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Blizzard Entertainmentは、『オーバーウォッチ』のシーズン3「Into the Tiger's Den(虎の住処へ)」に関するメディア向け発表会を東京にて開催した。
本稿では、Blizzard EntertainmentのKenny Hudson氏と、Miranda Moyer氏が登壇したプレゼンテーション、および質疑応答の内容をレポートする。

▲シニア・ゲーム・プロデューサー(ヒーローデザイン&コア・ゲームプレイ)のKenny Hudson氏

▲ナラティブ・デザイン・リードのMiranda Moyer氏
Overwatch
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新ヒーロー「シオン」は、ハシモト組を支配するオムニック
シーズン3の目玉となるのが、新ヒーロー「シオン」だ。発表会ではまずヒーロートレーラーが上映されたが、「できたてホヤホヤでローカライズが間に合っていない」とのことで、英語版のみの上映となった。
トレーラーでは、シオンがタロンとの武器取引を進めるハシモト組の幹部として登場。その取引現場にオーバーウォッチが急襲し、戦闘が繰り広げられる様子が描かれていた。

Miranda氏によれば、シオンはオムニックであり、東京での戦いの最中に自我に目覚めたという。他のオムニックのように人間と友好関係を築くことはなく、恐怖と生存本能から戦い続けていた。その後、ハシモト組に捕らえられ、戦闘訓練のための人形として長年使役されることになる。
しかし、シオンはその間、周囲の人間を観察しながら力を蓄え、ついに脱出。自分を束縛していた組員たちに復讐を果たし、現在はハシモト組の幹部として君臨している。
Kenny氏は、シオンの外見、態度について「ジョン・ウィックなどのアクション映画からインスパイアを受けた」と説明。「制御されたカオス」の感覚を伝えたかったとし、近づけば危険で、アクション性とスピード感をテーマにしたヒーローであると語った。
▲Shion | New Hero Gameplay Trailer | Overwatch
メイン武器は、二丁拳銃によるセミオート3点バースト。撃った時の手応えと正確性にこだわって設計されたという。

アビリティ「罰」は、チャージすることで威力が増したり範囲が広がったりする攻撃で、コンボの起点にも締めにも大ダメージを与えられる汎用性の高いアビリティだ。
さらに、ダッシュしながらオーバーヘルスを獲得できるアビリティ「回避」も持っており、敵の攻撃を回避してから反撃するなど、コンボに組み込んで使うことが想定されている。

シオンのスキルの中で「最も特徴的」(Kenny氏)と位置づけられるのが「ジョイライド」だ。バイクを召喚して数秒間騎乗でき、障害物を乗り越えたり、バイクを敵に向けて発射して爆発させたりすることも可能。
Kenny氏は「ヒーローを作る時は、まず“クレイジーで型破りなスキル”をひとつ作り、残りのスキルをそこから組み立てる。シオンにとってはこのジョイライドがそれだ」と語った。
なお、バイクのデザインは映画『AKIRA』からインスピレーションを受けており、「バイクは絶対に赤でなければならなかった」とKenny氏は笑いながら明かした。

アルティメットは、周囲に弾丸を乱射するフレンジー状態に突入する大技だ。前方にダッシュしながら弾丸を撃つ使い方と、その場に留まって周囲に弾幕を張る2パターンの使い方が可能で、バイクで敵の裏側に回り込んでから発動するなど、プレイヤーによって色々な使い方ができるという。

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東京各所から着想を得た新マップ「Neon Junction」
シーズン3では、東京を舞台にした新マップ「Neon Junction」が追加される。Kenny氏によれば、Midtown以降初となるハイブリッドマップとのこと。
マップの大きな特徴のひとつが、マップ中央を電車が通過する環境キル(※)のギミックだ。従来の環境キルはマップの端に配置されることが多かったが、Neon Junctionではあえてマップの中心部に設置。高台を取る際のルート選択や戦略に影響を与える要素として導入されたという。
※マップ上のギミックや地形を利用して敵を倒すこと

