ヴァンガードZERO

システム：星2(通常のヴァンガードから改悪されたルールで駆け引きが大幅減)
収録内容：星5(Vシリーズになる前のカードでエトランジェ等のコラボ関係を除いてほとんど収録された唯一の作品)
運営体制：星1(後述)
平均で8/15なのでおまけで星3って感じの作品

ヴァンガードシリーズはガチでゲーム化に恵まれてなくて、本数こそ出てるものの全てが中途半端なんだよね。
恵まれていないという理由は「収録カードがストーリーのキリの良いところまでしっかり収録された作品が無い」ということ。
唯一の例外は3DS最後の作品である「ストライドトゥビクトリー」。ただこれも「先導アイチのストーリーとして見た場合」に限る。あるいはその前の「ロックオンビクトリー」をリンクジョーカー編までのカードとして考えれば完璧か？(アニメではすでにその頃レギオンメイト編が始まっていたが)
「エクス」も「ディアデイズ」もそれぞれそれまでの全カードをスタン落ちさせてはじまったシリーズのカードを中途半端に収録している作品であり、「ヴァンガードを始めてみようかな」程度の人が触る分には良い(ようにはまるで思えない敵が出てくるがそんな人向けなのだろう)作品だが、例えば遊戯王における「マスターデュエル」等のように昔のカードも使って遊びたいという古くからのユーザーからすると「収録枚数が少ない」「ストーリーの中途半端」という作品しかない。

そんな中でGZまでのカードをある程度収録していたZEROはそういう意味では最高の作品だった。
GZまでの主要なキャラ、主要なデッキと戦うことができる作品としての一定の価値があったのだが、前々から予想していたようにGZまでのカードとストーリーを出したところでサービス終了を発表。前々から予想していたようにルールもいくつか変更されるVシリーズになるタイミングで作品ごと切り捨てるというのはユーザーを完全になめた運営だなと思った。
せめて買い切りのオフライン版なりを販売してくれればVシリーズになる前のヴァンガードの決定版みたいな作品として、それを求めるユーザー達からの支持を集めていたのでは？と思うんだが。

カードファイト!! ヴァンガード ディアデイズ

個人的なものだが
ゲーム性→3/5　キャラ→1/5　システム→1/5
総計→5/15→30%→本来ならば星1だが切り上げで星2というイメージ

バトルは演出がうざいので2試合目には演出関連全てoffにした
別に何か特殊なムービーとかがあるわけでもなく、ただ無駄な演出があるタイプ(アタックがヒットするときに星だったか何かが舞うとかそういうの)なので見ても何の感動も無い
ヴァンガードはいつもそうだが、カード集めが大変で、切り札級はレア度が高いのに4枚集めなければならないので同じパックをひたすら開けなければならないが、本作はストーリーを進めるファイトとフリーファイトがあるものの、フリーファイトは一度勝ったら消えてしまうのでなかなかポイントが集まらないままにストーリーが進むのが大きなマイナス
極論フリーファイトである程度ポイントが貯まるところまでいって、わざと負けるを繰り返さないともしもストーリーで勝てなくなったら詰むのでは？
いつも思うけれど、最初から全部のカードを持った状態でスタートして、純粋にデッキを組んで戦うことに主軸を置かせて欲しい
好きなデッキで遊ぶではなく好きなデッキを組むために遊ぶイメージ
でも最初に買わされるデッキのレシピそのままでもある程度戦える……というかペルソナライドが強すぎるのでそれができるかどうかで大きく変わる
あとは一部頭おかしいような効果のカードもあるため、積極的に調べてないからわからないけれど、環境と非環境で強さの差は大きそう
カードとしては前作Dシリーズ初期の頃のわかりやすさベースの頃と比べると複雑でわかりにくくなっているので、そういう意味でも初心者には辛いと思う

