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この記事でわかること
・新作ブラウザゲーム『KOF98 IF』の紹介
・「懐かしさの再現」への開発陣のこだわり
・えなこ氏・南あみ氏の公式コスプレイヤー就任、実機デモプレイなど発表会の見どころ

好きなジャンルはインディーズとFPS/TPS。ゲームの腕前は皆無のポテトゲーマー。ジャンルやタイトルにとらわれずゲーム業界全体に興味があります。
ゲーム以外にはアウトドア系やローカルニュースなどを執筆中。普段は塾講師、ときどきラジオパーソナリティ。
2026年9月1日、CenturyUUはブラウザゲーム『King of Fighters'98 Infinite Fighting(以下、KOF98 IF)』のリリース記者発表会を、東京・赤坂で開催した。
本作は、SNKの往年の人気格闘ゲーム『King of Fighters'98(KOF'98)』を題材とした、6vs6ターン制カードデッキRPG。2026年8月31日より、Mobage、Yahoo!モバゲーで先行配信されている。
▲KOF98 IF(King of Fighters'98 Infinite Fighting)【公式PV】
会場にはCenturyUU代表取締役の勝部駿氏、プラットフォームパートナーであるDeNAの荒田氏、開発を手掛けたGameHeart代表のジェフ氏が登壇し、ゲームプレイを交えながら本作を紹介した。
また、公式コスプレイヤーに就任したえなこ氏と南あみ氏が登壇し、SNSと連動したプレゼント企画の発表や写真撮影などが行われた。

▲司会進行はグラビアアイドルの篠原みなみ氏が務めた。
勝部氏によると、ファンから長年愛される『KOF'98』をブラウザゲームに再定義するにあたり、もっともこだわったのは「懐かしさ」だという。
目次
隙間時間にゲーセンの熱狂を!勝部氏が語る「ブラウザ版KOF」のココがいい
パブリッシャーのCenturyUUは、ダウンロード不要で手軽に遊べるブラウザゲームや放置RPGを手掛け、特にIPを活用したゲーム展開を得意とする。代表作は『ぼくと恐竜』や『星くずのエデン』など。
発表会の冒頭、登壇した代表取締役の勝部駿氏は、2020年に設立された同社が2022年3月のMBOを経て経営体制を刷新したことに触れ、その中で「ブラウザゲームの持つ可能性に注力してきた」と語った。

▲CenturyUU代表取締役の勝部駿氏
近年のアプリゲームが大容量化・リッチ化する一方で、キャラクター作成から実際にゲームを開始するまでに時間がかかってしまう現状を指摘。そのうえで、「友達を待つ5分間や電車待ちの10分間といった、隙間時間にサクッと遊べるゲームがどの時代にも必要」と強調した。
さらに、HTML5技術の進化によりブラウザ上でも高い表現力が可能となった現代において、ダウンロード不要で即アクセスできる「軽さ」「近さ」「入りやすさ」こそが、忙しい現代人のライフスタイルに適しているとして、ブラウザゲームの強みと可能性を示した。
こうした思いを形にしたのが『KOF98 IF』だ。勝部氏が本作の開発で最もこだわったのは、かつてゲームセンター等でプレイヤーが熱狂した「当時の懐かしさの再現」である。

ジャンルを対戦格闘から6vs6のターン制カードRPGへと刷新しながらも、格闘ゲームならではの攻撃を当てた時の「打撃感」や必殺技のカットイン、「遊びは終わりだ」などの馴染み深い台詞など、世代に刺さる内容になっているという。
アーケードの打撃感をブラウザで再現。開発陣が半年を費やした1フレーム調整
続いて、開発元であるGameHeart代表のジェフ氏が登壇した。GameHeartは『ドラゴンボール』や『ワンパンマン』など日本の有名IPのゲーム化を数多く手掛けている。ジェフ氏自身も10年以上にわたりKOFのIP開発に携わってきたという。
ジェフ氏は「当時の懐かしさ」を再現するために、本作では「打撃感」「対戦体験」の2点に注力したと話した。特に「打撃感」については、当時と現代との環境の違いから細かな調整が必要になったという。

