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『Shadowverse: Worlds Beyond』「Shadowverse Premier Series 26-27」が開幕!レバンガの貫禄、REJECTの涙──熱狂と爆笑に包まれたDay2レポ
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『Shadowverse: Worlds Beyond』「Shadowverse Premier Series 26-27」が開幕!レバンガの貫禄、REJECTの涙──熱狂と爆笑に包まれたDay2レポ

最終更新 :
会場の様子

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Cygamesは、対戦カードゲーム『Shadowverse: Worlds Beyond』「Shadowverse Premier Series 26-27」の開幕戦を、2026年7月11日と12日の2日間、TOKYO NODE HALL(虎ノ門)にて有観客で開催した。

参加する全8チームは半年かけて全14節を戦い抜き、2027年2月に開催されるプレーオフへの4つの進出枠を懸けてしのぎを削る。

年間スケジュール

▲Shadowverse Premier Series 26-27の年間スケジュール。

年間優勝チームには賞金1億円、準優勝には1000万円、3位には500万円が贈られる、国内eスポーツでも最高クラスの賞金規模を誇る大会だ。

第1節のDay1では、Crazy RaccoonがZETA DIVISIONに勝利。また、DetonatioN FocusMeがVARRELを下して白星発進を決めている。

筆者はDay2に足を運び、RIDDLE ORDER対レバンガ北海道、MURASH GAMING対REJECTの2ラウンドの熱戦を目の当たりにしてきた。

今回は、熱気に包まれたDay2の模様をレポートする。

目次

Shadowverse: Worlds Beyond

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新鋭「RIDDLE ORDER」vs 古豪「レバンガ北海道」

各チームは5名の選手を登録しており、各ラウンドでは出場する3選手と、それぞれに紐づく重複なしの7デッキを事前に登録する。ラウンドでは最大5バトル行われ、先に3ポイントを獲得したチームの勝利となる。

第1〜第3バトルは個人戦第4・第5バトルはチーム戦。なお、第3バトルまでに勝敗が決した場合も、第4バトルのチーム戦は実施される。

ルール

▲第1バトルは登録7デッキから3つを選び、うち1デッキを使用するBO1。第2・第3バトルは2デッキから1デッキを使用するBO1で行われる。

Day2の第1ラウンドは、RIDDLE ORDERレバンガ北海道の対戦。序盤から火花を散らす白熱の展開となった。

新進気鋭のRIDDLE ORDERに対して、レバンガ北海道は過去のリーグの初代王者として長年シーンを牽引してきた強豪である。

両チームの登録メンバーは以下の通り。(以下、敬称略)

・RIDDLE ORDER:折り紙、山田レクイエム、Chappy、ぱんさく、Stylish_deko

・レバンガ北海道:Era53、rikka、だーよね、Hirobosu、智念せいら

RIDDLE ORDER

▲RIDDLE ORDER。オーナーはゲーム配信者のボドカ氏。

レバンガ北海道

▲レバンガ北海道は、北海道の同名プロバスケットボールチームが設立したeスポーツチーム。

個人戦はレバンガ北海道が3連勝

第1バトルは、ぱんさく(進化ビショップ)と、だーよね(モードナイトメア)の対戦。だーよねは、「アルビオンバハムート」のプレッシャーで相手のプレイを巧みに制限。盤面を制圧し、レバンガ北海道が1ポイントを先制した。

だーよね

第2バトルは、山田レクイエム(カルギデンスラウィッチ)と、rikka(カルギデンスラウィッチ)のミラー対決。

試合前、山田レクイエムは「最強プレイヤーはどちらなのか、今日(ここで)決めたい」と、rikkaを煽る。一方のrikkaは「普通に試合内容で最強(であること)を見せたい」と軽くいなし、2人の舌戦が会場を沸かせた。

山田レクイエムとrikka

試合では、「大遊戯世界」を不採用にして除去と打点に寄せた構築を用いたrikkaが、回復とダメージの競り合いで狙い通りに打点を出し切り、宣言通りの勝利を収めた。レバンガ北海道が王手をかける

第3バトルは、両チームのリーダー対決。

Era53(連携ロイヤル)が、折り紙(テンポエルフ)に対し、序盤から「刹那のクイックブレイダー」などでライフを詰める猛攻を仕掛ける。エルフ側に盤面を作らせない隙のない立ち回りで、レバンガ北海道がストレートで3ポイントを先取した。

