ゲームの冒頭がまるごと遊べて製品版へ引き継ぎできる!『クラシックダンジョンX3』無料体験版を遊んでみた!
『クラシックダンジョンX3』は日本一ソフトウェアより2025年2月27日(木)に発売予定のドット絵アクションRPG。
シリーズお馴染みのシステムと世界観を継承しながら、より遊びやすくなってあらゆる要素が3倍(X3)以上にパワーアップした。
当時としても”クラシック”だったドット絵のデザインが、いまとなっては斬新な魅力をもって映るのは不思議だ。
BGMも今風の”リアル”のほかにも、レトロゲーム風の”レトロ”を選べるようになっており、クリエイターのクラシックへのこだわりが感じられる。
そんな本作が、2024年12月10日(火)からゲーム序盤を楽しめる無料体験版を配信中。
ゲームの冒頭部分を体験できるストーリーダンジョンのほかにも、ローグライクなランダムダンジョンやキャラクターエディットをがっつり楽しんだ後は、製品版へセーブデータの引き継ぎが可能となっている。
今回は、実際に体験版をプレイしてみて分かった本作の魅力をたっぷりと紹介していこう。
目次
見た目はレトロでもアクションは多彩!
『クラシックダンジョンX3』のバトルは、ドット絵風なピクセルアートのキャラクターが特徴のアクションバトル。
多彩な武器やスキルを駆使して、手強いモンスターや凶悪なトラップに満ちたダンジョンに挑んでいく。
10種類の職業で選べるプレイスタイル
本作では、10種類の中から好みの職業を選んでスタートする。体験版では忍者やドラグナーといった上級職を除いた7つの職業で遊ぶことができた。
近接攻撃が得意で使いやすい「戦士」、魔法攻撃のエキスパートである「魔術師」、最初から回復魔法を使える「セイント」などプレイスタイルに合わせて自由に選択可能だ。
「戦士」 ・初心者向きの万能で使いやすい職業。 ・近距離攻撃が得意。 ・過去シリーズに登場したシンプルな魔装陣を多く覚える。 | |
「魔術師」 ・初心者向きの魔法系職業。 ・攻撃系の魔法を覚え、遠距離向き。 ・技や魔法の強化に特化した魔装陣を多く覚える。 ・禁呪の暴走を抑え込む能力を持つ。 | |
「レンジャー」 ・中級者~上級者向きの職業。 ・「弓」「短剣」の技と補助魔法を覚える。 ・ネバネバ地形・草地や炎地形の移動が得意。 ・特定の地形にいると能力が変化したり、武器を持ち替えるなど臨機応変な性能を持つ魔装陣を覚える。 | |
「商人」 ・中級者~上級者向きのトリッキーな職業。 ・ガネ(お金)に特化したジョブスキルを持ち、「倒れてもガネを保持する」「マップに散らばるガネを吸い寄せる」能力がある。 ・ガネがマップに散らばっている間は能力値が一気に上がる魔装陣を覚える。 | |
「セイント」 ・主役にすると最初から回復魔法が使える職業。 ・「どんき」「弓」「短剣」の技を覚える。 ・アンデッドにとどめを刺せる唯一の職業 | |
「ガーディアン」 ・盾でガードした時に耐性ボーナスが付く。 ・状態異常を直す魔法リカバーが使える。 ・脇役時には高いHPを活かして壁役として大活躍 | |
「魔法剣士」 ・「つるぎ」「槍」「弓」の技と属性魔法の両方を覚える。 ・技も魔法も両方覚えるので様々な攻撃ができる。 ・技と魔法を使った後のクールタイムが短くなる。 ・たくさんの脇役を一度に育成できる魔装陣を覚える。 ・技と魔法を同時発射できる魔装陣を覚え、技と魔法を一気に叩き込む、夢のある攻撃が可能! |
「脇役」の仲間を作って魔装陣を組もう!
本作では「主役」であるプレイヤーキャラのほかにも、「脇役」のキャラクターを自由に作ることが可能だ。
脇役はプレイヤーの”壁役”としてダンジョンに同行するほか、魔装陣に編成することでキャラクターを強化できる。
魔装陣とは、主役の周りに配置する脇役たちの陣形のことで、主役と脇役をつなぐライン上にダンジョンで入手できる強化アイテムを配置することで主役のステータスを強化することができる。
魔装陣には職業に応じてさまざまな種類があり、レベルをあげることで習得可能だ。
また、脇役をプレイヤーキャラの代わりに主役にすえることで、脇役のキャラクターでダンジョンに挑むこともできる。
脇役のレベル上げに役立つだけでなく、プレイヤーキャラと違う職業にすることで、さまざまな職業で遊ぶことができるのが大きな魅力だ。
”超”本格的ハクスラアクションRPGでビックリ!