最後に本作の元ネタのアニメ？(観てないからわからんが)の頃からそうなのかもだが、キャラデザが非常に悪い
何が悪いかと言うと、具体的には骨格
主人公含めた女キャラが全員特に肩の骨格が男なので、悪い意味で男か女か見た目ではわからず、ぶっちゃけ声を聞くまで女かどうかわからなかったというキャラが多すぎる
主人公達の制服とか何の冗談かわからないくらいに肩幅広くて、もうそれだけで見た目が受け付けない
特に志那川ハルなんてその服装や髪型も相まっておねえにしか見えない
主人公も下半身(スカート)を隠して「男です」と言われたら9割は信じるのではないだろうか？
ユキという名前も男に使える名前でもあるため、悪い意味で中性的になってる印象がある(超序盤のストーリーを見る限り、男寄りの女に見えるというのは狙ってる感があるが、そのせいで女性キャラとしては見た目の魅力が薄い)
この絵を採用することに決めた人はこの違和感に疑問を感じなかったのだろうか？

ヴァンガードの人気自体がかなり落ち目なことは周知の事実だが、発売日から10ヶ月過ぎてもイラスト投稿サイトのpixivに本作関連のイラストがたった4枚しか無いというのも本作が、あるいは本作のキャラの人気が無いという証拠なのだろうなと思う

ぶっちゃけゲーム性もキャラもかつて人気があった頃、3DSの頃の3作の方が良かったのでは？というのが正直すぎる感想である

ウルトラストリートファイター2

クソゲーと言うほどではないが、駄ゲー。
まず前提としてストリートファイター２は歴史に残る名作ではあるが、Switchが発売されるような現代では化石のような作品であるというのが最大の問題点。
その上で定価は4990円という超強気姿勢だったが、今現在買える廉価版でも正直高いと思える。

過去作であるハイパーはキャラのグラフィック以外に勝ってる部分が無いので本来は比較対象なのだが敢えて比較しないで評価すると、基盤でも買って来ないと遊べないレベルだったスパ2Xを「気軽に」遊べるようになったという点では良いと思う。
豪鬼が最初から使えるというのも、当時は出現コマンドが面倒くさい等の事情もあったので、「気軽に」という意味では良い。

問題になりやすい新キャラについてだが、恐らくこれは単に元々スパXHDを出そうとしていたのでは？と推察している。
しかしそれだけだと目新しさがまるで無い為、コンパチキャラだから新キャラを1から作るよりも手軽に作れるとしてあのふたりにしたのだろう。
設定的には2はZEROよりも後の時系列のシリーズなので殺意の波動に目覚めたリュウが登場してもおかしくは無いし、劇場版アニメや漫画版「Street Fighter Ryu」では2ベースでありながらベガから洗脳されたケンと戦うという展開があったので、SVCベースの性能ではあるが、設定としては2ベースのキャラと言っても問題は無いだろう。そういう意味では問題が無い人選と言えなくは無い。
敢えて言うならば下手にガイルのコンパチであるナッシュやら、時系列上2よりも後の時代である4には登場しているが2には一切登場していないダンやさくらなどを出されるよりは遥かにマシである。
問題があるならばバランス調整が全然出来ていなかったことと、そんなバランスブレイカーが「気軽」に使えるせいでオンライン対戦が忌み嫌われたというところか。
せめて一人用専用キャラとかにしても良かったのではないだろうか。
ボス格の強キャラをろくな調整もせずに普通に対戦で使えるようにしてしまったらバランス崩壊するということはストリートファイター2ダッシュで既に体験していた筈なのだがどうしてこうなったのか(ダッシュのサガットやベガは異常に強い)。

しかし、セール時などの低価格での購入としては選択肢のひとつ足りえる。
やはりストリートファイター2という作品自体が歴史に残る名作なので知っている人は多く、Switchのように気軽にオフライン対戦ができるハードにおいては友人や親戚とコミュニケーションのひとつとして楽しむことができるだろう。
昨今の格ゲーにありがちな長いコンボを使って……ということも無いのでやられている側からしても不快感は少ない(寧ろ単発の威力が大きいので、実力差が開きすぎていなければ土壇場からの逆転勝利の可能性も十分ありえる)。
そういう意味ではありな作品かもしれない。
熱中して何時間も何十時間も遊ぶような作品かと聞かれれば厳しいとしか言いようがないのだが。

グリモアrefrain 〜私立グリモワール魔法学園〜

グリモアの良さを完全に潰した上に課金圧高めになりやすい放置ゲームときたか……
グリモアのストーリーを見るだけならば過去にサービス終了した時点で出されたオフライン版各種をプレイすれば事足りるし、「studiotree」で検索してもこのパブリッシャーらしき会社のサイトなどは全く見当たらないあたり、色々な意味で怪しいな……
ボイスが無いってことは当然原作で担当していた声優の方達とも連絡は取ってないだろうし

