絶傑の継承者後半環境のクレストビショップをやり込んでいるライターが、BEYONDクラス到達を目指す中~上級者向けに、構築・マリガン・立ち回りを完全解説します。
この記事について
クレストビショップを徹底解説

この記事は、クレストビショップでのBEYOND到達経験・公式大会の入賞経験のある筆者による、絶傑の継承者環境のクレストビショップ徹底解説記事になります。自身のこのデッキの知識を可能な限り言語化した内容になりますので、参考になれば幸いです。
あくまで筆者個人の見解
なお、この記事で述べている内容はあくまで筆者個人の見解となりますので、参考程度にお願いします。
中~上級者向けの内容
こちらの記事は、BEYOND到達を仮想の目標として設定しています。そのため必然的にLEGEND~BEYOND帯を目指す中~上級者向けの内容となっているのでご注意ください。
クレストビショップというデッキについて
- デッキの簡単な解説
- 環境での立ち位置
- 各デッキとの相性
デッキの簡単な解説
このデッキは永続バーンダメージによる圧で相手のリソースを奪いつつ、除去と回復でコントロールしながらバーンダメージで相手を追い詰めるデッキです。豊富なドローソース、回復、除去が揃い、ロングゲームに持ち込んだときは破格の強さを発揮します。
プレイング次第で受けにも攻めにも寄せられる
対面や状況次第で豊富な除去、回復、守護でコンシードしたり、バーンダメージを積み重ねて押し切って勝つことも可能で、プレイング次第で様々な戦法が取れるのが強みでもあります。
環境での立ち位置
クレストビショップは環境で見かけるメジャーなデッキに対して極端な不利がなく、どんなデッキに対しても広く戦えるのが強みです。競技環境的には一定の地位を確立していますが、ランクマッチ環境では人形ネメシスやほーちゃんドラゴンが増加し、若干立ち位置を落としています。
各デッキとの相性
| 有利〜微有利 | |
|---|---|
リノE | 有利。エルフ側の盤面が弱いためマーウィンのバーンが通りやすい。ウィルバートを絡めた守護盤面を作ったり、空盤面を作ってフェアリーやカーバンクルの当て先を無くしてリーサル要求値を上げることでOTKの完成をさせない立ち回りがしやすい。 |
疾走D | 有利。ドラゴン側の出せる打点が読みやすく、相手のリーサル圏内に入らないように除去と回復でコンシードしていればドラゴン側のリソースが先に尽きて勝ちやすい。 |
テンポE | 微有利。序盤のテンポムーブに負けないよう除去と回復を徹底していればマゼルベインに行くしかなくなるので、マゼルベインに行かせたらバーンダメージを通していけば回復が足りなくなり10T付近で倒しきりやすい。 |
アグロNi | 有利。ミッドレンジNとは違い終盤の強い動きが少なく、序盤除去と回復に徹していれば凌ぎきりやすい。フィニッシャーが疾走に寄っているため、多面守護盤面を意識して作るとリーサルを避けやすい。 |
モードNi | 微有利。基本的にロングゲームになり、モードナイトメア側の展開に対して適切な処理を当てていけばこちらの打点量が相手の回復量を上回ってバーンダメージで押し切ることができる。除去が足りなくなった瞬間にキツくなるためリソースの切り方が重要。 |
| 五分 | |
スペルW | スペルW側は盤面作りと回復と処理は同時に行うのが難しいため、毎ターンダメージを継続して与えていくと回復のために不本意なノーマンやODの切り方をさせることができ、相手のコンボ成立を防いでコンシードするのが主な勝ち筋。 |
財宝R | やや微振り寄りの五分。序盤のフルムーブを返せないとそれだけで負けてしまうが、序盤を凌げば後は疾走とシンセライズを警戒しつつクレストを溜めて恩寵を打てれば得意なレンジで勝負ができる。コンシードの立ち回りが最も重要なマッチ。 |
| 微不利〜不利 | |
エズディアE | 不利。フェアリービーストやギルネリーゼでの回復も強力な上にOTKターンが早く、失意や甘露が集まる前に相手のOTKが決まりやすい。盤面を作ってフェアリービーストやエズディアを安着させない動きが大事。 |
ミッドNi | 微不利。2〜6Tの横並べの対処が難しく、1度処理が漏れると祈祷者や団結者で体力4以上の盤面を並べられ、セイントフラッシュでの処理ができずにそのまま押し切られやすい。祈祷者や肯定者で体力4を出して祈祷者のランダム3点を強く使わせないのが大事。 |
人形Nm | 不利。人形でテンポを維持しながらの盤面形成で体力を削られやすく、常に多面展開されるため奔流が機能しづらい。処理と回復を徹底しつつツヴァイやオーキスの回答を常に用意して処理漏れで詰まないようにするのが大事。 |
構築・採用カード解説
- 確定枠解説
- 採用候補解説
- 現在のオススメ構築
確定枠解説

