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【プレイレビュー】ダンジョンで商品を調達して売りさばく!『Moonlighter 2: The Endless Vault』は商人と冒険者の二重生活が楽しい経営シム×ローグライト・アクションRPG
PC Switch2 PS5 XBOX
2025年11月19日 発売中
レビュー
総合点
カジュアル
ゲーマー

【プレイレビュー】ダンジョンで商品を調達して売りさばく!『Moonlighter 2: The Endless Vault』は商人と冒険者の二重生活が楽しい経営シム×ローグライト・アクションRPG

最終更新 :

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この記事でわかること

・商人と冒険者の悩ましくも楽しい二重生活

・さまざな選択で戦い方が変わるダンジョン探索

・稼いだ資金で装備と店を強化する楽しい循環

タイガーペゾヘドロンアイコンこの記事を書いた人
タイガーペゾヘドロン

ゲームを遊ぶほど、ゲーム以外のことまで気になってしまうフリーライター。近年はアニメ調3DCGの進化に惹かれ、CG技術の関連資料を眺めることもしばしば。普段は『崩壊』シリーズをはじめとするHoYoverse作品を中心に遊んでいる。ゲームをきっかけにクトゥルフ神話にも興味を持ち、現在はラヴクラフト御大の作品を履修中。 

『Moonlighter 2: The Endless Vault』は、Digital Sunが開発したシリーズ第2弾。経営シミュレーションの要素を備えたローグライト・アクションRPGだ。

本作は2025年11月19日にSteam版の早期アクセスが開始され、2026年9月2日にSwitch 2,PS5,Steam,XBOX向けの正式版が発売された。さらに、セガからSwitch2,PS5向けの国内パッケージ版が2026年12月10日に発売予定だ。

このたびGameWithは本作のSteam版を試遊する機会をいただいた。

本作の主人公は、昼は商人、夜は冒険者として暮らす青年ウィル。異次元を渡り歩く収集家モロクに故郷の村リノカを奪われたウィルと住人たちは、行き場を失った末にトレスナの村へとたどり着く。

そこで謎の立方体型アーティファクト「エンドレス・ヴォルト」に出会い、試練を課される。ウィルは故郷を取り戻すため、それに挑むことになる。

ダンジョンで敵と戦って遺物を集め、持ち帰った品に自ら値段をつけて販売。稼いだお金を装備や村の施設に投資し、次の探索に備える。こうした冒険と商売を行き来する基本的なサイクルや、「呪い」を利用したアイテム管理は前作から受け継がれている。

ビジュアルはドット絵から3Dへと一新。ダンジョンでは報酬を見ながら進むルートを選び、戦闘では特殊な能力を習得できる「パーク」を組み合わせてその場でビルドを組み立てるなど、探索中の判断要素も増えている

▲前作のドットスタイルから3Dにビジュアル面が大幅に進化。絵本のような温かみのあるテイストに仕上がっている。

本稿では、ダンジョンでの商品調達や遺物の価値を高める「呪い」の要素や、売値を自由に決められる販売要素など、実際のプレイを通して見えてきた魅力を紹介していく。

各ストアで詳細をチェック!

目次

Moonlighter 2: The Endless Vault

Moonlighter 2: The Endless Vault

PC
Switch2
PS5
XBOX

2025年11月19日 発売中

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「生きて帰る」までがダンジョン探索

トレスナの村に現れた「エンドレス・ヴォルト」は、ウィルの商人としての腕を試す存在だ。この村を拠点にして段階的に提示される売上目標を達成し、その試練を進めていくことになる。

目標達成には商品となる遺物が必要であり、その調達先となるのが複数の部屋と分岐するルートで構成された異次元のダンジョン。行く先には敵との戦闘や宝箱だけでなく、新たな装備のレシピといった報酬も用意されていた。

戦闘では短剣、大剣、槍、ガントレットの4種類から武器を選び、通常攻撃や特殊攻撃、無敵時間のある回避を使って敵を倒していく。

とくに扱いやすいと感じたのは、周囲を広く攻撃できる短剣と、素早い連打や時限強化のバーサークモードを持つガントレットだ。武器ごとに攻撃範囲や固有の仕組みが異なるため、選んだ武器によって敵との距離の取り方も変わっていた。