言い方は悪いが、本当にこれグリモアの新作と見て良いのか？
原作を好きだったオタク達が金出して権利を買い取っただけのオタサーが、妄想していたオリジナルストーリーを基に作った同人ゲームを新作って言ってるだけなんじゃないの？
そういう匂いがするんだけど

勝利の女神：NIKKE

【まず】
一人用として黙々遊ぶ分としては面白いと思う。
レベル上げやスキル上げ、装備の強化その他は非常に歩みがゆっくり過ぎるような気がするが、それでも少しずつは強くなっていることが実感できる。
しかし、前提として本作がバトル時に多少の操作性があるだけの放置ゲームなので、自らの行動でどんどん強くなることはできない。
即ち、時間経過と課金だけが強くなる方法であると言っても過言ではないのが問題か。

【良い点】
・メインヒロインであるラピを含むカウンターズの面々はキャラのバランスが良く、彼女らの掛け合いだけでひとつの作品ができるのでは？とさえ思わせる。個人的には未だにスキンも何も無いアニスの扱いが若干悪いような気もしなくも無いが、出番は多いので今後に期待だろう。
・後ろ姿がえろい。撃った時の反動や振り返るとき等の動きに合わせて胸や尻が揺れるのはやはりえろい。

【悪い点】
・育成要素は課金前提。時間を非常にかけてゆっくり強化するか、あるいは課金して時間を買うか。ガチャの仕様も含めて課金圧が酷い。
・ガチャが最悪クラス。まず天井は無い。天井代わりのチケットを貰えて、それを貯めればその時々のPUされているキャラを貰えるというものになっている。しかし10連にかかる金額が6000円で、200連で交換可能と言えば決して安くは無い(単純計算で12万円)。
・凸の仕様が最悪。まず前提として代替アイテムなんてものはない。ガチャで引くか天井代わりのチケットで引き換えるかして凸するしかない。それにも関わらず、キャラのレベルの最大値は凸数とレア度で決定される。所持するレベルの高い順の5位のキャラとその他キャラのレベルを共有するシンクロデバイスという要素があるが、SRの完凸である160までは上げられたとして、SSRは3凸で160、4凸で200(MAX)のため、ある程度進んだらレベルアップできなくなる。しかも代替アイテムが無いから完全に引き運と課金額で強さが決まるとしか言い様が無い。
・前姿が残念。例えばラピ等は口を馬鹿みたいに開けっぱなしなので、違和感が凄い。どうせならば前姿にももう少し拘ってほしかった。
・ストーリーが酷い。NPCは殺したくなるようなレベルのキチガイが多い(モブやミシリスCEO等)。プレイアブルキャラでもどの面下げてそんなこと言ってんの？と思うような輩が多く(何度も主人公達を襲撃してくるプリバティ等)、寧ろラピ達の株を上げる為に他のキャラを意図的に嫌わせようとしているようにすら見える。
・アリーナが完全に持ち物検査。強キャラには絶対勝てない劣悪なバランス。

崩壊：スターレイル

良い点と悪い点が表裏一体という感じかな

【良い点】
・美麗なグラフィックと動き回れる、自由度の高い魅力的なフィールド
・とっつきやすいターン制RPG
・魅力的なキャラクター

【悪い点】
・スマホゲームとしては最悪の、容量がどんどん肥大化しやすい、という問題点。原神を見ていればどれほどになりそうかはわかるだろう
・持ってるキャラの有無が明確にプレイヤーの強さやゲームの難易度に反映する(プレイヤースキルでカバーとかは不可能)。属性の相性が大事という点も悪い意味で働き、初心者～無課金者には辛い。
・結局はガチャなので、欲しければ、あるいは強くなりたければかなりの課金が必要になる

KOF：サバイバルシティ

あ、これ見たことあるわ
FFのやっぱつれぇわさんが登場する、色んな他のゲームからの誘導で「ここまでやれば無料でポイントとか手に入るよ！」とか言うけどそこまで上げようとするのは茨の道過ぎてほとんどの人は途中で諦めるあのゲームと同じやつでしょ？