| カード | 解説 |
|---|---|
![]() | 穏やかなる教会 3枚確定。初手に来ると初動が安定しやすく、終盤以降も貴重なリソースカードとして腐る場面がほとんど無い。 |
![]() | 安息の肯定者 2枚確定。最も軽いコストで付けられるクレストで、クレストの数を稼ぐのに重宝する。3枚にすると脱法恩寵の成功率が上がったり、序盤のライフカットや手札減らしで使いやすくなる。 |
![]() | 狂おしき恩寵 3枚確定。ロングゲームを行う際の要となるカードで、クレスト5つで恩寵を打つと大きく勝利に近づく。恩寵を打てるかどうかが勝敗に大きく関わるマッチも多いため減らさない方が良い。 |
![]() | 颶風の天業グリームニル 3枚確定。最も簡単につけられる永続クレストが強力。マーウィンの前に置けると超進化でグリームニルのAOE後にマーウィンのダメージが入るのが強力で、盤面が強い相手には順番を意識したい。 |
![]() | 安息の祈祷者 3枚確定。貴重な回復札で、クレストがあるだけで生存能力が高くなる。 |
![]() | 干絶の顕現ギルネリーゼ 3枚確定。除去、回復、フィニッシュ打点と1枚で非常に役割が多く、特に甘露によるフィニッシュ打点は代わりが効かない。 |
![]() | 絶望の顕現マーウィン 3枚確定。デッキの核となるカード。 |
![]() | セイントフラッシュ 3枚確定。序盤の横展開への数少ない回答であり、終盤以降も細かい横並べを返しつつマーウィンのダメージを通したり、回復やリソースになり用途が多い。 |
![]() | 輝く失意 3枚確定。任意のタイミングで発動できる貴重な打点かつ回復で、設置して相手の盤面が空のタイミングで一気にリーダーにダメージを入れるのが強力。 |
![]() | 安息の団結者 3枚確定。進化を切ることでクレストカードを一気に集めることができ、クレストの数を維持しやすくなる。貴重な確定除去でもあり、序盤のアグロへの対処や終盤の超進化フォロワーの対処にも重宝する。 |
![]() | 嗚咽の聖騎士ウィルバート 3枚確定。永続クレストであり、守護で強い盤面が形成可能になる。必ずしも最速でプレイする必要はなく、相手の疾走打点が来る直前のターンに置いたり、グリームニルのAOEを使いたいタイミングで進化を切るのがおすすめ。 |
![]() | 邪教の器 3枚確定。全体破壊によってマーウィンのクレストや失意のダメージを確実にリーダーに入れる事ができ、相手の展開を返しながら攻める事ができる。暇なターンに置くことができれば相手の展開を常に牽制しつつ回復を強要できるのが強力。 |
![]() | 純白の聖女ジャンヌ 1枚確定。大抵のフォロワーを破壊しながら守護とバフで盤面を強くでき、守りと攻めを同時にこなせるのが強い。盤面放置に対して盤面を一気に強化して殴ることでプレッシャーを掛けられるため、0枚は非推奨。 |
採用候補解説