マップのデザインについては、チームが東京各所を徹底的にリサーチし、さまざまなスポットからインスピレーションを得たとKenny氏が説明。特定の場所をそのまま再現したものではなく、日本のプレイヤーが「わかる」と親近感を覚えるような、印象的な要素を組み合わせたマップになっているとのことだ。
なお、マップ内に確認できる大きなロボットについて「ガンダムがモチーフか」という質問が飛ぶと、Kenny氏は「個人的にはガンダムの大ファンだが、このマップとは無関係だ」と笑いながら否定した。
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そのほかのシーズン3コンテンツ
シーズン3ではハンゾーがミシック武器を獲得する。Kenny氏は「キルエフェクトやサウンドが素晴らしい出来で、プレイヤーに手に取ってもらうのが楽しみ」と語った。

スキン面では、日本の文化や歴史からインスパイアされた新スキンバンドルが登場する。

ストーリー面では、日本の地下鉄をモチーフにした路線図風のUIで展開されるゲーム内イベントが用意されている。シオンのストーリーにフォーカスされており、シーズン3のストーリーの根幹を成すイベントとなっているという。

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質疑応答
シオンの射程とプレイスタイルについて
「フランカー寄りのスキルセットに見えるが、銃の射程が長くダメージが出そうに感じた」という質問に対し、Kenny氏は「距離があってもダメージを出せるが、もちろんダメージ減衰はある」と回答。
スキル全体が接近戦を促す設計になっており、「中距離ヒーロー」として、バイクで接近してからダメージを与えるプレイスタイルを想定していると説明した。

シオンのキャラクターデザインの着想
「オムニックなのに人間的なシルエットのデザインが印象的だが、デザインの発端は何か」という質問に対し、Miranda氏は「彼女が幽閉されていた時、目に入るのはハシモト組の人間だけだった。自分が人間なのかオムニックなのかというアイデンティティの問いを抱えており、それが人間に近い外見に表れている」と解説。

ミズキとシーズン3のストーリー
「ミズキもこのシーズンで重要な役割を果たすのか」という質問に対し、Miranda氏は「キリコ、ゲンジ、ハンゾーにフォーカスしているが、ミズキも秘密裏にハシモト組に所属しているキャラクター。シーズンを通してミズキとシオンの関係性にも注目してほしい」と回答。シオンがミズキを言葉巧みに操ろうとする様子も、ストーリーの見どころのひとつだと明かした。
マップ中央の電車ギミックの発想
Neon Junctionの電車ギミックについて、Kenny氏は「東京において電車・地下鉄はアイコンとして非常に優秀だった。OASISなどの既存マップでは環境キルがマップの端に配置されていたが、もし中央に置いたらルート選択や戦略はどう変わるのか?と考えた。プレイテストで大いに盛り上がり、うまく機能することが確認できた」と経緯を語った。
今後の新マップでも同様のギミックを導入する可能性があるという。
タンクヒーローのスキンについて
タンクヒーローの新スキンを望む声に対し、Miranda氏はスキンバンドル以上のことは言えないとしつつ、「最近のウサギバンドルでザリアのウサギスキンが出た」と言及。
チーム内でもさまざまなヒーローのスキンを作ろうと常に努力していると述べた。
日本のプレイヤーへのメッセージ
最後に日本のプレイヤーへのメッセージを求められると、Kenny氏は「我々が込めた情熱と楽しさを、ぜひ日本のプレイヤーにも感じてほしい。日本を舞台にしたこのシーズンで、その深さと熱量を味わってもらえれば」とコメント。
Miranda氏は「ゲンジとハンゾーの登場以来、10年間語られてこなかったナラティブに踏み込んだシーズン。日本のプレイヤーに、この歴史やストーリーの深さを感じていただければ」と語り、発表会を締めくくった。

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発売日など基本情報
| 発売日 |
Switch: 2022年10月5日 PS5: 2022年10月5日 PS4: 2022年10月5日 PC: 2022年10月5日 Xbox: 2022年10月5日 Switch2: 2026年4月15日 |
|---|---|
| 販売元 |
Blizzard Entertainment |
| ジャンル | シューティング |
| 対応ハード | Switch / PS5 / PS4 / PC / Xbox / Switch2 |
| 価格 |
Switch : 無料
PS5 : 無料
PS4 : 無料
PC : 無料
Xbox : 無料
Switch2 : 無料
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| 公式HP | |
| 公式X |




