
コーエーテクモゲームスは2026年2月6日に、PS5/PC(Steam)向けダーク戦国アクションRPG「仁王」シリーズ最新作『仁王3』をリリース予定。発売に合わせて、2月2日に『仁王3』 完成発表会をGINZA SIX 「観世能楽堂」にて開催した。
会場では「仁王」シリーズ初代プロデューサーを務めた代表取締役社長の鯉沼久史氏をはじめ、ゼネラルプロデューサーの安田文彦氏、プロデューサーの柴田剛平氏が登壇し、最新情報ならびに開発秘話を紹介。
また、『仁王3』に出演する俳優の土屋太鳳さんと本郷奏多さんがキャラクターに合わせた和装で登場し、役作りの裏側やアフレコ時のエピソードを語るトークセッションを行った。
本記事では、盛り上がりを見せたイベントの様子をレポートしていく。
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世界累計850万本の重みと、ナンバリング最新作への感慨深さ
冒頭、コーエーテクモゲームス代表取締役社長の鯉沼久史氏が挨拶に立った。
鯉沼氏は、2017年の初代『仁王』が正式発表から発売まで約12年を要した歴史を振り返りつつ、「その甲斐あって非常に高い評価をいただき、世界中のファンにプレイしていただけた」と感謝を述べた。

▲鯉沼久史氏
前作『仁王2』と合わせて世界出荷累計850万本を突破し、同社を代表するシリーズへと成長した喜びを語るとともに、「初代プロデューサーを務めた私としても、シリーズ3作目を発売できたことは非常に感慨深い」と想いを露わにした。
サムライとニンジャ2つのスタイルと、オープンフィールドの採用
続いて、作品の育ての親とも言える安田氏と柴田氏より詳細な作品紹介が行われた。本作は、妖怪がうごめく日本の様々な時代を舞台に、名だたる武将たちと死闘を繰り広げる「ダーク戦国アクションRPG」だ。
一瞬の油断が死につながる手に汗握るアクションを楽しめるのはもちろん、多彩な武器や防具を集めてスキルを組み合わせ、主人公を成長させて能力を強化していくハクスラ系のRPG要素も大きな特徴である。

▲写真右から安田文彦氏、柴田剛平氏
今作最大の目玉は、シリーズ初となるオープンフィールドの採用。これにより探索の自由度が飛躍的に向上し、死にゲーらしい密度や緊張感のあるマップ設計を、広大な世界でより深く楽しめるようになった。
さらに、最大3人でのオンラインマルチプレイが可能になっており、1人では敵わないような強敵に対しても、仲間と協力して挑むことができる点も大きな魅力とのこと。安田氏は「たくさん落命していただきたい」と、『仁王』ならではの表現で笑いを誘った。

バトル面では、プレイスタイルをリアルタイムに切り替えて戦う新システムが導入された。従来のシリーズに近い近接戦闘を主軸とした「サムライ」スタイルに加え、今作では新たに「ニンジャ」スタイルが登場。柴田氏は「日本を代表する戦士の象徴として忍者を起用し、手触りや見た目の変化にチャレンジした」と語り、攻略の幅が大きく広がったことを明かした。
豪華キャストが息を吹き込む、時代を超えた物語の深み

▲写真右から土屋太鳳さん、本郷奏多さん

本作のストーリーは、若き将軍・竹千代が、弟である国松の裏切りを受け、時空を超えて平安や幕末といった様々な時代の「歪められた歴史」に立ち向かうという壮大なものだ。
主人公の弟であり、物語の鍵を握る宿敵・徳川国松を演じた本郷奏多さんは、自身の役柄について「幸せな役はあまり経験がなく、今回も安定の闇落ち担当」と述べ、会場の笑いを誘った。

しかし演技の迫力は凄まじく、安田氏からは「本郷さんの演技に開発チームが引きずられるように、登場シーンの血の量を増やし、目を真っ赤にさせていった」という、役者魂がゲーム制作にまで影響を与えたエピソードが披露された。

時空を超えた先で出会う神秘的な卑弥呼を演じた土屋太鳳さんは、「皆さんそれぞれに卑弥呼のイメージがある中で、何を大事に表現すれば皆さんが共感してプレイしてくださるのかを考えながら演じました」と、役作りにおける葛藤を明かした。

また、土屋さんは台本のページをめくることで物語が進んでいく映像作品とは異なり、ゲームはエピソードが多岐に分かれているため、現場では「何を大事にすべきか」をスタッフと密にコミュニケーションを取り、最終的にはディレクションによって「仁王」ならではの卑弥呼というキャラクターに出会うことができたと語った。
土屋さんはゲームならではの多層的な魅力を「一粒一粒、甘さが違うぶどう」と表現した。
▲【2/6発売】『仁王3』卑弥呼役 / 土屋太鳳 アフレコメイキング映像
▲【2/6発売】『仁王3』徳川国松役 / 本郷奏多 アフレコメイキング映像
白熱の「追儺式」!本郷奏多さんによるゲームプレイ企画
イベント後半では、節分にちなんだゲームプレイ企画「追儺式」が行われた。ゲーム実況を行う自他共に認めるゲーマーである本郷さんが、平安時代の京都を荒らし回ったとされる強敵「茨木童子」の撃破に挑むというものだ。


本郷さんはプレイヤーの姿を自身の演じる国松に変える「姿写し」機能を使用し、「一足早くプレイさせていただき、毎日夢中になっている」「一昨日は休みだったので16時間連続でプレイした」とやり込みぶりを披露しながらプレイを開始。
一度落命してしまったものの、サムライスタイルの捌きと、ニンジャスタイルの見切りを巧みに使い分け、敵の猛攻を紙一重でかわす。さらに、召喚技を繰り出しながら敵の体力を次々削っていく。

あと一息で勝てると思い、「せっかくなので」と大技で決着をつけようとして外してしまう場面もあり、「慢心がよくない」と自戒する一幕もあったが見事に撃破。本郷さんは「何度も負けてパターンを覚えるトライアンドエラーの達成感こそが醍醐味」だと満足げな表情を見せていた。

登壇者からのメッセージと土屋太鳳さんへのバースデーサプライズ
発表会の最後には、登壇者それぞれから発売に向けた決意とメッセージが贈られた。
柴田氏は「演じていただいたお二人はもちろん、これまで多くのプレイヤーの皆様に応援やご意見をいただいたおかげで、本当に素晴らしいゲームが仕上がりました」と感謝を述べた。
安田氏も「6年ぶりの最新作ですがシリーズ最高傑作になったと感じています。二人の出演でシリーズ最強の楽しさになりましたし、何度も落命すると思いますが、ぜひ最後まで楽しんでほしい」と発言。

土屋さんは「本郷さんの戦いにワクワクし、体温が上がっていくのを感じていました。この魅力が世界中の人に、そして時を超えて届くことを願っています」と語った。
本郷さんは「ゲーマー目線で言わせてもらいますが、めちゃくちゃ面白い。早く帰ってプレイしたいぐらいです。少しでも多くの人に遊んでほしい」と熱弁を振るい、会場は期待感に包まれた。


そして、最後に司会より「明日2月3日は土屋太鳳さんの誕生日」であることが告げられ、サプライズが行われた。
ステージに運ばれた白い箱を土屋さんが開けると豪華なケーキが登場。しかし会場となった「観世能楽堂」は飲食物の持ち込みが禁止されている。
そのため、用意されたのは「越前和紙で作られたバースデーケーキ」。土屋さんが「ケーキを大切にしながら、毎日大切に過ごしていきたいと思います」と抱負を語って、『仁王3』 完成発表会は締めくくられた。


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