| カード | 解説 |
|---|---|
![]() | 安息の肯定者(3枚目) 3枚積むことで2Tや手札を減らしたいタイミングでプレイしやすくなり、ロングゲームになったときのクレスト数も安定しやすい。 |
![]() | 禁密の聖地 1〜2枚採用。1枚あることでロングゲームになった際に地道に回復を積み重ねて体力を伸ばせる。 |
![]() | 獣姫の誓約 2〜3枚採用。やることがない2Tに設置することで序盤のダメージカットが狙える。ミッドレンジデッキに対しての耐性をあげたい時に採用。終盤はジャンヌやウィルバートと合わせて強力な盤面を作ることができる。 |
![]() | セイクリッドインジェクション 1〜3枚採用。獣姫と違い盤面は作れないが1度置けば隙なタイミングで使えるのと、フォルテやアングレア、ツヴァイなどの獣姫で触れない盤面を対処できるのがメリット。 |
![]() | 安息の神殿 1〜2枚採用。リノE、エズディアE、スペルW、ミラーなどを意識する場合に採用。空盤面になるタイミングや相手の超進化が切れたタイミングで貼ることで大きなダメージをカットしやすい。 |
![]() | 神の雷霆 1枚採用。セイントフラッシュで取れない混融の祈祷者やエンハンスファイターなどを処理でき、さらに貴人やケルベロス、オーキスなどの処理が難しいカードの処理もしつつ浮いたコストでクレストカードを置いたりすることができるのが強み。 |
![]() | 水の守護神サレファ 1枚採用。アグロ、ミッドレンジデッキの序盤の横展開を返しつつ回復と守護で守りを固められる。ただし、クレストも溜められず進化を切らないと真価を発揮しないため、強いタイミングで使えないと腐りやすい。 |
![]() | 安息の継承者ヒメカ 1枚採用。使い所が難しく、ロックした盤面がマーウィンやグリームニルのクレストで破壊されてしまう場面だと使いづらい。ただ、クオンやギンセツの盤面を完全にロックして1ターンもらう事ができたり、事故でクレストが足りないときのクレスト要因になれるのが評価点。 |
![]() | 天の守護神アイテール 1〜2枚採用。1枚で強力な盤面展開ができ、更に出てくるフォロワーが高確率で守護なので、疾走系のフィニッシャーを止めやすい。リノエルフなどを強く意識する時に採用。 |
![]() | 純白の聖女ジャンヌ(2枚目以降) 2〜3枚採用。多投することでモードナイトメアや疾走ドラゴンなどの強力な盤面を対処しやすくなる上に、巨大守護で相手に処理を迫ることができるのが強い。強力な盤面デッキを意識する時に増やすのがおすすめ。 |
現在のオススメ構築
獣姫2枚構築

クレストビショップが苦手としている序盤のアグロムーブに対して獣姫を置くことでダメージカットを狙えるのが強みです。通常の構築だと暇になる2Tを埋めつつ、セイントフラッシュ1枚で取れないスタチウムや混融の祈祷者のポン起きを対処でき、さらに能力調整で増えた人形ネメシスに対しても強いので、雑多な環境で使う際の評価が高いです。
インジェクション1神殿1構築