武器以外の共通アクションも、立ち回りを支えるうえで重要になる。遠距離攻撃用のガジェット「ブロッブガン」で飛行する敵を撃ち落とせば「崩壊」状態にして攻撃の好機を作り出せる。

さらにバックパックを振り回す攻撃には、崩壊させた敵を吹き飛ばしたり、飛び道具を打ち返したりする効果もあった。うまい具合に敵同士を衝突させれば、まとめてダメージを与えることも可能だ。

▲取得するパークによって戦い方が大きく変化するため、いろいろと試してみたくなる。

探索中には、報酬として提示される3つのパークからひとつを選んでウィルを強化できる。

ガントレットを使った際に、専用のバーサークゲージ満タン時にブロッブガンのダメージが上昇するパークを取得した。

すると、射撃で弾薬をすべて消費してからガントレットの特殊攻撃につなぎ、強力なバーサークモードで怒涛の連撃を叩き込むといった攻撃の流れが生まれた。

強化によって単純に数値が上がるだけでなく、取得した効果によって普段使うアクションの順番まで変わるのが面白い。

▲パークを獲得できる部屋で戦力を整え、最奥部のボスに挑む。

このような強化を重ねるうえでは、どのルート、どの部屋を選ぶかも重要になる。ボス撃破を目指した周回ではパークを獲得できる部屋で戦力を整え、売上を優先した際には宝箱のある部屋に向かうなど、選ぶルートも探索の目的によって変化した。

先の報酬を確認できるからこそ、その時々の目的に沿った道筋を組み立てやすい。

こうして奥に進むほど持ち帰る遺物は増える一方で、倒される危険性も高まっていく。ペンダントを使えば探索中でも帰還できるが、今回プレイした難易度では力尽きても遺物を失わない代わりに、販売価格に影響する「品質」が半減してしまう。だからこそ、遺物の価値を守るためにも「生きて帰る」ことが重要になっていた。

Moonlighter 2: The Endless Vault

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「呪い」で遺物の価値を高めて利益を生み出す

ダンジョンから持ち帰った遺物には「品質」があり、その数値が店での販売価格を左右する。そこで重要になるのが、容量が限られたバックパック内での配置と遺物に付与された「呪い」の活用だ。

▲持ちきれない遺物は宝箱に置いていくことになる。もったいない。

呪いは、隣り合う遺物を燃焼させたり、別の品に鎧を付与したりと、周囲の遺物にさまざまな影響を及ぼす。燃焼や鎧の付与を条件に品質が上がる遺物もあるため、効果をうまく連鎖させれば、拾った時点より価値の高い商品に育てられる仕組みだ。

発動条件を満たさないように遺物を配置すれば、意図したタイミングまで呪いの発動を遅らせることもできる。そうした要素が合わさって、バックパック内にはパズルを組み立てるような面白さも生まれていた。

▲客の反応を見ながら価格を調整。目的に応じて「安価」を狙う場面もある。

ダンジョンから遺物を持ち帰ったら、今度は集めた遺物を店内の展示ケースに並べ、ひとつずつ販売価格を決めていく。初めて展示する遺物は相場が「?????」となっているが、あまりに高く設定した場合は値段をつける段階で警告が表示されるため、おおよその見当はつきやすい。

販売中は、価格に対する客の反応を見ながら適正な金額を探っていく。通常客の反応には安価・完璧・高額・超高額の4段階があり、超高額では基本的に購入してもらえない。まずは「完璧」と判定される価格帯を探りつつ、ショップパークや来店客に応じて売値を調整していく。

▲ショップパークの取得までに、どの遺物を売るかという順番も重要になる。

営業中は売れた商品の補充にも追われるため、展示したら眺めているだけというわけにはいかない。「安価」や「完璧」の商品を一定数売れば、営業中に役立つ「ショップパーク」を獲得できるからだ。

条件を満たすと営業を有利にする効果を獲得できるため、本命の遺物を後に回して低レアリティのものから販売していく売り方も有効だった。

また、来店客のなかには安価で販売することでチップを大量に支払う者もいる。こうした客が現れた際には、あえて安価の判定を狙う必要があり、適正価格を探すこととは異なる難しさがあった。

