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“狩り場を作り込む”ハンティングアクションがSwitch2で蘇る!『WILD HEARTS S』先行プレイレポート!
Switch2
2025年7月25日 発売中
レビュー
総合点
カジュアル
ゲーマー

“狩り場を作り込む”ハンティングアクションがSwitch2で蘇る!『WILD HEARTS S』先行プレイレポート!

最終更新 :
『WILD HEARTS S』ロゴ

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自然の美しさと荒々しさが共存する世界で、自分だけの狩場を築き、獣に挑む。

2023年に登場した『WILD HEARTS』は、“からくり”を駆使した独自の狩猟スタイルが特徴のアクションゲームだ。

そして2025年7月25日、Nintendo Switch 2向けに『WILD HEARTS S』が発売された。

獣狩

本記事では、先行プレイを通じて感じた手応えをもとに、“今あらためて始めたい”本作の魅力を紹介していく。

目次

WILD HEARTS S

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『WILD HEARTS S』とはどんなゲーム?

『WILD HEARTS S』は、ハンティングアクションに建築という新たな要素を取り入れた、これまでにない意欲作だ。

プレイヤーは、獣狩(ししがり)として、“からくり”と呼ばれるギミックで狩場を作り上げ、個性豊かな武器を携えて獣に挑む。

ヤマウガチ

物語の舞台は、自然の脅威があふれる中世の日ノ本「あづまの国」

草木が生い茂る渓谷や、静かに雪が降り積もる山岳地帯──四季折々の風景が広がるマップで、プレイヤーは強大な獣たちと対峙することになる。

春霞の古道
夏木立の島
秋昏の峡谷
冬塞ぎの孤城

▲春夏秋冬の4つのマップで獣と戦う。

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自分で狩場を作り込む──からくりが変える狩りの常識

本作の最大の特徴は、からくりと呼ばれるギミックを駆使して、狩場そのものを自分の手で作り上げていけることにある。

例えば、上空から獣に飛びかかるために、その場で足場を組んだり、敵の攻撃を避けるために、ばねを使って一気に移動したり

状況に応じて瞬時にからくりを生み出すことで、戦術やアクションの幅が広がっていく

▲敵の攻撃をばねのようなからくり「発」で避け、「匣(はこ)」を重ねて高所から攻撃。

さらに、からくりを特定の形に組み上げると、より強力なからくりへと変形する。

例えば、敵の突進を防ぐために巨大な壁を展開したり、体力を回復するお香を焚いたりと、より戦術的な使い方も可能になる。

▲例えば、匣を6つ並べると、「壁」に変形する。敵の攻撃を防ぐだけでなく、突進してきた獣を弾き飛ばすことも。

▲羽を3つ重ねると、「癒やし釜」に変形する。周囲の味方のHPを回復できるため、ピンチの味方にそっと寄り添うように置いてあげよう。

あらかじめフィールドに設置しておける、大型のからくりも存在する。

ファストトラベルができるテントや、マップを効率的に移動できるジップライン食料の加工・保管施設など、様々な種類があり、狩りの準備段階から“自分なりの拠点づくり”が楽しめるのも本作ならでは。

▲「飛蔓」は、ジップラインのようなからくりで、マップの高低差をものともせず快適に移動できる。本作は「そんな場所まで!?」というようなところにも行けるのが魅力のひとつだが、その自由な探索を支えてくれる存在だ。

▲「旋風台」は、プレイヤーを飛び上がらせる。高いところに登ったり、獣に上空から飛びかかったりする際に役立つ。羽と組み合わせて、遠くに飛んでいくのもおすすめ。

▲「一輪馬」を使うと、タイヤのように転がりながら移動できる。勢いよくマップを駆け抜けるスピード感がクセになる。

▲本作では、食事することでステータスを強化できる。食料を保存したり、干したり、漬けたりするからくりや、自動で食料を集めてきてくれるからくりも存在する。

マルチプレイでは、他のプレイヤーが作り込んだ狩場に足を踏み入れることも。

からくりの配置ひとつとっても、それぞれの工夫やスタイルが表れていて、思わぬ発見があるのも楽しい

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全8種の個性豊かな武器×からくりで広がる、多彩なハンティングスタイル

本作に登場する武器は、からくり刀大筒変形棍野太刀飛燕刀の8種類。

8種類の武器

近接・遠距離といった分類にとらわれない、プレイスタイルに合わせた選択肢が広がっている

もちろん、どの武器もからくりと組み合わせることで真価を発揮する。

ここでは、中でも個性が際立つ4種の武器を紹介していく。

攻撃の基本を学べる「からくり刀」

「からくり刀」は、全ての獣狩が最初に手にする武器。動きが素直で扱いやすく、攻めの手を緩めず獣を圧倒したい人にぴったり

▲まだこちらに気づいていない獣に、匣を重ねて大ジャンプしつつ強力な攻撃を叩き込む。

攻撃を重ねるとゲージが溜まり、刀がしなるように変形する。シンプルながら、奥深い立ち回りを楽しめる武器だ。

▲鞭のように変形した刀で、一気にダメージを与える。

攻防一体の「傘」

は、攻撃と防御を兼ね備えた武器だ。獣の攻撃のほとんどを受け流せる

▲ボディプレスを受け流し、即座に反撃に転じる。

万能に見えるが、パリィのタイミングがシビアなので、 緊張感と爽快感が同居するプレイを楽しめる。パリィ好きにはたまらない武器だろう。その一連の動きは、まるで舞うような美しさを感じさせる。