対面にリノエルフ、スペルウィッチ、ミラーが多い環境なら神殿を採用することで高い防御力を獲得できます。インジェクションは序盤の混融の祈祷者などのきついフォロワーを対処しつつ、守護裏のフォロワーの処理ができたり、任意のタイミングで起動できるという獣姫とは別の強みがあり、幅広い対面に活躍できます。
詳細なマリガン解説
| 目次 | |||
|---|---|---|---|
| ▼全対面共通 | ▼対エルフ | ▼対ロイヤル | ▼対ウィッチ |
| ▼対ドラゴン | ▼対ナイトメア | ▼対ビショップ | ▼対ネメシス |
全対面共通のマリガン
| 後攻のみ |
|---|
絶望の顕現マーウィン |
どの対面に対してもこの4枚はキープすることが多いのでまずはこの4枚を確実に狙いましょう。また、各対面ごとにこれらの4枚に加えて追加でキープするカードを覚えましょう。
対エルフマリガン
エルフ対面はテンポエルフやリノセウスエルフを想定してマリガンします。序盤にダメージを受けるのが一番の負け筋になるため、セイントフラッシュ、祈祷者、獣姫、サレファ等を先後共通で単キープ対象にします。
| セットキープ | |
|---|---|
安息の肯定者 | 嗚咽の聖騎士ウィルバート |
教会+獣姫+セイントフラッシュ+マーウィンor団結者などのように序盤の動きが3枚ですべて揃っている場合は4枚目のウィルバートをセットキープするのもオススメです。また、後攻で教会+クレスト3コスト+マーウィンのように1〜4できれいに動いて最速マーウィンに行ける場合、肯定者をキープして2Tにプレイして後4のマーウィンで3点出す動きも強いです。
対ロイヤルマリガン
ロイヤル対面のマリガンもほとんどエルフ対面と同じく、序盤の横並べのアグロを最大限警戒したマリガンをします。基本キープカードに加えてそれぞれ自分の構築に採用している序盤に強いカードをキープしましょう。除去はどれか一つあれば十分で、複数ある場合は1枚だけ残してクレスト系のカードを探しましょう。
| セットキープ |
|---|
安息の肯定者 |
エルフ対面と違い、最速ウィルバートはオーディンで消されやすく、効果的に置けるターンが遅くなりがちなので、セットでもキープするのはおすすめしません。
対ウィッチマリガン
| 単キープ |
|---|
絶望の顕現マーウィン |
ウィッチ対面は中盤から積極的にダメージを与えて相手に簡単に準備の時間を与えないようにしたいため、先攻でもマーウィンをキープします。
クレスト系カードが他の3枚で十分揃っているときは、ウィルバートやインジェクションをキープしましょう。ウィルバートは永続クレストを付与しつつ盤面が強いためリソースを奪いやすく、インジェクションはアングレア等の厄介なフォロワーを処理したりダメージを確実に通したいターンに使うのが強いです。
対ドラゴンマリガン
ドラゴンは、序盤にマーマンで横並べをされると疾走で押し切られる展開が作られやすいので、セイントフラッシュキープがおすすめです。また、マーマン以外の場合はマーウィンの進化を切りやすいため、マーウィンを先攻でキープしても良いかもしれません。
対ナイトメアマリガン
ナイトメア対面は序盤の横並べや体力4のフォロワーに対抗するため、セイントフラッシュ、雷霆、インジェクションなどの除去札をキープして序盤の押し付けを通さないようにしましょう。また、体力4のフォロワーが混融の祈祷者に強いため、安息の祈祷者がグリームニルよりも強い場面もあり、単キープします。
| セットキープ |
|---|
安息の肯定者 |
2T2プレイすることで守護で序盤の攻撃を受けたり、体力4を立てることで祈祷者を素通りさせないのが強いため、他のクレスト系のカードとセットでキープするのがおすすめです。
対ビショップマリガン
| 単キープ |
|---|
絶望の顕現マーウィン |
対ビショップはマーウィンが遅れてしまうと一方的に攻められてしまうため、先攻でもマーウィンをキープします。
| セットキープ |
|---|
嗚咽の聖騎士ウィルバート |
お互いにクレスト数をいかに維持できるかが大事なので、グリームニルとマーウィンや団結者などが引けていればウィルバートもセットでキープするのがおすすめです。
対ネメシスマリガン
ロイヤル対面やエルフ対面とほとんど同じで、序盤の横並べのアグロやツヴァイを警戒したマリガンをします。基本キープカードに加えてそれぞれ自分の構築に採用している序盤に強いカードをキープしましょう。除去はどれか一つあれば十分で、複数ある場合は1枚だけ残してクレスト系のカードを探しましょう。
クレビショップの主なプラン解説
基本の立ち回り


クレストビショップの目指す勝ち方は大きく分けると、相手の展開や打点札を除去と回復で受け切るコンシードプランと、クレストを溜めて毎ターン相手のリーダーにダメージを入れつつ、失意と甘露を集めて1ターンで10数点の大ダメージを出すバーンプランの2通りあります。
コンシードプラン

序盤の攻めを挫いて体力を高い水準に保つことでリーサルをとるのに常に2ターン以上かかる状態を維持し、相手が攻めてきたタイミングで恩寵や失意で体力を戻して時間を稼ぐことで、徐々に相手の体力やリソースを枯らして詰ませるのが目標です。
コンシードプランの有効な対面
テンポE、財宝R、疾走D、ミッドレンジN、人形Nmなどのデッキは内在打点は多いものの1ターンで20点を出す方法が無く、更に打点を超進化に依存していることが多いです。そのため、序盤から徹底してフォロワーを除去しつつ体力を高く保ち続けられれば、相手は勝ち切ることができず、じわじわと体力差とリソース差がついて勝つことができます。
バーンプラン

コンシードプランとの一番の違いは、マーウィンや失意のダメージを効率よく相手のリーダーに通すために盤面の除去を行いながらクレスト数を維持することです。コンシードプランは体力を維持しながら負けないことを徹底しましたが、バーンプランでは相手よりも早く勝ちに行くために効率よくダメージや盤面を押し付けていくのが重要です。
バーンプランの有効な対面
主にリノエルフ、スペルウィッチ、モードナイトメア、マゼルベインデッキ、ミラーなどの、コンボ、コントロール系のデッキのときに狙います。耐えてるだけでは勝てないため、クレストを維持しつつ毎ターン盤面を除去して効率よくダメージを与えていくことでプレッシャーを与えることで相手のコンボ成立を妨害することで結果的に受けに回るよりも長く戦えることも多いです。
コンシードプランに舵を切ることも可能
相手コントロール、コンボ系のデッキでも、超進化を使い切らせたり、打点パーツを使わせてOTKを組むのが難しい状態になった場合、コンシードプランに切り替えていくことも可能です。
各対面ごとの立ち回り
| 目次 | ||
|---|---|---|
| ▼対リノE | ▼対財宝R | ▼対スペルW |
| ▼対モードNm | ▼対ミッドNm | ▼対クレストB |
対リノエルフ

