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『バニーガーデン2』ってどんなゲーム?
バニーガールたちが接客するクラブ「バニーガーデン」を舞台にした恋愛アドベンチャー『バニーガーデン2』。前作の世界観を受け継ぎながらも異なる世界線での新ストーリーとして展開する、2026年4月16日発売のNintendo Switch/Steam対応タイトルだ。
主人公・乾田杯人(名前変更可能)は職場での重大なミスにより失職し、途方に暮れながら居酒屋へ向かう道中、1人の女性に声をかけられる。そうして迷い込んだのが、ウサギ衣装の女性キャストたちが接客する「BUNNY GARDEN(バニーガーデン)」だった。
本作では6名の個性豊かなキャストが登場する。前作から3名増えたことで、画面がより一層華やかになった印象だ。太陽のように明るい花奈、小悪魔的な凜、毒舌が魅力の美羽香、ツンデレの英梨紗、ミステリアスな黒音。そして新キャストの瑠那は、小生意気な口調なのに意味深な笑みを見せるキャラクターで、キャスト選択画面を開いた瞬間から筆者の推しが確定した。前作から「凛」を推していた筆者が、まさかこんなにあっさり推し変してしまうとは思っていなかった。

▲筆者が一目ぼれした新キャスト・瑠那。この含みのある笑みに完全にやられた。

▲他の個性豊かなキャスト。最初の1人を選ぶまでにかなりの時間を要した。
"通うための生活"が生むゲームサイクル
本作の特徴のひとつは、バニーガーデンが週末のみ営業という設定にある。店に通うためのお金は、平日に自分で稼がなければならない。
資金調達の手段は意外と多彩だ。友人の仕事を手伝ったり派遣で働いたりするほか、フリマサイトで自室の家具や私物を売却することもできる。売り続けると部屋のものがどんどん減っていき、次第に殺風景になっていく。出品するたびに生活感が薄れていく独特のリアルさに、思わず苦笑いしてしまった。母親からの仕送りで届いた家電まで売れてしまうあたり、「何でもバニーガーデンに注ぎ込んでしまう息子」感が妙にリアルだ。

▲派遣やフリマなど、資金調達の手段はさまざま。家の荷物が減っていく様子に少し切なくなる。
さらにハイリスク・ハイリターンのギャンブルにも挑戦できる。確実にコツコツ稼ぐか、一発逆転を狙って大勝負に出るか。プレイスタイルによって資金調達のアプローチが変わるのも面白いところで、「急いで稼いで今週末も行くか」「ここは我慢して来週のバースデーに備えるか」と、週末の計画を逆算しながらプレイしてしまう。

▲ハイリスク・ハイリターンのギャンブルも資金調達の選択肢のひとつ。大勝ちした時の快感はひとしお。
平日にコツコツ働いた分だけ、週末に店へ通う楽しみが増す。「今日こそ多めに持っていこう」「来週はあのキャストのバースデーだから貯めておかなきゃ」と、現実と地続きのような感覚でゲームが進んでいく。このゲームサイクルそのものが、プレイヤーを"バニーガーデンの常連客"として自然に巻き込んでいく仕掛けになっているのだ。
キャストとの距離感と関係性の変化
バニーガーデンでの楽しみ方の核心は、キャストとの距離感が変化していく体験にある。
来店したら、まずはフードやドリンクをキャストに注文する。好みのメニューを選べばぱっと表情が明るくなり、苦手なものを頼むと露骨に嫌そうな顔をされる。この反応の豊かさがとにかくいい。好みのヒントは会話の中に散りばめられているほか、ゲーム内SNS「Pixi」でキャストたちのつぶやきを確認することでも把握できる。Pixiではその日の出勤状況まで確認できるため、まるで本当にSNSで推しをフォローしているような感覚になった。

▲フードやドリンクのメニューは前作より充実。キャストの好みに合わせて選ぶのが楽しい。

▲ゲーム内SNS「Pixi」。キャストのつぶやきから好みや出勤状況まで確認できる。
特に声に出して感動したのが、「あーんゲーム」だ。特定のフードを注文すると発生するミニゲームで、食べさせるだけでなく食べさせてもらうことも可能。その際のキャストの「なんだコイツ」とでも言いたそうな、少し冷たい表情が絶妙にいい。オムライスやサラダの仕上げを近くでやってもらえる演出もあり、その近さがたまらない。

