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ゴールデンウィーク、いかがお過ごしだろうか。筆者の地元では祭りが盛んなのだが、筆者は家に籠ってゲーム三昧である。
とは言え雰囲気だけでもお祭り気分を味わいたい。ということで、和風なゲームを紹介しよう(安直すぎる導入)。

和風と言っても日本のゲームではない。今回紹介するのは台湾の小規模スタジオ・Crimson Duskが開発し、PLAYISMが発売した『炎姫(ほむらひめ)』だ。
妖祓いの主人公・炎姫が、補佐官の安と共に世界の平和を脅かす存在・妖魔に立ち向かうアニメ調3Dアクションゲームである。
学生プロジェクトとして始まり、日本のアニメへの情熱を6年にわたり燃やし続けて完成したという本作の魅力をお届けしよう。
| この記事を書いた人 あいむ 幼少期に初めて遊んだ『SaGa2秘宝伝説』でゲームにハマり、『メモリーズオフ』でオタクになった甘党おじさん。レトロゲームを買い漁るのが好きで、購入した中古ソフトをクリーニングする作業が至福の時間。ゲーム以外ではギターが趣味だが、夜な夜な取り憑かれたようにゲームのBGMを演奏しだす厄介な習性がある。 |
病みつきになる「弾刃」の魅力!気持ちよすぎて爽快感を超え「全能感」
本作を語る上で1番にお伝えしたいのが、「弾刃(他ゲームで言うところのパリィ)」がとにかく気持ちよすぎるということ。ひとたび触れば病みつきになってしまう魔性の魅力に溢れている。
▲記事の仕様で音を流せないのが本当に悔やまれるが、「キンキンキンキンッ!」と気持ちいい効果音とともに弾いてくれる。耳が幸せ。
パリィと聞くと「難しそう」と思う人も多いと思う。実際のところ筆者もパリィは少々苦手で、アクションゲームは基本的に攻撃ボタン連打でゴリ押ししたい人間だ。特に攻撃予告からタイミングをずらしてくる攻撃(いわゆるディレイ攻撃)を喰らった日には思わず机に手が出てしまう。
しかし、本作の弾刃で世界が変わった。
判定がかなり緩めな上、ジャンプ中だろうと攻撃中だろうと、ボタンを押した瞬間あらゆる行動をキャンセルして即座に発動してくれる。回数制限も無く、大まかに連打するだけでもかなりの精度で攻撃を防ぐ。要するにめちゃめちゃ高性能なのだ。

弾刃で防ぐことができるのは攻撃予告が「赤色」の攻撃だけだが、敵の攻撃は赤色だけでもかなり激しい。
そのすべてを、この超高性能パリィ・弾刃で捌いていく。これはもう達成感とか爽快感とかを超えて「全能感」。最高に気持ちがいい。

▲攻撃ボタン連打派の筆者が弾刃ボタン連打派に鞍替えするほどの手軽さ・気持ちよさ。ぜひ味わってみてほしい。
筆者は弾刃の説明をしただけで気持ちよくなってしまっているほどだが、なんと弾刃の気持ちよさはこれだけではない。

一部の敵は強力な「術」攻撃を仕掛けてくることがあり、これを弾刃で防ぐことで「穢れ」に引き込まれ、一時的に1対1で戦うことになる。そして穢れの中での敵の攻撃をすべて弾刃で捌いてやると、カッコイイ演出で特殊攻撃が発動するのだが、これがもうたまらなく気持ちいい。
▲「シャキシャキシャキーン!」とステックを倒して点を繋いでぶった切る。かっこよすぎる。
このように、「パリィならではの気持ちよさ」を気軽に、かつ最大限堪能できるのが本作1番の魅力。
パリィが苦手な筆者でもこれだけ気持ちよくなっているので、同じようにパリィに苦手意識を持っている人にも手に取ってもらいたい。きっと気持ちよくなれるハズだ。
……気持ちよくなりすぎてこの項だけで何回気持ちいいと言ったか分からなくなってきたので、そろそろゲーム全体の紹介に移りたいと思う。
歯応えのあるプラットフォームアクションと手に汗握るバトル!

基本的なゲームサイクルとしては、拠点となる「視晴神社」で準備を整え、妖魔が待つミッションへ出撃するというもの。各ミッションはアスレチックエリアと戦闘エリアを交互に繰り返す形で構成されている。

アスレチックエリアは、ジャンプや空中ダッシュといったアクション、フック移動や障害物の破壊といったギミックを駆使して進んでいくプラットフォームアクション形式だ。なかなか歯応えのある難易度だが、その分クリアできた時の達成感はひとしお。

▲落下してもすぐにリトライできるので、難所も何度か挑戦すれば突破できる。

▲近づくと伸びるトゲを弾刃で防いで進むギミック。アスレチックにも弾刃を活用するシーンが設けられているのが嬉しい。
アスレチックを進み、開けた場所に出ると戦闘に突入。
上記した弾刃を軸に、強攻撃と弱攻撃、それらの組み合わせで発生するコンボ(派生攻撃)、カウントが溜まると使用できるスキル、遠距離射撃といった攻撃を織り交ぜて戦っていく。