Era53と折り紙

RIDDLE ORDERはチーム戦で一矢報いる

すでにラウンドの勝敗は決しているが、ルールにより第4バトルのチーム戦を開始。RIDDLE ORDERとしては一矢報いたいところだ。

RIDDLE ORDER

▲第4バトル以降はチーム戦となり、試合中も自由にアドバイスを受けることができる。

3分間の作戦タイムで、RIDDLE ORDERはぱんさく(モードナイトメア)がネメシスを狩りに行くプランを立てる。対するレバンガ北海道は、だーよね(リーシェナネメシス)を選出した。

試合は、だーよねが「アルビオンバハムート」の着地を狙うも、モードナイトメアの物量に押される苦しい展開に。最後は、ぱんさくが強力な盤面を形成してそのまま押し切り、RIDDLE ORDERがチーム戦で初白星を挙げた

レバンガ北海道

▲チーム内でのやり取りが勝敗のカギを握る。

この日の第1ラウンドは、レバンガ北海道が圧倒的なプレイングを見せ、3-1で勝利を飾った

レバンガ北海道

▲第1節を勝利で飾ったレバンガ北海道。

試合後、レバンガ北海道のリーダーEra53は「開幕戦勝利でスタートできるかどうかが大事だった。ひとまず勝てて一安心」と安堵の表情を見せた。

rikkaは「ウィッチミラーは正直不安だったが、カードが答えてくれた」と話し、だーよねも「1本目で結構いい内容を見せられた」と手応えを口にした。

一方、RIDDLE ORDERのぱんさくは、試合前に「勝って勢いをつけて、俺たちもやれるんだぞって見せたい」と語っており、その意気込みをチーム戦で体現してみせた。

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人気「MURASH GAMING」と、経験者多数「REJECT」の激闘

Day2の第2ラウンドは、屈指の人気を誇るMURASH GAMINGと、大会経験者を多く擁するREJECTの対戦。

両チームの登録メンバーは以下の通り。

・MURASH GAMING:Toby、glory、マイト、Spicies、もっちゃま、我袖(アナリスト)

・REJECT:あぐのむ、たばた、ぱらちゃん、拓海、つきあかめん

MURASH GAMING

▲MURASH GAMINGは、加藤純一氏が設立した日本のeスポーツチーム。

REJECT

▲REJECTの面々。ヘッドはYouTuberのおにや氏が務める。

個人戦は2-1でREJECTが王手をかける

第1バトルは、Toby(進化ビショップ)と、拓海(進化ビショップ)のミラー対決。

拓海

序盤から様子見の展開となるなか、Tobyがキーカードを引くことができずに苦戦。その隙を逃さず、拓海がワンチャンスも作らせないプレイを徹底。そのまま押し込んで、REJECTが先制点を挙げた。

第2バトルも、Spicies(連携ロイヤル)と、たばた(連携ロイヤル)のミラーマッチ。盤面を巡る重厚な攻防が繰り広げられたが、Spiciesが冷静に詰め切って勝利し、ポイントを1-1のタイに戻した。

第3バトルは、マイト(アーティファクトネメシス)と、ぱらちゃん(カルギデンスラウィッチ)が激突。

マイトの猛攻に対し、ぱらちゃんがギリギリの体力で耐え抜き、最後は「天晶の深淵」による回復とダメージで削り切り、REJECTが王手をかけた。勝敗はチーム戦へもつれ込む

最終バトルにもつれ込む勝敗の行方

2-1で迎えた後半戦、第4バトルはチーム戦。

MURASH GAMINGはToby(カルギデンスラウィッチ)、REJECTは拓海(アーティファクトネメシス)が出場し、第1バトルと同じ顔合わせとなった。

しかし、今回はTobyがチームのサポートを受け、終盤の猛攻を「天晶の深淵」の回復でギリギリ耐えしのぎ、鮮やかな逆転勝利を収めた。MURASH GAMINGが2-2の同点に追いつき、勝負は運命の最終第5バトルへもつれ込んだ。

MURASH GAMING

▲チーム戦では両チームがしのぎを削った。

最終第5バトル。MURASH GAMINGはリーダーのToby(テンポエルフ)が本日3度目の登板。対するREJECTは、たばた(ランプドラゴン)を選出した。

試合は一進一退の攻防となったが、終盤、たばたが「律する《正義》イランツァ」の連打で押し込み、最後は「灼熱のアナテマ・バーンドナイト」のダメージで勝利。REJECTが3-2でフルセットの激闘を制した

