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3月21日に発売される、『ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~(以下、ユミアのアトリエ)』。その完成発表会がCITY HALL & GALLERY GOTANDAにて開催されました。
▲『ユミアのアトリエ 』WebCM30秒版
本記事では、多彩な内容で作品の魅力が語られたイベントの模様を振り返ります。
アトリエシリーズ最新作、ついに完成
イベントの幕開けを飾ったのは、株式会社コーエーテクモゲームス 取締役常務執行役員・襟川芽衣氏の挨拶。

「前作『ライザのアトリエ』は、過去最大の売上を達成し、多くの方にアトリエシリーズを知っていただくことができた」と前作の成功に触れつつ、今作は「次世代のアトリエシリーズ」を目指し、ガストブランド史上最大のスケールで開発されたと語りました。
また「グローバルで通用する作品づくり」を意識しつつも、シリーズらしいストーリーテリングや技術面での進化にも注力したとのこと。「非常に高いクオリティの作品に仕上がった」と、自信たっぷりに語りました。
世界観と進化したシステム
続いて登壇した本作のプロデューサー・細井順三氏は、本作のテーマを「記憶」と明言。
「さまざまな記憶と向き合い、迷いながらも信じる道を進むユミアたちの物語となっています」と細井氏。ほのぼのしたストーリー性は残しつつ、シリアスな雰囲気が展開されるとのことです。

本作の主人公・ユミアは、失踪した母の真意と禁じられた錬金術の謎を追い、かつて文明が滅びた大陸の調査団に参加することに。
仲間キャラクターたちも、それぞれに過去や目的を抱えており、物語に厚みをもたらします。

さらに本作では、謎多きヴィラン(敵キャラクター)も登場。各地に現れては調査団の前に立ちはだかり、ストーリーに緊張感を加えています。

ゲームシステム面では、「アトリエ」シリーズの特徴である調合・探索・戦闘のサイクルに加え、フィールド上でアイテムを作成できる略式調合や、拠点を自分好みにカスタマイズできるハウジングといった新要素も実装。「シリーズ最大級のスケール」にふさわしい進化を遂げています。

さらに、本作では複数のマップがシームレスにつながったオープンフィールドを採用。ロードを挟まずに広大な世界を移動でき、三つの大地を自由に探索することができます。
主題歌「迷宮シナプス」に込めたユミアへの共鳴
主題歌「迷宮シナプス」を手がけた、flumpoolのメンバーも登壇。

ボーカルの山村隆太さんは、オファーを受けた際の心境を「喜びとプレッシャーが入り混じっていた」と振り返ります。
「ゲームというのは、時に映画や小説以上に、物語や人生を追体験できるもの。終わったあとに寂しさが残るほど、深く心に残る体験になる」と、自身のゲーム体験を重ねながら語った山村さん。
長年にわたって多くのスタッフの想いが受け継がれてきた「アトリエ」シリーズに携われることについては、「光栄であると同時に、大きな責任も感じた」と率直な想いを述べました。

ユミアは、記憶や過去と向き合いながら、母との関係や錬金術の真実を探っていくキャラクター。
”本来は向き合うべきではないかもしれない過去や言葉──抜け出してはいけない迷宮”のようなものに向き合おうとする姿に、自分たちの人生にも通じるメッセージを感じたと山村さん。その想いに、そしてユミアに寄り添うように「迷宮シナプス」を制作したと語りました。
▲ 『ユミアのアトリエ』アバンタイトルムービー
楽曲とゲーム映像が重なったPVを見たときには、「疾走感や躍動感を意識して作ってきたが、それが自分たちの想像をはるかに超えたスケールで表現されていた」と驚きを語り、「自分たちの音楽が、作品によってさらに輝かせてもらえた」と感慨深げに語りました。

ゲストトークと科学実験で原作を再現
イベント後半には、サイエンスプロデューサーの米村でんじろう先生と、モデルの貴島明日香さんが登壇。科学と錬金術の接点、そして自身のゲーム体験について語り、会場を大いに盛り上げました。

