「願いは誰にも触らせない...!」
「失礼します」
「これなら!!」
「そんなぁ……」
――――――――――
ここは……どこなのでしょう。
知らない場所。知らない空気。……知らない人たち。
わたし……迷ってしまったみたいです。
早く、帰らないといけません……お父様の、ところに。
――――――――――
とうめいになって。誰にも見られなくなって。
そうすれば、怖くない。お父様の教えてくれた通り。
……大丈夫。きっと、お父様のところに帰れます。
だから、お父様。帰ったら、どうか頭を撫でて下さいね。
――――――――――
「私はお父様の本当の娘じゃなかったし、お父様はもう死んでいました。でも愛されてたことが分かったので良かったです」
「お父様にはもう会えません。でもお墓を作りたいので元の世界に帰ります」
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