中でもコンボは、商店で新たな派生攻撃を購入することでバリエーションが広がっていき、オリジナルのコンボルートを考えるのが楽しい。アニメ調ならではの派手なエフェクトも相まって、弾刃と並ぶ気持ちよさがある。
▲コンボはかなりの数用意されており、色々なルートで繋がるようになっている。モーションも派手で試すだけでも楽しい。
とは言え実戦では他の敵に横やりを入れられたり、敵がのけ反ってくれなかったりと、そう簡単に長いコンボは決められない。弾刃や近接攻撃を当て続けると敵が気絶して一定時間無防備になるので、そこに強力なコンボやスキルを叩き込むというのが基本スタイルとなる。
この「攻守の切り替わり」がバトルに戦略性と緊張感をもたらし、アクションバトルでありながらターン制バトルのような手に汗握る展開が楽しめるのだ。


▲敵の弾幕攻撃も本作の大きな特徴の1つ。見た目のインパクトもさることながら、弾刃で防げないためダッシュやジャンプを駆使することになり、バトルにメリハリを生んでいる。
ステージの最奥では強力なボスが登場。弾刃が高性能だからといって簡単ということはまったく無く、その攻撃は苛烈を極める。

ボスならではのユニークかつダイナミックな攻撃を見極め、弾刃で捌き、隙をついてコンボをぶち込み、穢れを祓ってとどめを刺す。
まるでアニメのバトルシーンのようなかっこよさで、見ているだけでも楽しいこと請け合いだ。

▲演出の見栄えも良く、どのシーンを切り取っても画になる。配信者にもおすすめ。
キャラが良すぎて倒すのがツラい。プレイヤーの感情に寄り添う物語

キャラクターたちは敵味方問わず可愛らしく、アニメ調グラフィックが好きな人なら間違いなく満足できるだろう。
クールだが人を思いやる優しさを持った炎姫と、天真爛漫な安の対照的なコンビによる掛け合いも愉快で、いつまでも見ていたくなる。
ちなみに炎姫を演じる声優は楠木ともりさん、安は石見舞菜香さん。「本当にインディーゲームか?」と言いたくなるほどの豪華声優陣がキャラクターたちに息を吹き込み、作品の完成度を高めている。


▲通常の敵にすら、初登場時には演出が用意されている力の入れよう。なお左の万太羅は筆者のお気に入り。どこか愛嬌があり、憎めない。
各ステージのボスを務める妖魔少女たちも個性豊かで、推したくなる魅力を持つ。
ビジュアルが良いのはもちろん、ステージ内で拾える資料や会話を通して彼女たちの過去が紐解かれていくと、なんだか倒すのが辛くなってしまうのだ。


そんなプレイヤーの感情に寄り添うように、炎姫もまた「妖魔は本当に悪いやつらなのか」「自分たちがやっていることは正しいことなのか」といった葛藤を抱えることになる。
これにより炎姫にめちゃめちゃ感情移入でき、物語にどんどん惹き込まれていく。どのような結末を迎えるのかは、是非ともプレイして確かめてみてほしい。
まとめ

あえて緩い調整にすることでプレイヤーを気持ちよくさせることに特化した弾刃を軸に、多彩な要素を盛り込みメリハリのある展開が楽しめるアクションバトル。
アニメ好きなら間違いなく好きになれるキャラクターたちと、感情移入できるストーリー、それらを彩る豪華すぎる声優陣。
学生プロジェクトとして始まった作品とは思えない完成度で、アニメ調アクションゲームが好きな人に胸を張ってオススメしたい。繰り返しになるが弾刃の気持ちよさは格別で、パリィが苦手な人でも楽しめるハズだ。

一方でアスレチックの難易度は少々高く、アクションゲームそのものが苦手な人は注意が必要。とは言えこの点に関しても精力的なアップデートが行われており、改善が期待できる。
開発元のCrimson Duskは本作がデビュー作という。今後の展望にも期待したいところ。
なお、Switch2版は2026年発売予定。Switch2でプレイ予定の方はもう少しだけ待とう。
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発売日など基本情報
| 発売日 |
PC: 2026年3月4日 Switch2: 2026年 |
|---|---|
| 会社 |
PLAYISM |
| ジャンル | アクション |
| 対応ハード | PC / Switch2 |
| 価格 |
PC : 2,254円(税抜)
Switch2 : 未定
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| 公式HP | |
| 公式X |
GameWith編集者情報

| 幼少期に初めて遊んだ『SaGa2秘宝伝説』でゲームにハマり、『メモリーズオフ』でオタクになった甘党おじさん。 レトロゲームを買い漁るのが好きで、購入した中古ソフトをクリーニングする作業が至福の時間。 ゲーム以外ではギターが趣味だが、夜な夜な取り憑かれたようにゲームのBGMを演奏しだす厄介な習性がある。 |
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