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・PS5版の進化と日本の街並みが作れる追加要素の魅力
・都市運営の難しさと街作りの奥深さ
・碁盤の目や通り名を再現した京都風の街作りの様子
この記事を書いた人2026年9月3日にPS5向けに登場する『シティーズ:スカイライン リマスター』は、道路を敷き、住宅・商業・産業などの区画を指定しながら、自分だけの都市を作り上げていく都市開発シミュレーションゲームだ。
PS4版に比べて建設可能なエリアが拡大したほか、マップエディターの追加やグラフィック・パフォーマンスの向上など、PS5向けにさまざまな要素が強化されている。
さらにパッケージ版『ジャパン・スペシャル・エディション』には、日本をテーマにした追加コンテンツ3種を同梱。日本の街並みを意識した都市開発も楽しめる。
このたびGameWithでは本作を試遊する機会をいただいた。実際にプレイしてみると、ただ道路を敷いて区画を広げるだけではなく、電力や水道、下水、ごみ処理、教育、交通など、都市を維持するためにさまざまな要素を管理する必要があることがわかる。

今回は、都市開発シミュレーション初心者の筆者が実際にプレイして感じた、本作の魅力や初心者ならではの戸惑いを紹介していく。
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目次
より広大な都市開発が可能に。日本の街を再現できる魅力
『シティーズ:スカイライン』は、2015年に発売された都市開発シミュレーションゲーム。 日本ではPS4版が2018年に発売され、長く遊ばれてきた作品だ。
本作は昼夜や雨、霧、画面の色調などを調整できる環境コントロールパネルや、グラフィック・パフォーマンスの向上など、PS5向けにさまざまな機能が強化されている。
PS4版を長く遊んできたプレイヤーにとっては、これまで以上に広大な都市を作れることに加え、より自由度の高い街作りを楽しめるのが魅力となりそうだ。
本作をプレイするにあたり、筆者がとくに注目したのは『ジャパン・スペシャル・エディション』だ。

日本をテーマにした建造物や装飾用プロップをゲーム内に導入できる追加コンテンツ『モダンジャパン』『レイルロードオブジャパン』『ショップオブシブヤ』の3種が同梱されていて、ラーメン店のような店舗や日本の鉄道を思わせる駅などが収録されている。

『ショップオブシブヤ』では、渋谷のセンター街や道玄坂を思わせる建物があり、実在する日本の都市をイメージした街作りにも挑戦できる。
まずは道路の設置から街作りをスタート
今回のプレイでは筆者の出身地である京都をイメージした都市を作ることにした。都市名は大京都帝国に設定。日本らしく左側通行を選択し、京都の街並みを意識しながら都市開発を進めていく。

ゲームを開始したら、まずは道路を設置し、道路沿いの区画を指定していく。 区画を設定すると、そこに住宅や商業施設などが建設され、徐々に街が形成されていく。
京都中心部を意識して道路を碁盤の目のように延ばし、日本風の建物を組み合わせると、もう京都っぽく見えてきた。どこまでそれらしい景観に近づけられるのか、気持ちも高まってくる。

▲京都の地図を参考に碁盤の目をイメージして道路を配置していく。
最初は何もなかった土地に道路ができ、車が走り、住宅が建ち、人が住み始める。自分で配置した道路を中心に街が形成されていき、都市が成長していく過程を視覚的に楽しめるのが印象的だった。
一方で、ゲームを始めたばかりの筆者は、どの施設をどのタイミングで建設すればいいのかわからず、序盤から戸惑う場面も多かった。
とくに難しく感じたのが、都市のインフラだ。 住宅区画を指定するだけでは、市民の生活は成り立たない。電力を供給し、水道を整備し、さらに使用した水を排水する必要がある。人口が増えてくるとごみ処理も必要になり、街が発展するにつれて必要な公共サービスも増えていく。
インフラ整備に都市運営の難しさを実感
試行錯誤しながらプレイしていると、住宅が建設された直後から電力や水の供給不足を知らせるアイコンが表示された。
発電施設を建設し、水道施設を設置することで解決できるものの、施設を設置するだけでは十分ではない。それぞれの施設を道路やインフラと適切につなげる必要があり、最初はその仕組みを理解するまでに少し時間がかかった。
都市が発展するほど市民の生活に必要なインフラも増えていくため、街を大きくすることだけを考えていると、別の場所で問題が発生してしまう。

