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早いもので、2025年も残すところあとわずか。皆さんゲームやってますか?
年末年始に遊ぶゲームといえば、やはりパーティゲームが定番。家族・親戚・友達で集まってワイワイ遊ぶ人も多いのではないだろうか。
今回紹介する『代筆屋ワールドワード』は、テキストベースのアドベンチャーゲームでありながらパーティゲームのように多人数で集まって遊んでも楽しい作品だ。
年末年始、1人で過ごす人にも、みんなで過ごす人にもおすすめのタイトルとなっているので、ぜひチェックしてみてほしい。
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年末年始ゲームレビュー祭まとめ2025
GameWith編集者情報

| 幼少期に初めて遊んだ『SaGa2秘宝伝説』でゲームにハマり、『メモリーズオフ』でオタクになった甘党おじさん。 レトロゲームを買い漁るのが好きで、購入した中古ソフトをクリーニングする作業が至福の時間。 ゲーム以外ではギターが趣味だが、夜な夜な取り憑かれたようにゲームのBGMを演奏しだす厄介な習性がある。 |
ルーレットで文章を作るハチャメチャ代筆パート!

ラブレターから果たし状、謝罪文に契約書まで、あらゆる文章を依頼人の代わりに作成する代筆屋「ワールドワード」が本作の舞台。プレイヤーは新人アルバイトとして、様々な文章を作成していく。
筆者もライターのはしくれとして執筆には自信がある。最初の依頼はラブレターの執筆。どれここはひとつ胸を打つロマンチックな愛の言葉を綴ってあげよう。と思ったのも束の間…。
▲執筆中に突然ルーレットを回し始める主人公。
▲あ~もうめちゃくちゃだよ。
と言うわけでこのゲーム、実際にプレイヤーがやることはなんと「ルーレットを回す」こと。えぇ…?
おそろしいほど気分屋の主人公は、途中までは真面目に文章を書いてくれるのに、シメの一文だけはルーレットで決めてしまうのだ。

「終わりよければすべて良し」とは真逆で、シメがメチャクチャになるとすべて台無し。ハチャメチャな珍文が出来上がり、それまでの真面目な文章との落差にジワジワと笑いが込み上げてくる。
しかもラブレターの依頼なのに「輩(やから)」だの、謝罪文の依頼なのに「ベロベロバー」だの、この主人公ワード選びのセンスがヤバすぎる。
ルーレットがギリギリ目押しを狙えるくらいのスピードに設定されているのも絶妙で、チラチラと見える面白ワードに釣られてついついふざけてしまいたくなるのだ。
加えて、便箋やテイクアウトの飲食物といった各種アイテム類の存在が、ハチャメチャ珍文作成をさらなるカオスへと誘う。


婚活パーティのプロフィール文に子供の落書きみたいな絵が描かれた便箋を使ったり、コーヒーをこぼしてみたり、執筆中になんか打ち上げ花火を上げてみたり、超人的なパワーで便箋を破ってみたりとやりたい放題だ。

▲弁護士に渡す書類がこんなに賑やかなことある?

▲上手くいくとそれはそれで面白い。「ルーレットは上手くいったのに変な便箋使っちゃった」みたいになると思わず「なんでやねん!」と突っ込みたくなる。
いやいや、そうは言っても依頼通りの文章が書けないとクリアできないんでしょ?ならアイテムとか使わず真面目にやるしかないじゃん!と思うだろうが、安心(?)してほしい。
本作はどんな怪文書を作成しても決してゲームオーバーにならないのだ。
シナリオは基本コメディ調で、代筆が成功しても失敗してもいい感じにオチが付き、ゲームは続いていく。依頼人たちはたくましいので誰も不幸にならないし、中には失敗したほうがいい結果になる依頼もある。


▲それどころか、ハチャメチャな文章を書いた方が店長に気に入られて給料が上がる。えぇ…?
そういうわけなので、“奇文珍文を気軽に作って笑って楽しむ”のがこのゲームの基本スタイル。プレイヤーのおふざけを邪魔するシステムは無い。
「郷に入っては郷に従え」とも言うし、ワールドワードのお作法に染まって楽しんでほしい。


▲7股がバレて炎上したNewTuber(YouTuberのようなもの)や、どう見ても怪しい薬を作る博士など、失敗してもあまり罪悪感を感じない依頼人たち。ガンガン失敗していこう。
個性豊かな依頼人たちと触れ合える取材パート!