クレスト数を維持して早期の削りきりを目指す

序盤は横並べでダメージを受けないように守護やセイントフラッシュで対処しつつ、マーウィンプレイ後はクレスト5つの状態を維持して毎ターンリーダーにダメージを入れていくバーンプランを目指しましょう。エルフ側は盤面を作る能力が低く、マーウィンのダメージがほぼ通るので中盤はクレスト数を増やすことを優先しましょう。
回復や守護はギリギリまで待っても良い

常に相手の森の神秘の数やベイルのコストを数えて相手のOTKラインに入っているかを確認して、入っていなければどんどん攻めていきましょう。祈祷者のクレストがついていれば攻めながら相手のOTKラインから遠ざかる事ができるため、最優先で付与したいです。
相手のバックウッドに強い形の盤面を意識

守護は有効なタイミングで置く

守護は相手がリノセウスを走らせたいタイミングに集中して置くことで効果的にリーサルを防げます。例えばウィルバートが1枚しかないときに最速でプレイするとリノセウスが走らないターンに守護を3枚失ってしまうので損ですが、相手が9PP付近でリーサルを狙っている場合9Tに3コストの守護と合わせて置くことで4面の守護を一気に処理しないとリーサルに届かないため処理要求値を大きく上げることができます。
対財宝ロイヤル

横並べからのスタチウムを絶対に通さない

ロイヤルの一番の脅威が序盤の横並べからのスタチウムによるイージーWINで、この動きを通してしまうとあっという間に敗北するので、守護を貼りつつセイントフラッシュやインジェクション、団結者で確実にフォロワーを除去しましょう。
クレストを溜めつつ守護や回復で遅延
序盤の横展開を凌ぎ切ることができると、その後は展開してくることが少なくなり、今度はアルベール、オーディン、シンセライズ等による空中打点が脅威となります。相手の疾走を通さないようになるべく守護を張りつつ、ギルネリーゼや失意で回復しながら盤面を除去しましょう。
2面展開を意識してオーディンを通さない

フォロワーを並べるときは可能であれば守護裏にギルネリーゼなどの進化フォロワーなどを置くことでオーディンが疾走をリーダーに通しづらくなります。失意を置く際にも同様に横に守護フォロワーか進化フォロワーを置くのが良いです。
クレスト5つで恩寵を打つのを目指す

体力を最低でも13以上に保ちながら守護などを張り続けることでほとんどのリーサルから逃れる事ができ、相手は分割リーサルを狙うしかなくなるので、相手が分割を狙ってきたタイミングでフルバリューの恩寵を打つことで分割が通らなくなり詰ませることができます。終盤は体力水準とクレスト数の維持を意識しましょう。
体力4の守護でアルベールを防ぐ

終盤は隙あらばアルベールを走らせようとしてくるため、常に体力4以上の守護を置き続けることでアルベールが2回顔を殴るのを防ぐことができます。アルベールを通さなければ大きな打点はシンセライズ+残光くらいになるので、意識をすると戦いやすくなります。
対スペルウィッチ

押し付けて弱いリソースの使わせ方をする

クレストを素早く溜めて毎ターン可能な限りリーダーにダメージを与えたり、盤面を作ることで、相手にノーマンや理光の証明を使わせることを強要していきます。ノーマンは回復量は高いもののEPを使う上に処理能力は低くスペブも止まってしまうため、中盤にノーマンを使わせると相手のコンボ完成が遅らせられます。
相手の盤面が弱いターンにアミュレットを設置

こちらが盤面を押し付けると相手が処理だけでターンを終えて来ることがあります。このタイミングで邪教の器や失意を置いておくことで終盤に強力な盤面を作られても貫通しながらワンショットキルが狙いやすくなります。
サタンODアスタロトは割り切るが疾走は止める

サタンODアスタロトだけは止めようがないので割り切りましょう。その分鬼呼びクオン→ODやサタン→OD→魔将のような疾走系のリーサルだけは確実に止めたいので、9PP時点でウィルバートなどで多面守護を貼ったり、攻撃力2以下の守護だけにして鬼呼びクオンをケアして、アスタロト以外の負け筋をなるべく潰すと勝率が上がります。
空盤面+神殿が強力