勝利が決まった瞬間、たばたは泣き崩れ、チームメイトに肩を抱かれる一幕が見られた。

試合後、たばたは「自分1人だったらあんな攻め手は取れなかった。(チームメイトの)2人は冷静だった。勝利の瞬間に感極まってしまった」と仲間に感謝した。

レバンガ北海道

▲勝利が決まった瞬間、たばたは感極まって泣き崩れる。

ぱらちゃんは「たばたが泣いてるのを見て、もらい泣きしそうになった」と語り、あぐのむは「ベストなメンバー、ベストなデッキ、ベストなプレイができた」と試合を振り返った。

健闘を称え合うレバンガ北海道とMURASH GAMING

▲両チームが固く握手をして、健闘を称え合った。

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勝利チームインタビュー

試合後、勝利を収めたレバンガ北海道とREJECTの2チームに話をうかがった。

レバンガ北海道

rikka選手、Era53選手、だーよね選手

▲(左から)rikka選手、Era53選手、だーよね選手。

──本日の試合全体を振り返っていかがでしたか?

Era53:
普段練習している通りのプレイが出せたと思います。相手が出してくるデッキを想定し、どの対面になっても絶対に穴(不利な状況)ができないようにしようと話し合っていました。そこがうまくハマりました。

──第1バトルの進行で気をつけていたことは?

だーよね:
マリガン(初期手札の交換)の後に引いた『陽と月の薔薇・セレス』がゲームプランの要になりやすくて、とりあえず墓場(使用済みのカード)を20枚貯める進行を取ろうと思いました。あのカードを中心にゲームを進められたのが大きかったです。

──第2バトルはウィッチのミラーマッチでした。

rikka:
お互いウィッチミラーになるだろうと予想していました。1%でも勝率を上げる択(選択肢)を探す難しい局面でしたが、勝つことができてホッとしました。

レバンガ北海道

──第3バトルのリーダー対決はいかがでしたか?

Era53:
特定のカード(『慈愛の凛華・オルテニア』)を巡る終盤の攻防になると、相手(エルフ)に有利だと考えていたので、自分たち(ロイヤル)はどうにかして相手の体力を削り切ることを意識しました。序盤は攻めきれずに苦しかったですが、最後はうまく作戦が噛み合って勝つことができました

REJECT

ぱらちゃん選手、たばた選手、拓海選手

▲(左から)ぱらちゃん選手、たばた選手、拓海選手。

──本日の試合全体を振り返っていかがでしたか?

たばた:
チーム全体としては選手の仕上がりやチームワークがめちゃくちゃ良かったと思っています。

──たばた選手が入場の際にサングラスをつけていた理由は?

たばた:
対戦相手のMURASH GAMINGさんは、シーンを盛り上げてくれているチームなので、僕らも頑張るんだぞという意味を込めて、ヘッドのおにやさんリスペクトで僕だけサングラスで登場しました。

──第1バトル(ビショップのミラー)はいかがでしたか?

拓海:
ミラーマッチは、特に『超進化』を使える回数やタイミングの差が勝敗に直結するため、進化権をどう温存するかを常に考えながらプレイしました。

相手がキーカードを引けていないのが分かったので、絶対に逆転の隙を与えないような手堅いプレイを心がけました。

REJECT

──第2バトルの反省点は?

たばた:
序盤のフォロワーの攻防の場面で、もう少し強力なカードを温存しつつ立ち回れる部分があったのではないかと反省しています。

──第3バトルはかなり肝を冷やしたのでは?

ぱらちゃん:
大舞台で『天晶の深淵』(ランダムで回復やダメージが発生するカード)をプレイするのはかなり緊張しました。頼むから回復してくれと祈るような気持ちでした。

──最終バトルで勝利した瞬間の涙について。

たばた:
普段、1人で戦う個人戦なら、ここまで感情が揺さぶられることはないんです。でも今回は、前の個人戦で自分が不甲斐ない負け方をしていたこともあって、チーム戦でサポートしてくれた仲間2人が本当に頼もしく思えて、いろんな感情が混ざり合って涙腺が崩壊してしまいました(笑)