▲GameHeart代表のジェフ氏
一般的にゲームは1秒間60フレーム(60fps)で構成されるが、当時のアーケード筐体は「フレーム数が少なく1フレームが長い」のに対し、現代のスマートフォンやブラウザ環境は「フレーム数が多く1フレームの単位が短い」という違いがある。
そのため、攻撃と効果音のタイミングが微妙にズレてしまい、アーケード版のデータをそのまま流用できなかった。そこで開発陣は、全キャラクターの動作を1フレーム単位で解体し、現代の環境に合うように、半年以上をかけて手作業で調整を行ったという。

▲公式PVより
また、本作は「対人戦が前提」で開発されており、当時ゲーセンで繰り広げられた「乱入」を彷彿とさせる、PvPやギルド戦(GvG)などの対人コンテンツが豊富だ。
知らないプレイヤーが対面の筐体に座りバトルが始まる──そんな緊張感と興奮は時代とゲームジャンルが変わっても「当時の空気」として感じられる。
育成面では、個別のキャラクター強化とは別にチーム育成を導入。これにより、キャラの入れ替えによる大きな戦力差が生じないようになっており、自由なチーム編成が楽しめる。
ステージでは、DeNA荒田氏による実機デモプレイも披露された。スクリーンに映し出された6vs6のターン制バトルでは、草薙京や八神庵らの迫力ある必殺技カットイン、二階堂紅丸の「雷光拳」をはじめとするオリジナルボイス、そしてこだわりのヒットストップ演出が繰り出され、会場を魅了した。

▲DeNAの荒田氏。

▲公式PVより
最大7倍速まで変更可能なゲームスピードをはじめ、タワーを攻略する「無尽の塔」、育成を助ける「釣り」、全国のプレイヤーと競う「アリーナ」など、多彩なモードが用意されていることも発表された。
公式コスプレイヤーえなこ氏・南あみ氏が登壇。実はソロプレイも楽しい!?満足度の高いストーリー
発表会後半には、公式コスプレイヤーに就任したえなこ氏(麻宮アテナ役)と南あみ氏(不知火舞役)が華やかなキャラクター衣装で登壇した。

▲公式コスプレイヤーのえなこ氏(麻宮アテナ役)と南あみ氏(不知火舞役)。
昔からKOFのファンだったというえなこ氏は、「長年のファンの方々にも楽しんでもらえるよう頑張りたい」と意気込みを見せた。

南あみ氏も「目立つポジションをいただけて光栄。魅力をしっかり伝えたい」と笑みを浮かべた。

続いて、キャラクターがあしらわれた公式Tシャツ、タオル、トートバッグの3点がお披露目された。ここで勝部氏の発案により、えなこ氏と南あみ氏がその場でTシャツの裏面にサインを直筆するサプライズを披露。

▲その場でサインを書くえなこ氏。
このサイン入りTシャツにタオルとトートバッグを合わせた「KOF98 IF豪華3点セット」は、9月2日よりCenturyUU公式X(旧Twitter)にて、フォロー&リポストを対象に抽選で3名にプレゼントされる。ファンにとって見逃せないキャンペーンとなりそうだ。

最後に勝部氏は、ストーリー面について「原作ファンにも納得してもらえる大容量のテキストを用意している。基本プレイ無料の範囲内でクリア可能」とコメント。
ファンに寄り添う姿勢と、たっぷりの『KOF'98』愛を示して、発表会を締めくくった。
「今日が0日目」。ブラウザゲームに賭けるCenturyUUの意気込み
勝部氏は「今日という日は、私たちが進む道のりの“0日目”である」と力強く語り、ブラウザゲーム市場における新たな挑戦への決意を表明。
ダウンロード不要で即座に起動し、1フレームまでこだわり抜かれた『KOF'98』の本格的な打撃感と当時の熱狂を再現した本作。原作ファンも納得の大容量シナリオが用意されており、ソロプレイでも無課金でも、どんなプレイヤーでも楽しめる親切設計が魅力だ。

▲公式PVより
基本プレイ無料で手軽に遊べる本作が、往年のファンから新規プレイヤーまでをどう魅了していくのか、今後の展開から目が離せない。

▲出演者全員でガッツポーズ。
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