貴島さんは、発売に先駆けて体験版をプレイ済み。「採集、調合、建築、戦闘まで全部盛りで、ゲーマー心をくすぐられた」と笑顔を見せ、「この素材とこの素材を組み合わせたらもっと強くなるかも……と考えるだけで、一日が終わりそう」と、やり込み要素への期待を語りました。

一方、錬金術が大好きというでんじろう先生は、「錬金術には魔術的な面と科学的な面があって、科学のロマンを感じる」とコメント。本作の世界観にも通じる視点で、錬金術の魅力を語りました。
「禁忌」をテーマにしたトークでは、でんじろう先生が「高校教師時代に火を吹く実験をして顔にやけどを負い、それ以来、火を吹くことを自分に禁じている」と語り、会場を驚かせる場面も。

貴島さんも「衝動買いを禁じています」と笑いながら明かし、「家にあるのに、ふらっと寄った家具屋でソファや冷蔵庫を買ってしまった」とエピソードを披露しました。
そしてステージ終盤には、ゲーム内に登場する高濃度マナ領域をでんじろう先生の実験で再現。
会場の照明に合わせて液体窒素とお湯を混ぜると、青白い霧が一気に立ちのぼります。貴島さんがユミアさながらのポーズで“霧を晴らす”パフォーマンスを披露し、会場から大きな拍手が送られました。

イベントの最後には、ゲストたちから作品へのメッセージが届けられました。
貴島さんは「シリーズ未経験の方でも、RPGが好きな方はもちろん、普段あまりゲームをしない方にも楽しめる要素がたくさん詰まっている」と語り、「一緒に錬金術師として成長していきましょう」と呼びかけました。
でんじろう先生も「実験は失敗の連続から学ぶもの。『ユミアのアトリエ』も、試行錯誤を楽しみながら挑戦していただけたら」と述べ、作品の本質に寄り添う温かな言葉で締めくくりました。

会場にはグッズの展示も
会場には、ユミアの1/7スケールフィギュアと、豪華仕様のスペシャルコレクションボックスなど、本作のグッズの実物展示も行われていました。



精巧に作り込まれたフィギュアは、衣装の質感や武器の造形など細部までこだわりが光り、作品の世界観をリアルに感じさせる仕上がりとなっていました。

まとめ
「シリーズ最大級のスケール」に進化を遂げた、『ユミアのアトリエ』。発売日の3月21日に先駆けて、セーブデータを製品版に引き継げる体験版も配信中です。

ぜひ、新たな冒険に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
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『ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~』とは?

「アトリエ」シリーズ完全新作の本作は、記憶と向き合い、迷いながらも信じる道を進む新たな主人公「ユミア」たちの物語が展開していくストーリー。
広大なオープンワールドで、アクションやアイテムを駆使しながら自分の足で栗開いていく冒険をする。
フィールドでアイテムを作る「略式調合」や拠点を建築する「ハウジング」など、様々な要素も用意されている。

発売日など基本情報
発売日 |
2025年3月21日 |
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会社 |
KOEI TECMO GAMES |
ジャンル | RPG |
対応ハード | Switch / PS5 / PS4 / PC / Xbox |
価格 |
Switch : 7,800円(税抜)
PS5 : 8,800円(税抜)
PS4 : 7,800円(税抜)
PC : 8,800円(税抜)
Xbox : 8,800円(税抜)
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公式HP | |
公式Twitter |
『ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~』完成発表会
GameWith編集者情報

小学生のときにゲームボーイを買ってもらったことをきっかけでゲーム好きになる。 「ポケットモンスター」シリーズや「パワプロクンポケット」シリーズ、「逆転裁判」シリーズが好き。 特にハマっているスマホゲームは『ポコロンダンジョンズ』で、8年間プレイし続けている。 休日は、『ポケモンGO』のために、いつもどこかを歩きまわっている。 |
今後発売の注目作をピックアップ!

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ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~
8,800円(税抜) 3

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