のどかな田舎で作物や家畜を育て、農家として生計を立てる

『ファーミングシミュレーター 26』は世界中で高い人気を誇る農業シミュレーションゲームのSwitch2版最新作。映画に出てくるようなのどかな田舎を舞台に、作物や家畜を育てて、農家として生計を立てていく。登場する農機具は実際に使われているものと同等で、リアルな農業体験が魅力だ。
「作物が育つ」以外はすべてプレイヤーみずからが仕込んだり、お膳立てしたりする必要があり、細かい農作業アクションの操作スキルも求められる。
また、気候の変化や、農作物の価格変動といった環境の変動もある。こういった要素に翻弄されながらも、立派な農家を目指すのだ。


本作の舞台は北米とヨーロッパ。広大なフィールド上で、農業、林業、畜産、生産が体験できる。

農機具の購入など農場を充実させるための利益を得るには、作物などの収穫物を売却する必要がある。
各種の原材料から別の品物を作ると、より多くの利益が獲得できるが、加工施設を購入する必要があるなど、方針の決定や選択に悩まされることも多い。

新要素として「チャレンジシステム」が導入された。タスク完了によりミッション報酬が得られるため、農場拡大の手助けになるだろう。
進行スピードの最適化もされていて、遊びやすさが格段にアップしているのも見逃せないところだ。
このたびGameWithでは、本作を試遊する機会をいただいた。遊んでみてわかった楽しさや魅力やについて解説していこう。
「キャリアモード」と「クリエイティブモード」で異なる楽しさ

本作を始める際は、まずゲームモードを選択する必要がある。それぞれ異なる楽しさがあるため、ぜひどちらも体験してみてほしい。

キャリアモードは、本格的な経営スキルを求められるのが特徴。ゲームを始めると、親族から農場を引き継いだ新人農家としての生活がスタートする。

最初の所持金は10万ドル。トラクターと収穫用の機器、畑を耕すアタッチメント、種を植えるプランターを中心に、最低限の農機具のみが揃っている。所有済みの畑は3つあり、ひたすら耕作→種植え→収穫を繰り返していく。

クリエイティブモードは2億5000万ドルの資金を持った状態でスタートする。
高性能な農機具やフィールド上にあるすべての畑、施設を購入しても使いきれない額なので、自由度が高く練習に最適。試してみたかった農機具を購入して使ってみるのもおすすめだ。
また、農業初心者にとっては、農機具の名前や作業手順を覚えるのもひと苦労。そこでこのモードを使って、ある程度農業そのものに慣れてみるのもいいだろう。
楽しさの中に感じられる農業の難しさ
実際にプレイしてみると、農業の難しさや大変さが感じられた。見慣れない農機具を使いこなすことはもちろん、農家を経営するうえで、収支の管理や作業効率の向上が求められる。考えることは多いが楽しい時間でもあり、つい時間を忘れてプレイしてしまう。
醍醐味のひとつである農作業は、すべて機械を使用する。トラクターなどの車両は運転操作が若干難しく、直線走行が重要な農作業では、折り返し地点でやや苦戦してしまった。だが、慣れるとスムーズかつ綺麗にできるようになるので、達成感が得られた。


運転中のカメラ位置は切り替え可能。三人称視点の方が運転しやすいが、運転席からのリアルな眺めもよい。

フィールド上に生えている木を伐採して、木材を取得することができる。カッターの位置と木の位置を上手に合わせる必要があるため、難度は高め。
どれも慣れると難なくこなせるが、コツを掴むのに少し時間を要した。

個人的に一番達成感のあった作業は、草刈りと草をまとめる作業だった。まずは草を育てて刈り取り、うねのようにまとめる。まとめた草は別の機器を使って、丸や四角に固めていく。

続いて、発酵を促すために固めた草を包む。この包まれた草はサイレージというらしい。

田舎でたまに見かける風景が完成。作業中の環境音やトラクターの振動音、草をまとめていく時のスッキリ感が好きなので、従業員に任せることもできるが(後述)、これだけは必ず自分で作業することにしている。
資金繰りに翻弄される日々

収益率を上げるには、効率のいい農機具を購入したり、畑を増やして収穫量を増やしたり、家畜を育てたり、原材料を加工できるように専用の施設を購入したりする必要がある。そう簡単には上昇しないのが経営の実情だ。

最初のうちは土地が少なく、できる作業も少ないため「契約」で得られる報酬で、少しずつ収入を増やしていった。それでも必要な資金が貯まるには時間がかかる。根気強く農作物を育てていくしかない。
つい新しい農機具を買ってしまいそうになるが、性能がいい機具は非常に高価だ。資金を貯めて高性能の農機具を1台購入するか、複数台を購入し、並行して行える作業を増やすか。所持金と相談しながらの農業経営は、ヒヤヒヤしつつも大きな達成感が得られる。
広大な敷地を徹底管理するには?
高性能な農機具と広大な土地を手に入れると、次に困るのが作業の効率化。すべての作業には手が回らないので、一部の作業は従業員を雇って働いてもらう。
それでも作業の指示を出すのは自分なので、どうしたら無駄なく作業できるか、できるだけ移動距離を減らすにはどうしたらいいか、といったことをつねに考える必要がある。
加工品の生産施設は位置が決まっているので、作物を育てる畑の位置を把握して、できるだけ移動距離が少なくなるように計画を立てた。メモ帳やノートに書き出してみると整理しやすいのでおすすめだ。

▲筆者の農場作り計画図(手書き)です。
フィールド上には隠しアイテムのようなものが存在する。時間を見つけてフィールド散策に繰り出してみるが、どこにあるかわからないので、時間がかかる。

農作業はAI従業員にお任せする方が綺麗に素早くできる場合もあるので、これを利用して空いた時間をフィールド探索に充てたこともあった。


資金に余裕があったら、移動を便利にする車を購入するのもおすすめ。アクティブに走行できるタイプや、パレットを積めるタイプなど多彩な車種が揃っている。
まとめ

Switch版の後継作『ファーミングシミュレーター 26』は、大農園を目指して農業経営に臨むのが楽しい作品だ。
コツコツ作業するのはもちろん、頭を悩ませて計画を練るのも本シリーズの醍醐味で、「生産量を増やすには農機具の買い替えが必要だな」、「この作物を生産したいから、この特殊な農機具を購入しなくては」などと、やりたいこと、買いたいものがどんどん増えていく。
リアルな操作感で、田園風景への没入体験ができるのもいい。
長時間没頭できるゲームを探している方は、ぜひプレイしてみてほしい。
発売日など基本情報
| 発売日 |
2026年5月19日 |
|---|---|
| 会社 |
セガ |
| ジャンル | シミュレーション 経営・育成シミュレーション |
| 対応ハード | Switch |
| タグ | |
| 価格 |
Switch : 4,528円(税抜)
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| 最大プレイ人数 |
1人
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| 公式HP |




