ユーザーレビュー
  • 百英雄伝 Hundred Heroes

    PS5でプレイ、ロード問題は気にならず、バグ、フリーズも無し ストーリーは平坦ながらも沢山のキャラが仲間になり軍団が大きくなっていく感覚は良かった。 多数のキャラがいる為、仲間になる動機の深掘りがもう少し欲しいと感じたキャラもいた。 しかし個性的な仲間も多く、ミニゲームやプロフィールで仲間になってからそのキャラについて深く知る事が出来る。 どうしても幻想水滸伝と比べてしまうところがあるが、令和に許されるコンプライアンスで軍記物を描こうとすると、やはり加害表現や血生臭い部分の表現が弱くなってしまうのか、強者に立ち向かう反抗の空気が弱く感じてしまった。 拠点で出来る仲間との交流が充実してる為、どうしても和やかなムードを感じたまま、反抗軍としてとんとん拍子に事が運んでいくように感じてしまい、危機感が少し足りなく感じたのだ。 ただ幻想水滸伝の肝である膨大な仲間集めの楽しさ、個性的な仲間との拠点での交流、育成してから見えてくるキャラの特性、紋章の付け替えと組み合わせの模索、武器レンジと合体攻撃と推しを加味しながら頭を悩ますパーティメンバーの選出。それらはしっかりと継承されており、精神的後継作としてかつての作品を思い出しながらしっかりと楽しめた。 バッカーの名前や絵画、銅像など、このゲームに出資した人達の登場によって少し世界観が歪む感は否めないが、彼らがいなければこのゲームの発売もなかった事を考えると飲み込むしか無い部分ではある。恐らく英語圏にこの違和感は無いものだろうし。 個人的には自身に幻想水滸伝という下地あってこそ、非常に良い作品だった。 本編以外で何かと世間を賑わせヘイトを貯めてしまった作品だったが、 蓋を開けてみれば久々にゆったりと自分で手探りする感覚が味わえるRPGだった。 おもしろいJRPGをプレイできた。 感謝でしか無い。

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