▲傘を放って攻撃するコンボが強力。

空中戦に特化した「飛燕刀」

飛燕刀は、空中を自在に動き回る武器。獣に鉤爪を引っ掛けて空中に跳び上がり、頭上や背後から強襲したり、距離を取って攻撃を避けたりと、空中戦を楽しめる。

▲ワイヤーアクションのように、蔓を活かして敵に回転しながら攻撃。ある程度敵に攻撃を当てると、強力な一撃を叩き込める。

スピード感やスタイリッシュなアクションを求める人にうってつけの武器だ。

▲他の武器では攻撃しにくい、上空にいる敵も容易に攻撃できる。

流れるように姿を変える「変形棍」

変形棍は、攻撃を繋げるたびに自動で姿を変えていく、ロマンあふれる武器。

▲攻撃直後に体が光ったタイミングに合わせてボタンを押すと、武器が変形し攻撃が変化する。

長棍、トンファー、手裏剣、大身槍、巨大刀──攻撃の流れの中で次々と形を変えていくアクションは見た目にも楽しい。

特に、最終段階である巨大刀で放つ一撃は、演出・威力ともに圧巻。決まったときの爽快感は、思わず声が出るほどだ。

▲巨大刀の攻撃は、動作は重いが凄まじい威力を誇る。

武器の個性を伸ばすスキル継承システム

武器は、ルートを自由に選んで強化できるだけでなく、スキル継承によって自分好みにカスタマイズすることも可能。

武器強化のルート

▲目的の武器を一直線に目指すも良し、寄り道してスキル継承していくのも良し。

例えば、会心率を高めてクリティカル特化にしたり、特定の属性攻撃を強化したり。

同じ武器でも、継承するスキルによって特徴が変わるのが面白い。

会心に特化したアメノオハバリ
属性攻撃に特化したアメノオハバリ

▲同じ「アメノオハバリ」という武器を、違うルートで強化した例。継承スキルの内容が大きく異なっている。

自分の狩りのスタイルに合った武器を作れるのも、本作ならではの奥深さといえるだろう。

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巨大な“獣”は、恐ろしくも美しい

物語は、突如現れる“ラセツ”との戦いから始まる。

▲強大な氷の獣に、成す術もなく打ち倒される主人公。

直後、さらに巨大な“クニナラシ”が姿を現し、プレイヤーは絶望的な光景を目の当たりにする。

▲衝撃的な幕開けから、狩りが始まる。

獣たちは、それぞれが固有の生態や攻撃スタイルを持っている。

また、怒り状態になると、咆哮とともに周囲の環境が一時的に変化。地面が裂けたり、木々が立ち上がったりと、視覚的なインパクトも本作ならではの見どころだ。

ここでは、実際に印象に残った獣をいくつか紹介していこう。

山を揺らす暴走猪「ヤマウガチ」

大きなイノシシのような獣。巨体を活かした突進は、“山を穿つ”という名前を体現するかのように荒々しい。怒りの咆哮とともに足元から木々が立ち上がり、一時的に周囲を森のような景観に変える

業火を纏う怒れる大猿「ジゴクザル」

まるで全身が岩肌に覆われたような、怒れる大猿。怒りが頂点に達すると、燃え盛る炎が周囲に広がる序盤の難敵として、プレイヤーに立ちはだかる存在だ。

氷を纏い駆ける狼「ラセツ」

狼のようなシルエットを持つ氷の獣。氷塊を生み出し、緩急のある動きでプレイヤーを翻弄する。パッケージにも描かれており、本作を象徴する獣だ。

陽光を司る神鳥「アマテラス」

鳥型の獣で、優雅な羽ばたきとともに放つ攻撃の激しさが、見た目とのギャップとして印象に残る。一部の地域では、「吉兆の鳥」と呼ばれている。

また、獣を倒した後には介錯の演出が用意されており、狩りの締めくくりに静かな余韻をもたらしてくれる。

ただモンスターを倒すだけでなく、生き物と向き合うという感覚が、狩猟体験にほんの少しの重みを添えている。

▲介錯の後、獣に静かに一礼を捧げる。

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まとめ:いま始める理由が、ここにある

『WILD HEARTS』をまだ遊んでいなかった人にとって、“S”の名を冠した本作は、狩猟生活のスタートを切るのにふさわしい作品だ。

本作では、マルチプレイが3人から4人に拡張され、仲間との狩りをより気軽に楽しめるようになった。

さらに、装備をしっかり整えることで、難敵とも戦いやすいように調整されているだけでなく、獣の逃走頻度の緩和といった調整も加わり、遊びやすさも向上している。

からくりを駆使して、自分だけの狩場を作り込む体験を、ぜひNintendo Switch 2で楽しんでみてほしい。

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