ウィッチ対面は超進化の吹っ飛び以外の空中打点が大型の打点しかないため、空盤面で神殿を貼ると非常に大きなダメージを防ぐことができます。邪教の器を開くターンなどに合わせてアクトできると高い耐久力を獲得できます。
対モードナイトメア

効率の良い処理をしていく

モードナイトメアの展開力とビショップの処理能力は拮抗しており、効率よく除去をしていかないと処理が間に合わず押し切られてしまいます。AOEを使う際はそのカードでないと返せないかを考え、後から強力な盤面を立てられた時に詰まないようにしましょう。
バーンプランで勝ちに行く

モードナイトメアはリソースと回復と展開札が豊富な上、OTKを構えることもできるため、コンシード寄りに立ち回りつつも隙を見てダメージをリーダーに入れていくのが大事です。モードナイトメアの回復は超進化が切れた後はギンセツの4回復くらいしか大きな回復がなく、相手の4回復を貫通してリーサルが取れるように失意や甘露を構えつつAOEで盤面をどかしてダメージを入れるのがコツです。
空盤面で準備のターンを作る

器や失意を置いて空盤面でターンを返すことで、ケルベロスやギルネによる回復を防いだり、盤面ロックをして次のターン以降にまとまったダメージを出しやすくなります。こちらの体力に余裕があったら狙ってみましょう。
対ミッドレンジナイトメア

基本はコンシードを目指す
ミッドレンジナイトメアは中盤の展開力や疾走打点が多い代わりにモードナイトメアよりもリソースや処理能力が低く、体力を削り切られなければロングゲームで優位に立ちやすいデッキです。序盤の高スタッツの押しつけと疾走打点に気をつけて体力を高く保ちましょう。
序盤の盤面展開を返す

序盤の腐臭のゾンビや混融の祈祷者による盤面の押し付けが厄介で、取り漏らしてしまうと横に団結者、アラガヴィ、コープスソルジャーなどを添えられてしまうので、セイントフラッシュ、獣姫、インジェクション、団結者で序盤の盤面をなるべく処理するようにしましょう。
先攻はグリームニルより祈祷者を優先

先攻3Tは安息の祈祷者を優先して出すことで相手の後攻3Tの混融の祈祷者のランダム3点に強い盤面を作れます。安息の祈祷者が生き残る事ができれば、4Tにセイントフラッシュと合わせて混融の祈祷者を処理できます。
アラガヴィをケアする

ミッドレンジNの特徴としてアラガヴィの有無が大きく、これのAOEを直撃させないようにプレイ順に気をつけましょう。
ウィルバートは後5に出せなければ遅らせる

ミッドレンジNiは7PPでのオーディンが強力なので、6Tにウィルバートを出すと返しにオーディンが直撃してしまいます。オーディンが間に合わない後攻5Tでウィルバートを出すか、間に合わなければ8,9Tで横にフォロワーを出しながらプレイして直撃を回避しましょう。
対ビショップ(ミラー)

打点と除去をいかにバリュー高く使えるかが鍵

ミラーはどちらかが先に打点を揃えた方が勝つか、先に何らかのカードが引けなかった方が負けます。基本的に引きの噛み合いによるところが大きいですが、道中の細かいカードバリューの差が終盤ギリギリ体力やリソースが持つかどうかに関わって来るので、とにかくカードの強さを最大限引き出すプレイを心がけましょう。
ウィルバートに奔流を当てる

ウィルバートは奔流以外では処理に2アクション必要なので、相手に気持ちよく奔流を打たせないのが大事です。相手が奔流を抱えているときはウィルバートを遅らせて肯定者や祈祷者といっしょに出すことで、奔流を当てづらくすることができます。
打点を抱え込んでOTKを目指す

相手の盤面が弱いタイミングで失意やギルネリーゼをプレイしてまとまった打点を出す準備をすることで、相手は高い体力を保ちつつ盤面に常にカードを出さないといけなくなるため、相手にリソースを使わせることができます。ただし、打点の準備をするターンはこちらも相手からダメージを受けやすくなるので、恩寵などでリカバリーができるようにしておきましょう。
相手のクレストの切れ目を狙う

相手のクレストが5つの状態で攻めても恩寵で帳消しにされてしまい打点を損するので、相手のクレストカウントが1のタイミングを狙って打点を入れたり、盤面を作るのが良いです。特に複数のクレストが同時に消えるタイミングや、相手が3枚プレイしたクレストが切れるタイミングは狙い目になります。クレストを補充しながら強い恩寵を打たせないようにするのを意識しましょう。
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