることが多く、ジャンル問わず様々なゲームをプレイしている。動画視聴後やプレイ後に考察することが好きで、納得いくまで調べる癖がある。 |
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