実際に筆者も、最初のプレイでは給水や排水の仕組みを十分に理解できず、インフラがうまく機能しない状態になってしまった。
そこで一度プレイを中断し、基本的な給水・排水や電力供給のシステムを再確認することに。その後改めてプレイしてみると、それまで理解できていなかったインフラの役割が少しずつわかるようになった。
初心者にとっては最初に覚えることが多いものの、仕組みを理解していくごとに街作りの面白さが見えてくる作品だと感じた。
街が大きくなるほど公共サービスの課題が生まれる
都市開発を進めるなかで、住宅区画だけでなく商業区画や産業区画も配置していく。産業区画を作れば工場が建設され、市民の働く場所が増えていく。さらに人口が増えると、小学校などの新たな教育施設も必要になる。
学校を建設すると市民の教育環境が整い、都市の発展にもつながっていく。そのほかにも、ごみ処理場、警察署、消防署、病院など、都市の規模に応じて必要な施設が増えていく。
こうした要素をひとつずつ管理していくことで、単純に建物を並べるだけではない都市開発の奥深さを感じられる。

▲ドロボーの発生を知らせるアイコンが表示されたため、急いで警察署を設置。パトカーが街を巡回するようになった。
人々が暮らしたい街にするために
都市の発展にともない、予想していなかった問題も各地で発生する。画面にはさまざまな問題を知らせるアイコンが次々と表示され、そのたびに原因を確認して対応していかなければならない。
まずは工業地帯と住宅地の配置の問題に悩まされた。 工場地帯の近くに住宅を建設すると、騒音や土壌汚染などの影響で住民の健康に問題が生じるため、それにも気を配る必要がある。
また、人口が増えれば水の使用量も増えるため、給水だけでなく汚水を適切に処理する必要がある。 インフラを整備したつもりでも、排水がうまく機能していなければ市民の生活に影響が出てしまう。

▲下水処理の問題によって住民に健康被害が発生。下水処理場の整備も都市運営には欠かせない。
商業施設も、建設すれば終わりではない。働く人が不足すると店舗が廃業してしまうことがある。また、建物が成長すると、より高い教育水準の労働者を求める職場も増えていく。
必要な人材が集まらなければ維持できなくなるため、学校を建設して市民の教育環境を整えることも重要になる。

このように、住宅、商業、産業、教育、上下水道などは、それぞれが独立しているわけではない。 工業地帯を作れば雇用が生まれる一方で、住宅地への影響を考える必要がある。人口を増やせば商業施設が必要になり、そこには働く人も必要になる。
「街を作る」だけではなく「ここで暮らしたいと思ってもらうためはどうすればいいのか」を考えながら都市を整えていく。この過程こそが、本作の醍醐味だと感じた。
和風の建物を配置して京都らしい景観を演出
まだまだ発展途上ではあるものの、初期に開放されている1タイル分のエリアに住宅地、商業地、工業地と、さまざまな公共施設を整備することができた。

『ジャパン・スペシャル・エディション』に収録されている日本テイストのコンテンツを活用し、寺を配置したほか、京都ならではの「碁盤の目」のような街路も再現。本作では道路の名前を変更できるため、実際の京都にある通りの名前を付けてみることにした。

京都で見慣れた通りの名前を自分の街に設定していくと、単に建物を配置するだけではなく「自分が京都の街を作っている」という感覚も強くなる。
まとめ
『シティーズ:スカイライン リマスター』は、街作りゲームを初めてプレイする筆者にとって、最初は覚えることの多い作品だった。道路や建物を配置するだけではなく、電力、水道、下水、ごみ処理、教育、産業など、都市を維持するためにさまざまな要素を管理する必要がある。
一方で、基本的な仕組みを理解していくと、街が少しずつ成長していく過程が面白くなっていく。PS5版では、より広大なエリアを使った都市開発が可能になり、パッケージ版『ジャパン・スペシャル・エディション』には日本の街並みを再現できるコンテンツも用意されている。
今後は『レイルロードオブジャパン』の駅や鉄道を活用しながら、大京都帝国のさらなる発展に挑戦してみたい。
自分が作った都市がどこまで発展するのか。まだまだ長く楽しみたい作品だ。
発売日など基本情報
| 発売日 | 2026年9月3日 |
|---|---|
| 販売元 | パッケージ版:株式会社スパイク・チュンソフト ダウンロード版:Paradox Interactive |
| ジャンル | 経営・育成シミュレーション |
| 対応ハード | PS5 |
| タグ | |
| 価格 | PS5 : 5,980円(税抜) |
| 最大プレイ人数 | 1人 |
| 公式HP | |
| 公式X |
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