
450種類以上。
これ、なんの数字だと思いますか? なんと、サンリオが誇るオリジナルキャラクターの数なんです。つまりサンリオは、このボリュームのIPをたったひとつの企業で生み出したというわけ。
いいですか、中国の四大奇書の1つ『水滸伝』に登場する豪傑たちですら、その4分の1にも満たない108人です。え、たとえがわかりにくいって? いや、まあ、それだけ「すげーいっぱい」だということを伝えたいのです。

▲選りすぐりのサンリオキャラクターが145以上登場。
そんなサンリオが初の自社ゲームブランドの立ち上げを発表したのが、2026年4月。今後3年間で10本程度のタイトルをリリース予定という。
このたびGameWithは、2026年6月27~28日の2日間、パシフィコ横浜をメイン会場に開催された「サンリオフェス2026」の招待を受け、サンリオゲームズの第1弾『サンリオ パーティランド』の試遊に参加した。
プレイして感じたのは、サンリオのゲームに賭ける「本気」だった。
※本記事のゲーム画面やデザインは開発中のものです。
サンリオゲームズの目指すビジョンを体現する第1弾

『サンリオ パーティランド』は、2026年10月29日発売予定のNintendo Switch / Switch2向けの、サンリオゲームズ第1弾タイトルだ。
145以上のサンリオキャラクターが大集結して、45種類を越えるミニゲームやボードゲーム、アバターの着せ替えなど多数のコンテンツが楽しめる協力型のパーティゲームで、最大4人まで一緒にプレイできる。
正直、この時点で、ファンにはたまらないタイトルだと思うが、それだけではなく、サンリオゲームズが掲げる「⼀⼈でも多くの⼈を笑顔にし、世界中に幸せの輪を広げていく」というビジョンを体現する作品に仕上がっている。

▲道行く人がかわいいシールをくれる優しい世界。
説明はこのくらいにして、さっそくゲームを楽しんでいこう。
まずはプレイヤーの分身であるアバターを作成する。目や髪型などのパーツを選択し、コスチュームを着せて自由にキャラメイクできる。後から変更することもできるから、ひとまず適当でもOKだ。

▲パーク内を自由に散策できる。
次にプレイヤーと一緒に行動してくれる、サンリオキャラクターを選択する。はじめから選べるのはハローキティやポムポムプリンなど8キャラクター。ゲームを進めることで増えていき、最終的には16キャラクターほどになるとのこと。
ちなみに筆者はチョコキャットをパートナーに選んだ。
話しかけるだけでシールをくれるサンリオキャラクター

▲パーティランドの全景。
アバターが完成したら、いよいよパーティランドへレッツゴー。そこはもう、ファンシーでドリーミーな夢の世界だ。食べたらちょっと美味しそう。
さきほど選択したパートナーのチョコキャットが手を振って出迎えてくれる。ふだんは残酷なゲームばかりをプレイしている筆者にとって、最初の洗礼は銃撃戦であることも珍しくない。しかし本作は、温かく甘い雰囲気でプレイヤーを包み込んでくれる。
トコトコ歩いているサンリオキャラクターに話しかけてみると……なんか無条件でシールをくれた。あ、ぐでたまは歩かずにお皿の上でぐで〜っとしてるだけだけど、シールはちゃんとくれるからご安心を。

▲作物を育てることもできる。
いや、マジで優しすぎん? 子どものころから本作みたいなゲームに触れられていたなら、筆者のゲームの好みも180度変わっていたかもしれない。いや、それは言いすぎか。
エリアは、ミニゲームが遊べる「ゲームパーク」、アイテムが購入できる「ショッピングモール」、記念写真が撮れる「フォトスタジオ」。塗り絵や音楽制作の「クリエイティブラボ」、魚釣りや農業ができる「スカイファーム」の5つ。

▲コインを使ってショップでアイテムを購入。
ボードゲームやミニゲームをクリアするとコインをゲット。貯まったコインはショップでアバターの衣装などの購入に使える。
さまざまなコンテンツを楽しむことができて、長く楽しんでもらいたいという開発陣の思いがヒシヒシと伝わってくる。
シンプルで誰にでもプレイできるミニゲームを収録

