白猫プロジェクトにおける火力(ダメージ)の計算/検証方法について解説しています。火力検証におすすめのクエストについても記載しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

はじめに
※GameWith白猫攻略では、各キャラの初撃ダメージをもとに火力を算出しています。
火力に関わる要素
- 攻撃力の基本値(限界突破や石板も含む)
- 武器
- タウン
- オートスキル
- リーダースキル
- 強化スキル(バフなど)
火力 = 初撃ダメージ × スキル倍率
火力とは、主にキャラのアクションスキルによって与えられるダメージのこと。
通常攻撃の1発目(初撃ダメージ)を基準とし、それの何倍のダメージをスキルによって与えられるか(スキル倍率)で考えていく。バフなど強化スキルの扱いについては以下で詳しく説明するぞ。
初撃ダメージの計算方法
初撃ダメージとは?
初撃ダメージとは、通常攻撃の1発目で与えられるダメージのこと。初撃ダメージを基準として、スキル倍率や火力を検証していく。
初撃ダメージ = 攻撃の総合値 × 初撃倍率

初撃ダメージは、キャラの攻撃総合値(画像内1241)がそのまま反映されるわけではない。攻撃総合値と職業ごとに設定された初撃倍率を掛け合わせることで、初撃ダメージを算出できる。
攻撃の総合値の計算方法は?

攻撃の総合値は、以下の計算式で算出できる。
注意すべきは、限界突破・武器・石板による上昇値は基本値に直接加算されるという点。また、小数点以下は切り捨てて計算をしていく。
計算式 |
---|
(基本値+武器+石板)×タウン×オートスキル |
初撃倍率は職業ごとに決まっている
攻撃総合値と職業ごとに設定されている初撃倍率を掛け合わせることで、初撃ダメージ(通常攻撃の1発目のダメージ)が分かる。
ここで出た初撃ダメージにスキル倍率を掛けると、そのキャラのスキル火力が算出される。
職業ごとの初撃倍率
剣/竜 | 0.4倍 |
---|---|
拳/槍/弓/魔 | 0.5倍 |
斧 | 0.625倍 |
双 | 0.425倍 |
変 | 0.35倍 |
実際に計算してみよう!

1241(攻撃総合値) × 0.5(拳の初撃倍率) ≒ 620
初撃ダメージは約620だと分かったが、実際のダメージには±5%の揺らぎが掛かる。白猫におけるダメージに若干のバラつきがあるのはこのためだ。
620×1.05=651(最大値)
620×0.95=589(最小値)
以上の計算により、今回の初撃ダメージは589から651の間で変動することが分かった。これは上記画像で検証したダメージとほぼ一致している。
スキル倍率の計算方法
スキル倍率とは?
スキル倍率とは、スキルによって初撃ダメージの何倍のダメージを与えられるかという指標のこと。
例えば、初撃ダメージ300のキャラが倍率30のスキルを使った場合、9000ダメージに期待できる。
スキル倍率 = スキル火力 ÷ 初撃ダメージ
スキル倍率は、敵やオブジェクトに与えたダメージ実数を初撃ダメージで割ることで算出できる。
スキル倍率は各キャラの評価記事に!

GameWith白猫攻略では、各キャラの評価記事内に詳細なスキル倍率を掲載している。ボタンを押すことで倍率が表示されるので、ぜひ活用しよう!
星4キャラの最新評価一覧強化効果について
強化の種類によって火力が変わる
キャラの火力を上げる要素として、主に「攻撃力UP」「アクションスキル強化」「アクションスキルのダメージUP」「チャージ」の4つがある。
これらの効果が掛かる箇所はそれぞれ異なるため、火力にも少なからず差が出てくる。
茶熊ツキミを例に検証!

検証条件
- キャラ:茶熊ツキミ4凸
- 武器:攻撃+142
- 石板:攻撃+50
- タウン:117.5%
強化効果なし

茶熊ツキミのスキル1は、1ヒットあたり約3.2倍。
オートスキルの影響で、クエスト中はHP70%以上で攻撃力が1.5倍に。
総合値:(401+142+50)×(2.175)×1.5=1933
初撃ダメージ:1933×0.4=773
スキル火力:773×3.2=2473
揺らぎ:2349〜2597
攻撃力50%UP

キャラの攻撃力を強化する効果。計算式ではオートスキルに加算される。
スキル2で攻撃を50%強化することで、オートスキルと合わさり攻撃力は2倍になる。
総合値:(401+142+50)×(2.175)×2=2578
初撃ダメージ:2578×0.4=1031
スキル火力:1031×3.2=3299
揺らぎ:3134〜3464
アクションスキル強化+30%

火力を強化する効果で、計算式の最後に掛かる。
武器のスロットスキルにアクションスキル強化+30%を付けて検証してみた。
総合値:(401+142+50)×(2.175)×1.5=1933
初撃ダメージ:1933×0.4=773
スキル火力:773×3.2×1.3=3214
揺らぎ:3054〜3376
アクションスキルのダメージ+50%

こちらも火力を強化する効果で計算式の最後に掛かるが、属性ダメージは強化されない。
スキル1でアクションスキルのダメージ+50%を掛けて検証してみる。
総合値:(401+142+50)×(2.175)×1.5=1933
初撃ダメージ:1933×0.4=773
スキル火力:773×3.2×1.5=3709
揺らぎ:3524〜3895
チャージ

ドラゴンライダーのチャージはアクションスキルを50%強化。こちらも計算式の最後に掛かる。
総合値:(401+142+50)×(2.175)×1.5=1933
初撃ダメージ:1933×0.4=773
スキル火力:773×3.2×1.5=3709
揺らぎ:3524〜3895
4つの効果を重複させてみる!

上記の4つの効果を重ね掛けしてみる。「アクションスキル強化+30%」と「アクションスキルのダメージ+50%」は加算で計80%アップとして扱われ、そこへさらにチャージによるアクションスキル50%強化が乗算されているのが分かる。
総合値:(401+142+50)×(2.175)×2=2578
初撃ダメージ:2578×0.4=1031
スキル火力:1031×3.2×1.8×1.5=8907
揺らぎ:8461〜9352
加算か乗算かはどうやって決まるの?
今回の「アクションスキル強化+30%」と「アクションスキルのダメージ+50%」は加算されたが、チャージによるアクションスキル強化は乗算。
推測にはなるが、アクションスキル強化を分別するカテゴリが2つ以上存在しており、同カテゴリ内であれば加算、異なるカテゴリ同士であれば乗算として扱われるのではないかと考えられる。
ただし、例外も数多く存在するため、キャラごとに検証していく必要がある。
カテゴリA
- アクションスキル強化+◯%
- アクションスキルのダメージアップ(バフ)
カテゴリB
- チャージ
- チャージ時にアクションスキル強化+◯%
- 敵撃破時にアクションスキル強化+◯%
- 残りHP/SPが多いほどスキルダメージアップ
火力検証におすすめのクエスト
おすすめは「バロン道場練武室」

防御値を持たないオブジェクトが置かれているため、検証にはもってこい。ただし、クリティカル/分散/膨張ダメージや、ヒット数/撃破数依存のスキルは詳細な検証が行えないのがネック。
特殊な検証はTCクイーンで!

練武室ではまかなえないクリティカルダメージやヒット数/撃破数依存のスキル検証は、協力★5タイムチャレンジ!!【クイーン】がおすすめ。HPが約50万あり、移動しないので検証が楽。
ただし、クイーンには防御値が設定されているため、詳細な検証を行う場合は防御DOWNなどのデバフを掛けてからが有効。
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