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選手の画力に会場が爆笑したファンミーティング

試合後には、来場者参加型のファンミーティングが開催された。

ファンミーティング

▲選手たちとファンの距離を一気に近づけたファンミーティング。

最初の企画「チーム対抗お絵描きゲームで以心伝心」では、選手が描いた絵を見て、来場者がカード名を当てるゲームが行われた。

REJECTのたばたと拓海が描いた「傍死のアナテマ・徒姫」を、来場者が見事正解。MURASH GAMINGのSpiciesとマイトが描いた「殺戮のリノセウス」も参加者がぴたりと当てた。

傍死のアナテマ・徒姫のイラスト

▲画力に反して、まさかの正解が連発する。

お題「新緑のフェアリー」では、RIDDLE ORDERのChappyの絶望的過ぎる画力に正解は不可能かと思われたが、来場者の心眼により辛くも正解にたどり着いた。

一方、レバンガ北海道のEra53とだーよねのお題「エース【水着】」では、だーよねが独創性を炸裂させ、描き上げた絵の意味の分からなさで会場全体を困惑の渦に叩き込んだ。回答を任された来場者は、困惑しつつ「灼熱のアナテマ・バーンドナイト」と誤答した。

エース【水着】のイラスト

▲(※注)これは「エース【水着】」の絵です。

最終的に、だーよね画伯だけが足ツボマットの罰ゲームを受けることになり、会場は大きな笑いに包まれた。

続く「お土産プレゼン対決 センス王は誰だ?」は、各チームの選手3名が持ち寄ったお土産のセンスを競い、来場者にプレゼントするという企画。

新潟の銘菓「白銀サンタ」から、何に使うのかさっぱり分からない「木刀」まで、振り幅の大きすぎるお土産が披露された。

木刀

▲木刀の需要があったのか……はなはだ謎である。

会場の拍手により、最もセンスがあるチームに選ばれたのはMURASH GAMING。お土産は抽選で選ばれた来場者にプレゼントされた。

来場者にお土産をプレゼント

▲持ち寄ったお土産は来場者にプレゼントされた。

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まとめ:選手たちとファンが一体でシリーズを盛り上げる

注目の「Shadowverse Premier Series 26-27」開幕戦のDay2は、選手たちの高度なプレイングと、チーム戦ならではのドラマが交錯する見どころの多い1日となった。

会場の様子

筆者が面白いと感じたのは、個人戦の技術はもちろん、チーム戦でメンバー同士が意見をぶつけ合い、最善手を模索する姿だ。

選手たちが自然に冗談を飛ばし、軽口を叩き合う光景はほほえましく、その会話が流れるたびに会場では何度も爆笑の渦が起きていた。

選手たちに会場の声は届いていないはずだが、選手の一挙一動に客席が沸き、その熱がまた会場の空気を温めていく。

「Shadowverse Fes 2026」のステージイベントのときにも感じたことだが、このシリーズは選手とファンの距離がとても近い。コミュニティ全体でシーンを盛り上げる温かい雰囲気こそが、熱狂の源なのだと確信した。

賞金1億円を懸けた長い戦いは、まだ幕を開けたばかり。「Shadowverse Premier Series 26-27」の今後の展開から目が離せない。

会場を後にするファン

なお、「Shadowverse Premier Series 26-27」が開幕戦の様子は、両日ともにライブ配信されており、公式YouTubeチャンネルにてアーカイブが公開されている。ぜひチェックしてみてほしい。

▲【Shadowverse: Worlds Beyond】Shadowverse Premier Series 26-27 開幕戦Day1【本配信】

▲【Shadowverse: Worlds Beyond】Shadowverse Premier Series 26-27 開幕戦Day2【本配信】

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発売日など基本情報

発売日

2025年6月17日

販売元

Cygames

ジャンル トレーディングカードゲーム
対応ハード PC / アプリ
価格
PC : 無料
アプリ : 無料
公式HP
公式X
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GameWith編集者情報

澤田アツシのプロフィール
澤田アツシ
フリーランス物書き。ドーナツ食べながら子どもとゲームするのが至高。好きなジャンルはインディーズとFPS/TPS。ゲームの腕前は皆無のポテトゲーマー。ジャンルやタイトルにとらわれずゲーム業界全体に興味があります。ゲーム以外にはアウトドア系やローカルニュースなどを執筆中。普段は塾講師、ときどきラジオパーソナリティ。
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