ウマ娘の回答詳細

チーム競技場のことを考えるならファル子はぜひ欲しいですが、マルゼンでも良い気はします。
全体のことを考えるなら私もセイウンスカイの入手をオススメします。どうしてもダートならダートの人権と言われるアグネスデジタルも脚質は被りますがアリです。

マルゼンがダートを走る前提で語ります。
タイキがマルゼンより優れているのは、アオハルシナリオでステータスが非常に伸ばしやすく、相性の良いキャラが多く(素の相性値20以上がタイキ13人に対してマルゼン2人)、ダート改造の必要がない(赤因子をマイルに振ってマイルSをつけやすい)ということです。
固有スキルについては、18人レースならまだしもチャンミではタイキ固有(3〜5位)は完全にマルゼン固有(1〜5位)の下位互換です。

ある程度やっていると、相性が低いのはきついなと感じてくる(マルゼン育成もきついし、マルゼン親もきつい)と思いますが、それでも試行回数を増やせば解決する問題ではあります。つまり相性の評価はプレイスタイルによります。

アオハルシナリオが今後も主流ならシナリオリンク面で明らかにタイキが必須なのですが、もうすぐの1周年で新シナリオが登場し、そちらが主流になる可能性が高いので今はステータス面の優位性ではタイキを推しにくいです。
となると、スキルの優劣からタイキじゃなくマルゼンで良いのでは？という話になってきます。

チャンミ視点でファル子とマルゼンの比較をするのは困難です。なぜならまだダートのチャンミは来ておらず、来るのかもわからないからです。
一応、予想されている東京1600mダートで考えるとマルゼン固有は使えません。ファル子は中盤の1位キープから終盤でウンス固有を出せばワンチャンスありますが、これまでのマイルチャンミの傾向で行くと豪脚+乗り換え上手ガチャ(アナボリ+彼方という方針も)をしてくる差し脚質が猛威を振るうので、加速手段がウンス継承だけではファル子が終盤を逃げ切るのはかなり難しいと思います。
※ちなみに万が一中京1800mダートが来たらマルゼンは最強オブ最強です。

フェブラリーSをチャンミの軸として考えたときに本命に浮上するのがアグネスデジタルです。
乗り換え豪脚が軸になる差しは、言い換えれば2個のダイスを振っていずれかで1の目が出たら勝ちという脚質です。

この勝負に参加するとき、デジタルだけ3個めのダイスを持っています。しかもその3個めのダイスがダート限定だがやけに強い。
乗り換え豪脚は後方の順位条件があり、差し人数過剰のレースでは順位が上がりすぎて不発になることがあります。アナボリ彼方を混ぜる人もおり、差しは中盤スキルは使いすぎずに控えておくスタイルが主流です。

しかしデジタルの実質固有スキル(タイシンの迫る影ポジ)である狙うは最前列！には順位条件がありません。予定が狂って前めの順位につけてしまっても、そこから加速スキルを出せれば逆に勝ち確です。マイルでは豪脚が強すぎるので他の差し追込が積極的に前に出てこないであろうことも最前列！の強さを後押ししています。
他が真似しようとしてもアオハル燃焼・力ぐらいしか選択肢がありません。しかも最前列！にはレーン移動効果もあるので自動垂れウマ回避のおまけつきです。

もちろん環境はこのデジタルの強さを織り込み済みで変化します。乗り換え豪脚頼りの差しがデジタルに勝てないとあれば瞬時に絶滅してデジタルに不利な環境に変わる可能性は十分にありますが、現時点ではダートマイルのトップメタの最有力候補がデジタルになると思います。
ただし本当の固有スキルは別に強くはない(弱くもないが)なので、因子で考えたときは必須キャラではありません。最初に書きましたが自分ならセイウンスカイにすると思います。