

007 First Light
ジェームズ・ボンドの起源に迫る最新作!

2025年9月末、幕張にて『007 First Light』の上映・発表会が実施された。
今回実施された発表会は、『007 First Light』の開発陣がゲームをプレイし、その様子をシアターで上映するというユニークな内容で、まるで映画を見ていような感覚で本作のゲームプレイを鑑賞できた。

『007 First Light』はシネマティックな体験とステルス・スパイ体験、映画ファン必見のストーリーと、3つが融合した映画的な体験が楽しめる作品。
ジェームズ・ボンドの起源を独自の解釈で再構築した物語が展開されていく。
本作を手掛けるIO Interactiveは、同じくステルスアクションを題材とした「ヒットマン」シリーズの開発元として知られている。

GameWith編集部では、上映・発表会に参加する機会をいただいたので、ゲームプレイ映像やインタビューの様子をお届けする。
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007 First Light
『007 First Light』のゲームプレイ上映

発表会では『007 First Light』の開発陣が実際にゲームをプレイする様子がシアターで上映された。

潜入パートは「ヒットマン」シリーズのDNAを感じさせるゲームプレイで、環境を利用して監視の目を掻い潜りながら屋敷に潜入していくことに。
カーチェイスでは、車で障害物を壊しながら相手を追いかける映画さながらの映像が印象的だった。
必ずしも路面を走る必要はなく、道なき道を掻い潜ってて先回りするようなプレイもできそうだ。

空港での戦闘シーンでは、赤いタンクを射撃して爆発させて戦う映画らしいシネマティックなガンアクションが展開されていた。
とにかく高クオリティの映像が連発され、そして映画館に座っているものだから「映画のような」というのももはや失礼な話で、しばらくじっくり「映画を見て」いた。

また、接近戦では通常の格闘技はもちろん、敵をクッション代わりに高所から飛び降りるような映画ではお馴染みのアクションも用意されているようだ。

飛行機内のシーンでは、ガジェットを使って飛行機のコントロールを奪い、左右のバランスを操りながら貨物で敵を倒す様子も確認できた。

007 First Light
開発陣インタビューを実施!

『007 First Light』の開発陣4名にインタビューを行った。
Martin Emborg
・Narrative and Cinematic Director
Theuns Smit
・Senior Licensing Producer
Laurine Deschamps
・Global Brand Manager
Matt Group
・Executive Producer (Amazon)
開発陣:みんなジェームズ・ボンドになりたいですよね。
なりたくない人なんていないと思うんですけれども、それはそれとして、我々にとってとても自然な流れだったというふうに思っております。
ジェームズ・ボンドの物語を通して、若くてエモーショナルなジェームズ・ボンドの成長という部分を書きたいと思いました。
そして、このダイヤの原石のような若いジェームズ・ボンドが、この世界に身を置きながらどのように成長していくのかをユーザーの皆さんに寄り添って感じていただきたいと思っています。

開発陣:まず両者は全く違う体験になるかと思います。
『007 First Light』では、キャラクターがストーリーを牽引するアクション・アドベンチャーゲームという点が、これまでの「ヒットマン」シリーズとは全く異なるのではないかと思います。
ジェームズ・ボンドというキャラクター自体が印象的ですし、彼の魅力やウィットに富んだ会話を楽しんでいただければと思います。

開発陣:ジェームズ・ボンドを作ることになった時に我々の自社のゲームエンジンを使って制作を始めましたが、これまで制作してきたタイトルとは全く違うことをしなければならないと考えていました。
2020年に本作のタイトルを発表した際にユーザーの皆さんだけでなく、さまざまな方々が我々のスタジオに興味を持っていただき、多くの才能のある人材を採用することができました。
それにより、この先ほどのカーチェイスのシーンを実現できただけでなくゲームエンジンの最適化なども行うことができました。

開発陣:様々なユーザー体験ができる作品だと思います。
例えば、ベルボーイにどのように接近するかといったシーン、カーチェイスシーン、キャラクターが推進してストーリーを動かしていくシーンといろいろな要素に分かれます。
ヒットマンとの最大の違いとしては、本作ではゆっくりと何かを考えている時間がないということです。
その場ですぐに行動を起こさなければならない状況や、どのような手段で行うかなど、プレイヤーは常に決断を迫られるゲーム体験となっています。
開発陣:007の映画のシリーズにも共通していますがスパイの光と影を描きつつ、ジェームズ・ボンドのオリジンストーリーを再構築したいと考えました。
スパイの世界を徐々に知っていく過程や、その中で白黒つく世界ではないと徐々に学ぶ様子。
最初は希望に溢れているが、徐々に闇の側面が見えてくるような深みのある物語をプレイヤーの皆様にも体験してほしいと思いこのタイトルにしました。

開発陣:「ヒットマン」シリーズで得た経験や知見を生かしつつ、007の独自の解釈やファンがジェームズ・ボンドに求めるものをうまく組み合わせる作業でした。

開発陣より:我々が『007 First Light』で注力しているのは、サードパーソンで表現される物語牽引型のアクションですが、過去のゲームで培った経験もしっかりと活かされています。
本作をプレイしていくといろいろなモードが解放されていきます。例えば、序盤はステルスでプレイしていたが、徐々にガジェットを使ったアクティブなプレイできるようにもなっています。
また、ゲーム内には沢山のサプライズを隠しています。何度もプレイすることで多くの発見があると思うので、ぜひ周回プレイなども楽しんでください!

ゲスト登壇



発表会では『007 First Light』にて、ミス・ロスの声とパフォーマンスを担当している中井ノエミ氏と、ジェームズ・ボンドの声とパフォーマンスを担当しているパトリック・ギブソン氏が登壇。
また、『007 First Light』の「日本アンバサダー」に就任したストリーマーのボドガ氏も登壇していた。

007 First Light
『007 First Light』とは?

IO Interactiveから発売のSwitch2,PS5,PC,Xbox Series X|S対応ゲームソフト『007 First Light』は、世界中で人気のスパイ「ジェームズ・ボンド」が主人公の三人称視点アクションアドベンチャー。
本作でのジェームズ・ボンドは26歳という若さで登場し、彼の起源を独自の解釈で再構築した物語が描かれていく。
ゲーム内では、雪に覆われた山々から太陽の光が降り注ぐビーチまで様々な場所を探索可能。
シネマティックな体験とステルス・スパイ体験、映画ファン必見のストーリーと、3つが融合した映画的な体験が楽しめる作品だ。
M、Q、ミス・マネーペニーなど「ジェームズ・ボンド」シリーズのキャラクターたちと出会うこともできる。

007 First Light
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