▲食べさせる側と食べさせてもらう側、どちらの体験も用意されているのが嬉しい。

▲料理の仕上げをしてもらえる演出も。距離の近さが絶妙だ。
また、注文以外の行動でもキャストとの関係は変化する。会話を重ねるごとにキャストの表情が少しずつ柔らかくなっていき、最初は他人行儀だった距離感が、通い続けることで確実に縮まっていくのを実感できる。この変化のグラデーションが本作の最大の魅力だと感じた。
さらに、プレイヤーが酔った状態になると通常とは異なる虹色の選択肢が出現することも。毎回内容が変化するらしく、すべて見ようとするととんでもない時間がかかりそうだが、気になってついついボトルを余分に頼んでしまう。

▲酔った時だけ出現する虹色の選択肢。内容が毎回変わるため、つい確認したくなる。
通い続けたくなる中毒性と遊びの広がり!
本作には、会話するだけでは終わらない遊びのバリエーションが豊富に用意されている。
関係が深まると、シャンパンボトルを入れることでカラオケが楽しめるようになる。キャストごとに持ち歌があり、タイミングよく合いの手を入れる音ゲー要素も搭載。キャストのことが気になりすぎて合いの手を外しまくっていたら、気がつけばボトルを何本も入れて財布が空になっていた、という体験を筆者は複数回している。

▲特別なシャンパンを入れるとカラオケが楽しめる。合いの手のタイミングを合わせるのが地味に難しい。
ミニゲームのボリュームも前作から強化されている。ASMRで誘導してくれる「目隠し鬼」、盛り上がりすぎてカルタそっちのけになりがちな「カルタ合戦」、そして前述の「あーんゲーム」など、バリエーション豊かな遊びが揃っている。チャキ撮影では今作から2人のキャストを同時に撮影できるようになり、コレクション欲をかき立てられた。

▲今作では2人のキャストを同時に撮影できるようになったチャキ撮影。コレクション要素もある。
バースデーイベントでは店の内装が特別仕様になり、アフター後の専用CGも用意されている。意味深な演出ながら直接的な描写には踏み込まない、その寸止め感がかえって想像を掻き立てて良かった。このイベントのためにお金を温存していたが、それ以上に使い込んでしまっていたのはここだけの話だ。

▲バースデーイベントの使用金額。温存していたはずが気づけばこの有様だった。

▲アフター後に解放される専用CG。直接的ではないのにドキッとする演出が続く。
同伴(開店前デート)やアフター(閉店後デート)の行き先は前作からさらに増え、関係が進めばお泊まり旅行も楽しめる。コスプレイベントやVIPルームなど、通い続けることで解放されるコンテンツが多く、「また来たい」と思わせる設計が随所に感じられた。

▲コスプレイベントの一例。いつもと違う衣装のキャストに思わず見入ってしまう。

▲アフターやデートで一緒に行ける場所が増えた。閉店後のキャストの姿はまた一味違う。
まとめ
『バニーガーデン2』は、「通う」こと自体をゲームの構造として落とし込んだ唯一無二の恋愛ADVだ。平日に稼いで週末に通うというサイクルの中で、キャストとの距離は少しずつ縮まっていく。単なる恋愛シミュレーションではなく、疑似的な"日常"として体験できることが本作の真骨頂といえるだろう。
「癒し」「疑似恋愛」「夜の雰囲気」の3つが絶妙なバランスで成立しており、前作ファンはもちろん、初めて本シリーズに触れる方にも楽しめる内容に仕上がっている。特に女性キャラや会話重視のゲームが好きな方、ちょっと大人向けの恋愛要素を求めている方には、自信を持っておすすめできる一作だ。
なお、本稿はSteam版でのプレイをもとに執筆している。Nintendo Switch版とSteam版では、一部ミニゲームのカメラ操作やイベントCGの露出などコンテンツの表現に差異がある。プレイ環境と自分の好みに合わせてプラットフォームを選ぶとよいだろう。
| 発売日 |
2026年4月16日 |
|---|---|
| 販売元 |
qureate |
| ジャンル | 恋愛シミュレーション |
| 対応ハード | Switch / PC |
| タグ | |
| 価格 |
Switch : 3,163円(税抜)
PC : 3,163円(税抜)
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| 最大プレイ人数 |
1人
|
| 公式HP | |
| 公式X |
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GameWith編集者情報

| 幼少期に『ポケモン』と出会い、そこからゲーム人生がスタート。学生時代にはゲーム実況にドハマりし、様々な職種を経験したのち、憧れだったゲームライターに。FPSなどのシューティング系を中心に幅広いジャンルをプレイしている。特技は台パンと大皿料理。 |
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