ついにあれのKOFバージョンも出たんだね！
ああいう系のゲームが好きな上でKOF好きには神ゲーだと思うよ
ああいう系のゲームとしてはバトルシーンも作り込んでるみたいだし

私はああいう系のゲーム嫌いだからプレイしないけど

魔剣伝説

まず広告からしてクソゲーというのはよくわかる
ここで言うクソゲーとは「ゲームのシステムが良いかどうか」「ガチャの排出率が良いか」という他の多くのゲームへの評価の意味ではなく「プレイしていて楽しいと思えるかどうか」という根本的な意味だ
パズドラなどのゲーム内で他のゲームの広告が流れる作品やYouTubeなどで本作の広告を見た人も多いと思うが、おそらくあれを見て楽しそうと思うことは無いだろう
広告でわかるのは「戦力が低いやつお断り」「戦力が高ければ優遇される」という戦力至上主義の考えが蔓延しているということだけだ
寧ろ広告で謳う以上、運営がその考えを推進していると言っても過言ではない
当然戦力を上げるには育てるための時間は勿論のこと、良いのを手に入れるためのガチャも関わってくる
つまり「沢山課金して良いのを引き、沢山遊んで育成しなければ他のプレイヤーからぼろくそに叩かれる」という現実を表してるだけに過ぎない

また、コードを入力すればすぐに強くなるみたいに謳っているが少し考えてほしい
全てのプレイヤーが同じコードで同じだけのアイテムを手に入れているならばコードを入力したところで前からプレイしている人との差は埋まらないのである
即ち戦力至上主義という現実においてその戦力差は埋まらないことは結局人権が無いのと変わらないのである

他のプレイヤー達の評価も見てもらえば戦力至上主義ということはプレイする前から察することはできると思う
その上で大量課金して発言権を得るつもりならば何も言わないが、そうではないのであれば「そういうゲームだ」ということを念頭においた上で覚悟して参加した方がいいだろう

プラオレ！～SMILE PRINCESS～

ほとんど遊んでない……というか早々に色々と悪い部分が気になってしまって遊ぶ気が失せたのでこう言うのも何かとも思うのだが、個人的には「もういいや」と思った
ゲーム性については他の人が言ってくれるはずだし、自分は作品の世界観等についての不満が遊ぶ気が失せた大きな要因なのでそちらについてレビューすることにする

まず、サ終したサクラ革命もそれが一番の要因で早々に嫌気が差したんだけど、アイスホッケーなんだからヘルメットくらい被ろうや
可愛い女の子の姿が隠れるのは嫌なのかもしれないけれど、防具はしっかり装備するべき
こんな見た目でアイスホッケーなんて一歩間違えば大怪我に繋がりかねないスポーツをしてるのにその道のプロが本当に監修してるのか？と一目見た瞬間に思った
もうその時点で学校の部活動ですらなく「そのスポーツで遊んでる」という程度のイメージしかない
真剣にやってる描写を描きたいならば真剣な服装身なりにするべき
恋愛漫画の真面目な告白シーンに鼻眼鏡かけてたりふんどし姿である作品なんて普通無いでしょ？と

次に敵含めた感じだけど、これ世界を舞台にした世界観なんだよね？と思った
U-18に選ばれるなんて正直その分野では他に代えようが無い程の誉れの筈なのに3チームのメンバーの中からしかいなかったり、登場するキャラが悪い意味で普通の少女にしか……国を背負って戦うような人物には到底見えないのもどうかと思った
競技人口が少なすぎて無理やり集めたのがこのメンバーとかならばまだわからなくはないし、掃いて捨てるほどある「可愛い女の子でカワイイヤッター言うだけのソシャゲのキャラ」としてはそれでもいいと思う
でも正直、近所の少年サッカーチーム程度の人物達でワールドカップを開催しているような違和感を心から拭うことができなかった

もっとストーリーを進めれば、あるいはアニメの方をしっかり観て予習していれば違う評価ができるのかもしれないが……とりあえず自分は一旦アンインストールして離れて様子見しようと思う
暇があって興味があればアニメも見てみようかと思うし、その結果として再び興味が出たならばそのときにがっつり遊びたいものだ