収録予定のミニゲームは45種類以上。いずれも、サンリオキャラクターをモチーフにした、誰にでも遊べるミニゲームだ。
ミニゲームを始めると、プレイヤーはアバターかパートナーのどちらでプレイするかを選択する。キャラクターによる能力差はなく、純粋に見た目が変わるだけなので、そのときの気分で選べばOK。
ちなみに、ミニゲームのモチーフとなっているキャラクターをパートナーに選んでいたらどうなるのか。正解は「そのキャラクターはミニゲームで忙しいため選ぶことができない」。テーマパークのエピソードでよく耳にするやつだ。芸コマで丁寧な作り込みが光る。
では、今回の試遊できた3つのミニゲームを紹介しよう。
ポムポムプリンのぷよよんトランポリン
プリンの上で弾みながら「魔法のコンペイトウ」をキャッチする。他のプレイヤーと協力することで、より高所にあるコンペイトウをキャッチすることができる。マルチプレイならではの連携プレイが楽しい。

▲とにかくぴょんぴょん跳ねてコンペイトウを狙いにいく。
リトルツインスターズのキラキラほしつりチャレンジ
キキララと一緒に星を釣りまくる。円の中に星があるタイミングで釣り針を投げ入れ、大きな星がかかったときにはボタンを連打して一気に釣り上げる。クレーンゲーム的な内容で、誰でも直感的に楽しめる。

▲ゲームセンターによくある、お菓子をすくうクレーンゲーム的なミニゲーム。
シナモロールのホームランダービー
シナモンが気ままに投げるボールを打ち返す。複数の球を同時に投げるなど、シナモンの無軌道っぷりが妙に盛り上がる。打ち返せば必ずホームランなので爽快感あり。最終的には参加者全員で、リズムゲーム的にノリノリ打ち返し合戦になって楽しい。
今回、試遊したゲームは、シンプルながらいずれも丁寧に作り込まれ、子どもやゲームに慣れていない人でも問題なくプレイできるカジュアルさがうれしい。

▲シナモンの無茶な投球を次々に打ち返していく。
誰ひとり傷つかない「みんななかよく」の世界

今回の試遊で感じたのは、「サンリオらしいなあ」ということ。キャラクターを押し出して「らしさ」を演出しているのではなく、ゲームそのものがもうサンリオの世界なのだ。
そう思ったのはなぜか。
本作に収録されているすべてのミニゲームやボードゲームは、プレイヤー同士が成績や順位を競わない。どのプレイヤーが「〇〇個、星を集めた」や「〇〇回、ボールを打ち返した」など、個別の成績は一切表示されない。
唯一表示されるのは、「全員でどれだけがんばったか」だけだ。誰か1人が負けて悔しい思いをすることも、集めている数が少ないと咎められることもない。ギスギス? なにそれ? である。

これはサンリオの企業理念である「みんななかよく」をゲームデザインに落とし込んだ結果だ。誰だってギスギスした空気でゲームをやりたくない。みんなで盛り上がってこそパーティだし、それがサンリオだと思うから。
失敗してもプレイヤー全員が笑顔でいられる。筆者が感じた温かくて甘い雰囲気は、銃撃戦がないとか単純な理由ではない。サンリオが「本気」で作ったから、誰も傷つかない優しいゲームになったと、筆者は思うのだ。
グッズ展開も本気でした

▲サンリオショップ・サンリオオンラインショップでしか購入できない限定セットが豪華。
サンリオショップ・サンリオオンラインショップでは本作の限定セットが販売される。これには5種類のサンリオキャラクターのフィギュアが付いてくるのだ。

こんなん絶対にファン垂涎の限定セットだし、サンリオゲームズさんにしかできない展開じゃないですか……ずるい(笑)。
断言しよう。サンリオゲームズは令和のゲーム業界に来航した「黒船」だ。いや、黒くないからファンシーな船か?
GameWith編集者情報

| フリーランス物書き。ドーナツ食べながら子どもとゲームするのが至高。好きなジャンルはインディーズとFPS/TPS。ゲームの腕前は皆無のポテトゲーマー。ジャンルやタイトルにとらわれずゲーム業界全体に興味があります。ゲーム以外にはアウトドア系やローカルニュースなどを執筆中。普段は塾講師、ときどきラジオパーソナリティ。 |
発売日など基本情報
| 発売日 |
2026年10月29日 |
|---|---|
| 販売元 |
Sanrio Games |
| ジャンル | パーティーゲーム |
| 対応ハード | Switch2 / Switch |
| タグ | |
| 価格 |
Switch2 : 5,800円(税抜)
Switch : 5,800円(税抜)
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| 最大プレイ人数 |
4人
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| 公式HP | |
| 公式X |




