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poncleとNosebleed Interactiveが共同開発した『Vampire Crawlers: The Turbo Wildcard from Vampire Survivors』は、Vampire Survivorsシリーズ初のスピンオフ作品だ。
前作の「敵の大群を蹂躙する爽快感」を、ターン制×デッキ構築×ダンジョン探索というまったく異なる形に落とし込んでいる。
Steam同時接続数は2万人以上を記録。レビュー数も2,350件中98%が好評(4/23時点)と、「圧倒的好評」でスタートしている。
この記事では、発売直後から大きな反響を呼んでいる本作の魅力を語っていく。
Vampire Crawlers: The Turbo Wildcard from Vampire Survivors
2026年4月21日 発売中
各ストアで詳細をチェック!
製品版で広がるステージとおなじみのキャラ
体験版はステージ2までの内容だったが、製品版ではその先のステージが解放され、探索のボリュームが一気に広がっている。
また、キャラクターが解放できる数も増えている。選択キャラ(クロウラー)は、カードとして登場する。
クロウラーのカードを使うことで、防御力が増える、カードをドローするなどのスキルを発動できる。固有スキルをうまく活用すれば、デッキがぐんぐん回るようになっていく。

▲おなじみのキャラが多いので、前作で好きだったキャラで攻略してもいいだろう
クロウラーにはカードの色が振り分けられているので、同じ色のカードを集めていくと、攻略がしやすくなり、キャラごとに戦術を変えられるのも魅力の一つだ。
▲急に酒場がクラブのようになることも。楽しそう
キャラは前作同様、目標を達成するか、ステージ上の棺を開けることで解放できる。
だが、 ヴァンパイアは別の棺だ。……というセリフも健在だ。
Vampire Crawlers: The Turbo Wildcard from Vampire Survivors
2026年4月21日 発売中
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ジェムシステムが、デッキ構築をもっと面白く
本作のデッキ構築をひと回り深くしているのがジェムの存在だ。

各カードにはスロットが設けられており、レベルアップ時の選択肢や宝箱の報酬として入手できるジェムを組み込むことで、そのカードに追加効果を付与できる。
プレイ時に1枚ドローしたり、攻撃力をアップしたりと、ジェムの種類によって効果はさまざまだ。
そんな効果付けちゃっていいんですか!?というくらい強力なものもあるので、一気にデッキが強くなっていくのが面白い。

▲リターンのジェムを付けたカード。プレイ後に手札に戻ってくるため、コンボが作りやすくなる。
複数スロットを持つカードも存在しており、スロットをジェムで埋め尽くせば本家Vampire Survivorsを思わせるようなインフレも夢ではない。ゲームのテンポ自体が速いため、じっくりデッキを考え込まなくても自然と強くなっていくのが本作らしいところだ。
また、ゲームを進めると解放される要素によって、カードのスロット自体を増やすこともできるようになる。ここまで来ると、とんでもないコンボを編み出す楽しみが一気に広がる。
Vampire Crawlers: The Turbo Wildcard from Vampire Survivors
2026年4月21日 発売中
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アルカナカードも登場。前作同様進化もできる
プレイを進めると、アルカナカードという継続的な効果が得られるカードを手に入れられる。

▲アルカナカードは持っているだけで効果を得ることができる。
序盤での出現率は低いものの、絶大な効果を得られるので、繰り返し遊んでいるうちにどんどん強くなっていると実感できるだろう。