ゆるい見た目で油断したが、クラシックダンジョンシリーズは本格的なハクスラゲームだったと思い出した。
『クラシックダンジョンX3』も拠点とダンジョンを往来しながら敵を倒してアイテムを集め、高難易度のダンジョンを目指すのが目的のゲームだ。
ダンジョンでドロップするアイテムは実に400種類以上、アイテムに付いている強化と特殊効果はまさに千差万別だ。
何気なくポロリと落ちた武器が最強クラスのアイテムだった、そんなロマンを味わえるのがハクスラの醍醐味であり本作の魅力だ。
本作のアイテムにつく特殊効果はかっこよく「称号」と呼ばれる。
画像のこんぼうについている称号「アAT小」はまるで呪文のようだが、魔装陣に装着するアイテム「アーティファクト(ア)」の攻撃力上昇効果(AT)が少し増えるという意味になる。
お絵描き機能でキャラクターを自由にクリエイト!
クラシックダンジョンシリーズの目玉機能といえるのが、自由にキャラを自作できるキャラクターエディットだ。
もちろん、本作にも「おえかき機能」としてさらにパワーアップして搭載されている。
本作では、顔だけでなくキャラクターを象徴するようなアイテムも作成可能だ。ムービーでは『魔界戦記ディスガイア』のラハール殿下が、赤いマフラーをはためかせプリニーでモンスターを殴りつける姿が確認できる。
ここまで素人が作り込むのは難しいかもしれないが、通信機能を使うことで他プレイヤーの自作したキャラクターなどがダウンロードできるほか、X2であったドット絵コンテストのようなイベントが開催されるかもしれない。
絵心なくても大丈夫?絵が下手な筆者が作ってみた!
ここで、絵心などまったくない筆者が実際にキャラクターエディットをためしてみたので、ご覧いただきたい。
悩んだが、可愛くて強そうなクマさんを作ることにする。まずはベースとなる既存のキャラクターを選択しよう。
ベースのアウトラインはそのままに、クマっぽくアレンジしていく。
顔の前後左右をキチンと描いておくと、実際にキャラを動かしたときに良い感じになる。反転コピー機能を使うと便利だった。
続いて、ダウン状態の顔を描く。これはモンスターに倒された時のキャラクターの顔なので、ちょっと元気のない顔で。
ガイド機能を使って輪郭のベースを表示しておくと、統一感のある顔に描きやすいので覚えておこう。
人間以外のキャラクターにする時は、鎧を作る際に胴体部分を作るのも忘れずに。普通の人間キャラクターを作る時には、この作業は不要だ。
これを怠ると、顔だけクマの謎の生物が誕生してしまう。
クマが剣を使うのも何か違うと思ったので、クマと言えば鮭ということで鮭を武器にしてみた。
顔の時と同じく、ガイド機能でアウトラインを表示しておくと作業しやすい。
鮭の写真を見ながらドット絵にしていく。
絵が下手でも、武器を自作できるのはすごく楽しいのでおすすめだ。
といった感じで、筆者のエディットキャラクター「鮭もったクマ」が完成した。
こんな適当な絵でも、実際にゲーム内で動くのを見るとちょっと感動するので、興味のある人は一度触ってみて欲しい。
まとめ
そんなわけで、『クラシックダンジョンX3』の無料体験版をプレイして感じた特徴と魅力をレビューしてきたが、いかがだっただろうか。
かわいいドット絵の世界に似つかわしくない、かなりやり込める本格的なハクスラRPGだった本作。
その魅力を少しでもお届けできたなら幸いだ。無料体験版のデータは製品版へ引き継ぎできるので、少しでも気になった方は、ぜひ一度プレイしてみて欲しい。
発売日など基本情報
発売日 |
2025年2月27日 |
---|---|
会社 |
株式会社日本一ソフトウェア |
ジャンル | アクションRPG |
対応ハード | Switch / PS5 / PS4 |
タグ | |
価格 |
Switch : 7,200円(税抜)
PS5 : 7,200円(税抜)
PS4 : 7,200円(税抜)
|
最大プレイ人数 |
1人
|
公式HP |
その他の新作ゲームもチェック!
今後発売の注目作をピックアップ!
ドンキーコング リターンズ HD
5,980円(税抜) 2
/PC/Xbox
テイルズ オブ グレイセス エフ リマスター
5,900円(税抜) 3
喧嘩番長 乙女 ダブルパック
6,800円(税抜)