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2025年6月5日についに発売を迎えるNintendo Switch 2。そのローンチタイトルには、大人向けのタイトルも多数揃っていて、幅広い層が楽しめるハードになりそうだ。
今回、その中のひとつである『龍が如く０ 誓いの場所 Director's Cut』を先行プレイする機会をセガよりいただいた。
本記事では、新要素やNintendo Switch 2上におけるプレイフィールを紹介する。
『龍が如く０ 誓いの場所 Director's Cut』について
本作は、2015年に発売された『龍が如く０ 誓いの場所』に新要素を加えたディレクターズ・カット版だ。
バブル真っ盛りの昭和末期である1988年の神室町と蒼天堀を舞台に、若き日の桐生一馬と真島吾朗の物語が描かれる。
『龍が如く０』はファンからの評価が高く、「最高傑作」との呼び声もあるほどの完成度の高い作品となっている。
過去を描く前日譚であるためシリーズ初心者でも入りやすく、バブリーで誘惑まみれの夜の街や、ドキドキする金と暴力の世界、そしてところどころに散りばめられたユーモアといった『龍が如く』の魅力を存分に楽しめる。
Nintendo Switch向けに『龍が如く 極』が配信されているので、あわせてシリーズに入りやすい環境だ。
この『Director's Cut』版では、当時収録できなかった重要人物たちのシーンが楽しめるほか、シリーズ初のオンラインマルチプレイ要素となる「カチコミオンラインバトル」が追加される。まずは、このモードをご紹介する。
有名キャラから名脇役まで操作できる「カチコミオンラインバトル」
「カチコミオンラインバトル」は、最大4人で協力してプレイするPvEのオンライン協力マルチプレイモードだ。
オンライン上のユーザーと協力する「オンラインでカチコミ」、フレンドと遊ぶ「ダチとカチコミ」、1人で挑戦する「ひとりでカチコミ」の3つがある。1人用モードはオフラインで遊べるので、オンラインのプレイに抵抗がある方や、Nintendo Switch Online未加入の方でもコンテンツを楽しめる。
基本的な流れは、ステージごとに定められた目標数の敵を倒していくというもの。
ヒートアクションはないものの、本編のバトルと同様にコンボでボコボコにしたり、オブジェクトを使った痛烈な一撃を食らわせたりと、爽快なバトルが楽しめる。
チャレンジミッションは全部で6つ用意されており、最高難易度はかなりハードな設定になっているようだ。
本モードの特徴は、『龍が如く０』本編に登場するキャラクターがなんと60体分も使えるという点だ。
※桐生一馬と真島吾朗は複数のタイプが用意されている。
それぞれステータスや繰り出せる技が異なり、個性が際立っている。ミッションをこなして入手したお金でレベルアップし、強化することも可能だ。
桐生一馬や真島吾朗のように本編と近くわかりやすい操作のものもいるが、今回体験した「ミスター・ファントム」の強攻撃はゆっくり拳銃を構えて強烈な一撃を食らわせるという非常に個性的なキャラクターだった。
キャラクターによって得意とする戦い方が違うため、フレンドと役割分担することでより攻略しやすいかもしれない。全体的な難易度としては4人プレイが前提になっているそうだが、前述した通り強化も可能なので、ひたすらにやり込むプレイでも楽しめる。
名キャラクターはもちろんのこと、覚えているプレイヤーはいるのだろうか…と思うほどマニアックなキャラクターもいて、その総数に驚かされた。
本編をクリアした後にプレイすれば絶対ニヤっとできるはずだし、『Director's Cut』を機に友達と一緒に本編を始めて、お互いにクリアしたら「カチコミオンラインバトル」をプレイする…なんて遊び方も楽しそうだ。
Nintendo Switch 2も快適かつ美しい神室町・蒼天堀が楽しめる
Nintendo Switch 2がNintendo Switchと比べて性能がアップしているのは読者の方々もご存知の通りだと思うが、実際各タイトルのパフォーマンスなどは気になるところだろう。
結論から言うと、本作については全編60fpsを実現しており、探索・バトル・カットシーン・カチコミバトルのすべてにおいて非常に快適だった。
Nintendo Switch 2向けにテクスチャの解像度を上げるといった処理も行っているようなので、作り込まれた本作の世界はより美麗になっている。雑多でごちゃつき、欲望が渦巻く夜の街は、いつでもどこでも美しく描かれる。
なお開発者いわく、携帯モードのディスプレイは非常にくっきりした美しい映像を表現できるため、このモードで楽しむのがオススメだそうだ。
実際に筆者も体験してみたが、Nintendo Switchと比較してかなり映像・音響体験が向上しており、積極的に携帯モードを活用したくなった。ぜひ本体を手にした際は、携帯モードを試してみてほしい。
『龍が如く０ 誓いの場所 Director's Cut』は、Nintendo Switch 2向けに本体発売と同日の6月5日発売予定だ。
余談だが、今回の移植にあたって新規に英語や中国語吹き替えを収録し、海外での間口を広げることも狙っているとのことだ。
他のシリーズ作の移植、ひいては完全新作のNintendo Switch 2版展開などにも期待したいところだ。
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『龍が如く０ 誓いの場所 Director's Cut』とは？
セガから発売のSwitch2,PS5,PC,Xbox Series X|S対応ゲームソフト『龍が如く０ 誓いの場所 Director's Cut』は、1988年の東京と大阪を舞台に、次の支配者を巡って繰り広げられる壮大なアクションアドベンチャー。
物語のメイン舞台となるのは、好景気に沸く東京の歓楽街「神室町」。カラーの一坪と呼ばれる所有者不明の土地は、東西の極道組織を巻き込む大きな争いの火種になっていた。主人公「桐生一馬」と「真島吾朗」を中心に、シリーズ史上最も危険とされる物語が描かれている。
本作では、『龍が如く０ 誓いの場所』には未収録となった、重要人物に関するシーンを収録。加えて、オンラインマルチプレイ「カチコミオンラインバトル」をシリーズで初めて搭載している。
カチコミオンラインバトルでは、インターネット上のプレイヤーと協力が可能だ。最大4人の仲間と大乱闘できるチャレンジミッションでは、カチコミオンラインバトルで集ったプレイヤーと協力して戦おう。
発売日など基本情報
| 発売日 |
Switch2: 2025年6月5日 PS5: 2025年12月8日 PC: 2025年12月9日 Xbox: 2025年12月8日 |
|---|---|
| 会社 |
セガ |
| ジャンル | アクション |
| 対応ハード | Switch2 / PS5 / PC / Xbox |
| 価格 |
Switch2 : 5,400円(税抜)
PS5 : 5,400円(税抜)
PC : 5,400円(税抜)
Xbox : 5,400円(税抜)
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| 公式HP | |
| 公式Twitter |
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