第2話以降のストーリーでは、代筆の依頼を請けた後に「取材パート」が挿入される。ここでは、執筆パートのルーレットに出てくるワードを集めることができる。
ワールドワードの仲間たちはもちろんのこと、町には過去の依頼人など様々なキャラクターたちがいるので話しかけてみよう。
個性的すぎるワードセンスを持つ主人公が、会話の中から自動的にワードをチョイスして記録してくれる。

▲なんでこんなワードを選ぶんだ…!?というワードが多く、「NEW WORD」のポップアップを見ているだけでも笑える。

▲妨害のために変なワードを吹き込んでくるキャラも。どう見てもまともには使えそうにないワードを律儀に記録してくれる主人公については、もはや気分屋とかいう問題ではない気がする。
集まるワードは大半がヤバそうなワード。「妨害までされるなら、ワード集めしない方がいいのでは…?」と思う人もいるだろう。
しかし、ここに“奇文珍文を気軽に作って笑って楽しむ”ための甘い罠が用意されている。
上記した通り、町には過去の依頼人を含む様々なキャラクターがいる。彼らに話しかけることで、「依頼の後どうなったのか」といった後日談ストーリーが見られるのだ。

▲ワード集めと後日談を同時に楽しめる一石二鳥の画期的システム。それはそれとしてどうしてそんなワードを記録しているんです?
登場するキャラクターは皆個性豊か…というか主人公に負けず劣らずぶっ飛んでいて魅力的。
代筆に成功しても失敗してもゲームが進行する仕様も相まって、その後が気になる作りになっている。

▲ワールドワードの先輩・モノ。「よろしくねえ」「いいかなあ?」といった緩い口調が特徴。かわいい。

▲主人公にとって最初の依頼人となる少女・ジニー。見た目は清楚な美少女だが、兄に対して過激すぎる恋心を抱き、ストーキングも日常茶飯事。かわいい。

▲身長3メートル越えの巨人族の少女・みう。身体だけでなく態度も大きく、逆らうと「こう!」される。かわいい。

▲ドット絵で描かれた可愛らしいキャラクターたちが繰り広げる、コメディ調の会話劇はシンプルに面白い。そもそも後日談とか関係なく話しかけたくなる。
結果、後日談見たさについつい話しかけてしまい、気付けばトンデモワードが集まっているというワケだ。
テキストアドベンチャーなのに多人数でも遊べる!?
ここまでで紹介したように、本作のメインとなる要素はルーレット。そう、年末年始に家族や友達と集まって遊ぶことも多いであろうパーティゲームでも馴染み深い、ルーレットだ(無理矢理)。
というわけで、友人を誘って本作を一緒に遊んでみた。
結論から言うと、めちゃめちゃ面白かった。
執筆パートのルーレットでは3つのワードを選ぶ(つまり3回ルーレットを回す)ので、3人で1回ずつルーレットを回してみたのだが、誰かが真面目にやろうとしても他の誰かがふざけてしまい、意図せぬ怪文書が出来上がる。

▲真面目にやりたいのにノリノリで妨害してくる友人たち。キャラの可愛さも手伝ってか、すんなりとワールドワードのお作法に染まってくれた。
慣れてくると目隠ししてルーレットを回したり、取材パートで正解ワードをほとんど集めずに変なワードばかり集めて執筆パートに入るようにもなり、「どうあがいても奇文珍文」という状況に。
なんなら1人で遊んでいるのを横で見ているだけのスタイルでも、失敗した時に笑いが飛び交って面白い。
ちなみに本作のプレイ時間は、1話あたり15分~30分程度。集まってちょっと遊ぶのに丁度いい時間と言えるだろう。
また、一度プレイした話は何度でも遊び直せる。同じ話でもプレイのたびに違う怪文書が完成するので繰り返し遊んでも楽しいのだ。
テキストベースのアドベンチャーゲームなのに多人数で笑って遊べるという未知の体験に、筆者も友人たちも大満足であった。

まとめ
可愛らしい見た目の裏に、非常に丁寧に作られた「笑い」を感じた。
文章をルーレットで作るという斬新な執筆パート、余計なワードをついつい集めてしまう取材パート、そしてプレイヤーのおふざけを全肯定するシステム。すべてが同じ方を向き、プレイヤーを笑わせる・楽しませるために機能している。

▲代筆に成功しても失敗しても、誰も不幸を感じさせない優しい世界。プレイしていて温かい気持ちになれる。
遊びの幅広さもポイントで、テキストアドベンチャーでありながら繰り返し遊べる・多人数でも遊べるのは本作の大きな魅力と言えるだろう。

▲紹介し切れなかったが、ひたすら代筆をし続ける「エンドレスモード」も存在。本編とは違った依頼で新鮮な気持ちで楽しめる。
1人でも、みんなでも、年末年始に笑って温まりたい人は、ぜひプレイしてみてほしい。

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年末年始ゲームレビュー祭まとめ2025
発売日など基本情報
| 発売日 |
2025年11月27日 |
|---|---|
| 会社 |
Waku Waku Games |
| ジャンル | アドベンチャー |
| 対応ハード | Switch / PC |
| 価格 |
Switch : 1,363円(税抜)
PC : 1,363円(税抜)
|
| 公式HP | |
| 公式X |
Developed by Studio Dragonet.
Published by Waku Waku Games.




