詳しいゲームシステムはまだ公開されていないが、歴代シリーズ同様、日常パート、捜査パート、学級裁判パートに分かれて進行していく。
日常パートでは、ゲーム内のステージを回りながら、様々な登場人物たちと会話をしてストーリーを進めていく。
遺体発見のアナウンスがなると捜査パートに切り替わり、会話や事件現場などから事件の証拠を集めて学級裁判に臨む。
学級裁判パートでは、登場人物たちと議論を重ねて事件の犯人を探していく。集めた証拠をヒントにしながら、会話の中にあるあ矛盾した発言を"論破"しよう。
本作から新システムとして「議論スクラム」や「嘘」が追加されており、それらを使って相手を論破することも可能だ。
まさにダンガンロンパの正統進化と言うに相応しい作品でした。
シリーズ特有のサイコポップな雰囲気はそのままに、日常・事件・捜査・裁判パートなど、全ての要素がより一層魅力的なものになっています。
特にストーリーのクオリティは目を瞠るものがあり、画面の前で何度も声を上げてしまうほどの衝撃を受けました。
シリーズ3作目ともなれば流石に裁判パートなどは飽きが来るかと思えば、そこも流石はダンガンロンパ、ゆうに期待を上回ってくれました。
特に今作から追加された偽証や、それを適切なタイミングで駆使することで開放される裏ルートなどは、裁判を裏表ふたつの視点から楽しめてやりごたえも抜群です。
ただ1点、エンディングに関しては非常に賛否が分かれていますが、否定的な意見も決して作品がつまらなかったからではなく、むしろダンガンロンパを愛しているからこそ必然的に生まれたものです。
むしろ制作陣はそれを想定した上で作ったのではないかと邪推してしまうほど、綿密に作り込まれたストーリーだったと個人的には感じました。
大量の賛否が生まれるほど大勢の心を揺さぶった本作「ダンガンロンパV3」をまだ未プレイの方は、是非とも遊んでみてはいかがでしょうか。
コンテンツ量 3点
自由度 3点
ソーシャリティ 2点
BGM 3点
グラフィック 3点
感情移入 4点
ゲーム性 3点
結論から言って「大満足」でした。割と賛否の分かれる前評判だったので不安でしたが、遊んでよかったです。
作品全体の雰囲気は維持しつつ、新要素もふんだんに取り入れており、最後まで飽きずにプレイできました。
とくに裁判パートで、あえて嘘の証言をして犯人のボロを引き出す「偽証」などは、より臨場感、言わば「語るに落とす」感を味わうことができてお気に入りでした。
操作パートやミニゲームの操作感も全体的に改善されており、推理を邪魔しない程度のアクション性が加えられて楽しかったです。
そしてこれはシリーズ全作に言えることですが、何と言ってもストーリーが良いです。
とくに本作は物語の“つかみ”にあたる1章の衝撃が、個人的にはシリーズはもちろん、今までプレイしてきたゲームの中でもトップクラスでした。
当然ですが1章は物語の序盤も序盤で、キャラへの感情移入も薄い段階です。
ダンガンロンパ1や2も大好きですが、正直1章の印象は薄く、後半へ進むにつれて面白さのブーストがかかっていく印象でした。
そんな先入観を持ちながらプレイした本作の1章で、自分はまさに顔面ストレートパンチを食らったような気分になりました。
それからというもの、自分は友人に本作を勧めるとき、決まって「とりあえず1章だけプレイしてみろ」と言っています。
なので少しでも気になっている方は、是非1章だけでもご自身の手でプレイしてみて欲しいです。百聞は一見に如かず、それで全て分かるはずです。
また、本作は1章まで配信が許可されているので、お試しで買うのが難しい方はyoutubeなどの動画配信サービスで実況を見てみるのもひとつの手だと思います。
コンテンツ量 3点
自由度 3点
ソーシャリティ 2点
BGM 3点
グラフィック 3点
感情移入 4点
敷居の低さ 4点
ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期をプレイしたユーザーのレビュー。
会社 | Spike-Chunsoft |
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ジャンル | アドベンチャー |
ゲーム システム |
推理アドベンチャー |
タグ | |
発売日 |
PS4 : 2018年1月11日
PC : 2017年9月26日
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価格 |
PS4 : 2,980円(税抜)
PC : 3,810円(税抜)
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最大プレイ人数 |
1人
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この判定基準は「メーカーが発表している必要・推奨スペック」と「CPUやGPUなどのベンチマークスコア」を基に独自の基準で算出されています。
また表示されている「プロセッサー」「グラフィック」は、メーカーの発表している必要または推奨スペックの表記を軸に近い性能のものが記載されています。