また、2種類のカードを揃えると武器進化が発動するのはVampire Survivorsと同じ仕組みだ。
進化すればデッキ圧縮にもつながるため、素材になるカードは優先的に集めておくとよい。
ステージをこなしていけば魔導書で進化に必要なカードがすぐ確認できるので、前作をやっていなくてもいろんなカードを試しているうちにわかってくるはずだ。
Vampire Crawlers: The Turbo Wildcard from Vampire Survivors
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コンボが止まらない「ずっと俺のターン」の爽快感
演出中も次のカードを選べるため、テンポが途切れることなくバトルがどんどん進んでいく。ターン制でありながらテンポが速いこの感覚は、ヴァンサバらしさを感じさせる。
操作のルールはシンプルで、マナコストが小さい順にカードをつなげる(0→1→2→3……)だけでコンボが発動する。難しい計算は必要なく、数字を順番に置いていく感覚はソリティアに近い。
カードを引くカードやマナを得るカードをうまく組み合わせると、手札が尽きずにコンボが続く状態が生まれる。「ずっと俺のターン」が続く瞬間の爽快感は格別だ。

▲自販機に防御力カードを捧げると、カードを使わなくても防御力1が常についている状態になる。
カードを捧げることで宝箱を開けたり継続的な効果を得たりする場面もある。
数少ないデッキ圧縮の手段だが、得られる恩恵も多いので、自然とデッキが絞られていくのも良い設計となっている。
Vampire Crawlers: The Turbo Wildcard from Vampire Survivors
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前作ファンもうれしい設計。下村陽子氏のサウンドも良すぎる
Vampire Survivorsの一番の魅力は自分が強くなるにつれて立っているだけで敵が溶けていく爽快感にあると思う。
本作にもその感覚がしっかり残っている。カードを選ぶ判断は必要だが、深く考えずとも気軽にできるのが本作の魅力だ。

▲コンボがうまく決まってオーバーキルができると演出もド派手になる。
武器進化の仕組みも前作と共通しているため、ヴァンサバ経験者なら「このカードを揃えれば進化できる」が直感的にわかる。スピンオフでありながら、蓄積した知識が活かせる設計になっている。
そしてこの体験をひと回り豊かにしているのが音楽だ。
キングダムハーツシリーズやストリートファイター2などの名作ゲームのサウンドを担当していた下村陽子氏がメインテーマを担当しており、Vampire Survivorsの楽曲をベースにしながら、重厚感を増したかっこいい仕上がりになっている。
▲開発陣も大絶賛のメインテーマ。
Vampire Crawlers: The Turbo Wildcard from Vampire Survivors
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こんな人におすすめ
アクションが苦手で、でもヴァンサバ系の爽快感は味わいたい——そんな人に特に向いている作品だ。
リアルタイムの反射神経は一切不要で、じっくり考えても、素早く回してもどちらでも楽しめる。デッキ構築ゲームと聞くと「難しそう」と感じるかもしれないが、本作はそこまで深く考えなくてもちゃんと楽しめるのが嬉しいところだ。
ほかのローグライクデッキ構築ゲームで頭を使いすぎて疲れた、という人にもおすすめしたい。
ヴァンサバ未経験でも問題なく楽しめるが、ヴァンサバファンなら世界観・音楽・進化の仕組みで3倍楽しめるはずだ。
Vampire Crawlers: The Turbo Wildcard from Vampire Survivors
2026年4月21日 発売中
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まとめ
体験版で感じた「ヴァンサバのDNAを持つデッキ構築RPG」という期待は、製品版で確信に変わった。
コンボが連鎖する爽快感、下村陽子氏が手がけた重厚なサウンド、直感的なコンボの分かりやすさ——これらがひとつに重なる瞬間に、「もう1ターンだけ」が止まらなくなる。ゴールデンウィークがいつの間にかなくなっていく予感しかしない。
1,200円(税込)という価格でこのボリュームと爽快感はかなりコスパが良い。
デモ版のセーブデータはそのまま引き継げるので、体験版をすでにプレイした人はそのまま続きから遊べる。迷っているなら、まずデモを触ってみることをおすすめしたい。
Vampire Crawlers: The Turbo Wildcard from Vampire Survivors
2026年4月21日 発売中
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GameWith編集者情報

| 大好きなゲームは『MOTHER2』。初めてクリアしたのは『マール王国の人形姫』。最近はSlay the Spireにハマり、A20を全キャラで攻略済。お酒とご飯が大好き。 |
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