一概に高値で売ればいいわけではなく、訪れた客に合わせて売り方を変える。その判断が利益に結びつくところに、店を切り盛りする奥深さを感じられた。

Moonlighter 2: The Endless Vault

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稼いだお金は冒険や商売に投資

店の営業で稼いだお金は、新しい武器や防具の製造・アップグレードといった、次の探索を有利にするための準備に回していく。

資金を注いで武器の攻撃性能を高めれば、敵を倒すまでの時間が短くなり、より多くの部屋を安定して回りやすくなる。防具には「ボスの攻撃によるダメージを1回無効化する」といった特殊効果も備わっているため、選んだ武器や立ち回りに合わせて装備を整える余地もあった。

▲新たな防具を装備するとウィルの見た目も変化する。

拠点の発展によって広がるのは、直接的な戦闘力だけではない。バックパックの容量を増やせば、一度の探索から持ち帰れる商品が多くなる。ポーションを強化すると探索を継続しやすくなり、ボス部屋の前にHPを回復できる「温泉部屋」を用意することも可能だ。

ブロッブガンの派生や新たな装備も含め、こうした投資が探索中の選択肢と余裕を少しずつ広げていく

▲ブロッブガンの派生であるブロッビームは、チャージの後に強力なレーザーを照射する。

ウィルが経営する店「ムーンライター」をアップグレードして改装したり、家具をそろえて営業環境を整えたりするのも資金の使い道となる。

家具には特定のレアリティの遺物にボーナスを与えるなど、それぞれ異なる効果が備わっていた。持ち帰った品に合わせて家具を入れ替えれば、値付け以外の工夫からも利益を高められる。また、カーペットや壁紙といった装飾も用意されていて、機能と見た目の両面から店を発展させられるのもうれしいところだ。

▲店をアップグレードすると売り場も拡張。より多くの商品や家具を並べられるようになる。

こうして探索と営業を繰り返すうちに、エンドレス・ヴォルトから提示された売上目標にも近づいていく。

今回試遊した範囲では7000、50000、120000と目標額が上昇していき、達成するたびに新たなステージが開放された。単にボスを倒すことだけが進行条件ではなく、冒険で手に入れた品をどれだけ価値ある商品に変え、利益を積み上げられたかが次の挑戦につながるのだ。

▲エンドレス・ヴォルトの試練は7段階まで確認できた。達成するたびに目標金額が跳ね上がるため、商人としての手腕が試される。

Moonlighter 2: The Endless Vault

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まとめ:冒険者と商人、ふたつの生活が次の挑戦につながる

武器とパークを組み合わせてダンジョンを探索し、呪いによって遺物の価値を高め、店では客の反応を読みながら利益を伸ばす。そこで得た資金を装備や拠点に投じれば、次の探索では新たな戦い方や稼ぎ方を試せるようになる。

『Moonlighter 2: The Endless Vault』で印象的だったのは、こういった冒険と商売が別々の遊びになっていないことだ。ふたつの生活を行き来するたびに次の目標が生まれ、店を閉めれば次の仕入れに向かいたくなる。冒険と商売が途切れずにつながっていく循環こそ、本作を支える大きな魅力だ。

発売日など基本情報

発売日

PC: 2025年11月19日

Switch2: 2026年9月2日

PS5: 2026年9月2日

XBOX: 未定

販売元

11 bit studios

ジャンル アクションRPG
対応ハード PC / Switch2 / PS5 / XBOX
タグ
価格
PC : 3,090円(税抜)
Switch2 : 3,090円(税抜)
PS5 : 未定
XBOX : 未定
最大プレイ人数
1人
公式X

おすすめPCスペック

プロセッサー
Core i5-12500
グラフィック
GeForce RTX 3060

PCスペックの判定基準について

この判定基準は「メーカーが発表している必要・推奨スペック」と「CPUやGPUなどのベンチマークスコア」を基に独自の基準で算出されています。
また表示されている「プロセッサー」「グラフィック」は、メーカーの発表している必要または推奨スペックの表記を軸に近い性能のものが記載されています。

Moonlighter 2: The Endless Vault

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