
約13年をかけて完成したSFホラー
Lunar Softwareが開発し、Raw Furyが発売した『ROUTINE』は、約13年という異例の開発期間を経て完成した一人称視点のSFホラーアドベンチャーである。

舞台となるのは、静寂に包まれた月面基地の廃墟だ。プレイヤーは、そこで発生したシステム異常を調査するソフトウェアエンジニアとして降り立ち、未知の脅威から逃げ隠れしながら、基地内で何が起こったのかを調査することになる。

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唯一の相棒「C.A.T.」と没入型UI

本作が描き出すのは、レトロフューチャーな美学を徹底的に追求した独自の世界観である。グラフィックは細部までこだわり抜かれており、ブラウン管モニターや傷ついたプラスチックの質感などがリアルに再現されている。光と影が織りなす圧倒的な空気感は、まるでその場に立っているかのような没入感を与える。

プレイヤーの唯一の頼みの綱となるのが、特殊ツール「C.A.T.」である。このツールは多機能で、アナログな操作感が特徴だ。画面上のボタンを押し込み、スライドスイッチを動かすといった物理的な操作が、サバイバル体験に確かな手応えを与えている。指紋のスキャンや、ロックされたドアへの電気ショックなど、状況に応じた使い分けが求められる。
本作には体力ゲージや目的地マーカーといった一般的なUIは存在しない。代わりに、環境音やC.A.T.の画面表示、身体の揺れや呼吸音によって状況を把握するため、探索時の緊張感と没入感が一層高められている。
逃げる恐怖と、徐々に明かされる真実

プレイヤーの前に立ちはだかる主な脅威は、不気味なサービスロボット「Type-05」である。重厚な足音と赤いスキャンレーザーを発し、執拗にプレイヤーを追跡してくるその存在は、強烈な恐怖を生み出す。

たとえ発見されても、C.A.T.による一時的な無力化や全力疾走、テーブルの下や換気ダクトへの退避など、機転次第で切り抜けられる設計となっており、そのバランス感覚は秀逸だ。
物語は一見するとAI暴走ものに見えるが、次第に予想を裏切る展開を見せ、プレイヤーを深い謎へと引き込んでいく。基地内に散在するメールや音声ログを収集することで、事件の全貌が徐々に浮かび上がる構成は、強い知的好奇心を刺激するのだ。
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発売日など基本情報
| 発売日 |
PC: 2025年12月5日 Xbox: 2025年12月4日 |
|---|---|
| 会社 |
Raw Fury |
| ジャンル | シューティング アドベンチャー |
| 対応ハード | PC / Xbox |
| タグ | |
| 価格 |
PC : 2,545円(税抜)
Xbox : 2,636円(税抜)
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| 最大プレイ人数 |
1人
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| 公式HP | |
| 公式X |
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